すずき

読み物の感想がメイン

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最近の記事

お届けチームでオーナーシップを持っていくぞ

この記事は 10X アドベントカレンダー2023 12日目の記事です。 前日の記事は genkey6さんの Relay Proxyを活用してLaunchDarklyを導入する でした。 10Xのお届けチームのSWE鈴木です。10Xには入社1年が過ぎました。 今回はこちらの記事でも書いているお届けチームでしている、自分たちのあずかる領域のプロダクトにオーナーシップを持って仕事をするために行なっていることを紹介していきます。 オーナーシップを持つなんて当然じゃない?という意見

    • ITエンジニア採用とマネジメントのすべて を読んだ

      なんだかんだ採用に取り組むこと多いけど、本を読んで知識を蓄えたことなかったなーと思ったので手に取った。 ITエンジニアの採用事情は他の職種と乖離があると感じているので、ITエンジニア用の本をチョイスしてみた。 求職者として読んでみて残念ながら自分は自分自身の転職の場数をよくこなしているので、振り返ってみるとあーそういうことだったのか!という気づきがあって面白かった。 オフィスアピール Webページ映えしてアピールでき、働くイメージが持ちやすいようなオフィスの画像が○とい

      • イシューからはじめよ を読んだ

        リアル本も持っているが、電子書籍でも購入したので二週目をした。 ソフトウェアエンジニアに向けて。という本というわけではないが、ソフトウェアエンジニアで仕事をするうえで重要なことと繋げられることがよく書いてあると思っている。 特に第1章は採用する技術の探索比較検討(技術調査)する時に重要な思考の持ちようが書いてある。 技術調査とイシューなぜ調査したいのか考えないとね 仕事をしているとポイ〜っと「これ系の技術調査して!!!」と投げられることがあるだろう。若き日の自分は先輩や上

        • ラディカル・プロダクト・シンキングを読んだ

          すげーいいプロダクトを作るにはどうしたらいいんだろうなー。と考えるとプロダクトマネジメントが大事そう。だと思い。 この本にたどり着いた。 プロダクトにはビジョンが大事。大事だけどビジョンを持つだけじゃダメで、ビジョン駆動型のアプローチをとるべき。 プロダクトとは世になんらか変化をもたらす仕組みだという。 プロダクトを作ることが目的になってはいかん。ということだ。 真の目的から外れた機能追加に一生懸命になっているうちに、競合は利用者の課題を解決して自分たちを抜き去っていくと

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          プラットフォーム革命 を読んだ

          世にある数多のプロダクトで目指す立ち位置として「プラットフォーム」という言葉はよく見るが、そのプラットフォームとはなんたるや。をこの本は教えてくれる。 「プロデューサ」と「消費者」を結びつけ価値交換を可能に、円滑化するのがプラットフォーム。という答えにたどり着くための事を事例と共に読める。 コア取引プラットフォームの中核をなす取引のことだ。ユーザ同士がコア取引を繰り返すことでプラットフォーム自身の価値が高まるという。 コア取引のための在庫をプロデューサが生み出す。 プラッ

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          センスは知識からはじまる を読んだ

          タイムラインに「Kindle Unlimitedで読める!!」と流れてきたので読んでみた。 筆者の思う「センスとは何か」を説明する本で、その「センス」が仕事をする上で役立つという話を上げてくれる。 「センスとは生まれ持って良し悪しが決まるのではない。」ということだ。そのセンスは知識によって磨かれ、仕事を進める上で重要。 センスってなにかわかった気がするぞ!ソフトウェアエンジニアとして働いている故か知識がモノをいうので、筆者の説明するセンスがよくわかった気がした。 知識がな

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          実践Firestore を読んだ

          Firestoreって人気あるよなー。という印象があったので過去に触っていたFirebase Realtime DatabaseやCloud Datastoreとはどう違うんだろう? また、 Dynamodbとの違いなんかもわかるとイイな。で本を開いてみた。 Firestoreの正体のっけから核心に迫ってくれる。 「クライアントアプリから読み書きが可能なデータベース」といったところだった。 Realtime Databaseがここに取り組んだが、弱点であったデータモデルやク

