自由律俳句　＃192

【トレーナーになったあの頃の記憶】

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本日、2月27日はポケモンデー！
ポケットモンスターの第１作目、
「ポケットモンスター赤」と「ポケットモンスター緑」が発売された日です。

当時、私は小学校中学年。
「ポケモン赤」の方のソフトを買ってもらい、
夢中でポケモン(ゲーム)をしました。

転校したばかりで、新しい環境に戸惑っていた私は、
ポケモンを通して、たくさん友達ができました。
みんなでいっぱいポケモンを遊びました。
このゲームの最大の目的でもある、
ポケモン図鑑も、みんなで完成させました。

そして約３年半後、
続編である「ポケットモンスター金」と「ポケットモンスター銀」が発売。

私は「ポケモン金」の方を、ばあちゃんに買ってもらって、夢中でやりました。
時間や曜日のシステムが加わり、
夜にしか出現しないポケモン、
各曜日によって発生するイベントなどがありました。

ポケモンに性別も導入されて、
ポケモンはタマゴから生まれるというのもポケモン金とポケモン銀から。
ピカチュウの進化に関するウツギ博士の発表には、とても驚きました。

そして「色違いポケモン」
この要素が発表されたのもポケモン金とポケモン銀からでした。
私が１番最初に出会った色違いポケモンはコラッタでした。
ゲームボーイカラーの画面では、色違いのコラッタは白っぽく見えました。

ポケモン金の図鑑も完成させました。
とても嬉しかった。とても楽しかった。

そして、私は大人になって、
ポケモンの世界から離れてしまいました。

さらに新たな続編が発売されていることは知っていましたが、
私は冒険することをやめていました。
モンスターボールを投げなくなったのです。

そして、10年以上経過したある日。

当時、最新作だった「ポケットモンスターＸ」と「ポケットモンスターＹ」の、
とある情報を知るのです。

それは「メガシンカ」という新しい概念。

あの「ポケモン赤」や「ポケモン金」で、一緒に冒険したポケモンたちが、
さらに進化するというメガシンカ。

すごくワクワクしました。
一瞬で小学生のトレーナーだったあの頃の記憶が蘇ります。

「また冒険がしたい！」

そこから、過去の作品は中古のソフトを買って、
空白の部分を埋め直しました。
もちろんシリーズの新作も発売日に購入していきました。

第１作目の赤・緑から、
現在の最新作であるスカーレット・バイオレットまで、
本編のポケモンシリーズが全て手元にあり、
ここに私の冒険の日々が詰まっています。
これは私の大切な宝物のひとつです。
いつもワクワクさせてくれて、ありがとうございます。

そして、もうひとつポケモンに感謝したいことがあります。

私の父は、ゲームなんてしていないで、外で遊びなさいという父親でした。
ゲームをやりすぎて、禁止にされたこともありました。

そんな父が「ポケモンGO」に、どハマりしました。

母から「ポケモンGOばっかりやって全然家に帰ってこない！」と電話が来た時、
私はあの父がゲームをしている、それもポケモン。
ビックリしましたし、嬉しかったのを覚えています。

実家に帰った時に、父と一緒にポケモンGOをしました。
父は、地元のポケモンGOトレーナー達と、独自のコミュニティを作り上げて、
いろいろ人と「ポケモン」を楽しんでいました。
その姿は、まるで小学生の頃の自分を見ているようでした。

そして何より、父と一緒に「ポケモン」のことを話せるのが、
私にとって、とても嬉しいことでした。

この前なんて、父は孫(私にとっては甥っ子)と一緒にポケモンGOしていました。
モンスターボールの投げ方がまだまだだなーみたいなことを言っていました。
(私にはゲームを禁止にしていた時期もあるくせにー！)

でも、こうやって、
同世代や他の世代を繋いでくれるポケモンは、
もうただのゲームではないのかもしれません。

いつも私たちを繋いでくれて、ありがとうございます。

私はポケモンがあったから、ひとりぼっちじゃなかった。
ポケモンを通して、たくさんの出会いがあったし、多くのことを学びました。
だから、私はこれからもモンスターボールを投げ続けるでしょう。

ありがとう、ポケモン。

そして私たちの冒険はまだまだ続く。
「続くったら続く！」

TO BE CONTINUED

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