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          事例で学ぶ BtoBマーケティングの戦略と実践 を読んだ

          プロダクトを販売するための活動について自分は詳しくないのでこれを読んでチョットでもわかるようになるぞ!というモチベーション。 本の選定理由はAmazon Kindle Unlimitedに含まれていたからさ! コロナ禍による変化コロナ禍以前でもDXが良く出てくるワードだったが、以降でBtoBの取引における営業、マーケティング活動においてはデジタル化、オンライン化が企業の存続のための必須要件になってきたという。 まあ、飛び込み営業とかは今やったら問題になりそうだよね。そもそ

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          パーパス・マネジメント を読んだ

          会社がうまくいくには事業とカルチャーの両輪がうまく回ることが重要、事業においても事業をやっていくのは人間の集まった組織になのでカルチャーは重要。カルチャーの形成はMVVを決めて自分たちの在り方を言語化することで進めていける。 というのが、 を読んでわかった。 パーパス・マネジメントの帯を見ると「ミッション・ビジョンはもう古い。一番大事なのはパーパス」なんて書いてあった。 なるほど、それは興味深い。というわけで読んだ。 パーパス(PURPOSE)とはその会社の存在意義のこと

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          カルチャーモデル 最高の組織文化のつくり方 を読んだ

          カルチャー大事やんなー。というのは労働者としてわかっている。それは自分の経験からわかり、自分の言葉でそれを説明できるがあくまで「自分がそう思っている」にとどまっている。 体系的知識をインプットしたことはないのでこの本を読んでカルチャーのなんたるやを得るのだ。 カルチャーの重要性自分の認識だと採用活動とその後のEX(Employee Experience)に強く影響する故に重要だという一側面だけの認識だった。 本では企業ブランディングやビジネス上の意思決定のスピードにも強く影

          カルチャーモデル 最高の組織文化のつくり方 を読んだ

          video.jsで動画再生できんとなったが自分のポカだった

          video.jsとは動画再生をいい感じにしてくれるライブラリなのだ。 プレイヤーをいい感じに提供してくれたり、カスタムをできる口を提供してくれる。 プラグインを活用することでYoutubeの動画をシームレスに再生したり、HLSで動画を再生することを可能にしてくれる。 なにがあったのか雰囲気で利用しようとしてうまくいかなかった。 うまくいかなった原因がしょうもなかったので戒めに記事に書くのだ。 video.jsを利用すると利用すると動画プレイヤーの様子が変わる。 自分の動

          video.jsで動画再生できんとなったが自分のポカだった

          testcontainers-goを使ってテスト時にカジュアルにコンテナを起動する

          testcontainers-goというツールがあるので使ってみる。 testcontainersはGoに限らずいろんな言語で実装が存在する。 自分は過去にScalaのライブラリをお触りしたことがある。 testcontainersと言っているものの、用途は別にtestに限るなんてことはない。いい感じにコンテナを立ち上げて落とせるライブラリなのだ。 使ってみたREADMEを参考に徐にこんな関数を定義してみる。 package test_utilsimport ( "c

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          プロダクトマネジメントのすべて を読んだ。

          すごい情報量の本だった。 他の方々のレビューにあるようにこの一冊があればマルッとわかる!っというのを感じることができた。 プロダクトマネージャーになるプロダクトマネージャーとはどうなるんだろう?と疑問を持っていたが本を読んで自分なりに答えが得れた。 プロダクトマネージャーには「ビジネス」「UX」「テクノロジー」の3領域のスキルが必要だ。 まずは、自分が自信を持てる領域や実績がある領域を1つ立てることが重要という。 ということはプロダクトマネージャーは最初からプロダクトマネ

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          プロダクトレッドグロースを読んだ

          プロダクトをプログラムを書いた実現する。っていうのは生業としてやっているんだけど、視野を広げたくて「売る」とか「売れる」みたいなキーワードから手にとって読んでみた。 自分の頭に残ったのは下の三点あたりだった。 * フリートライアル、フリーミアム、デモといったプロダクトとの最初の接点 * フリートライアルのための開発を渋るCTO * ボーリングレーン・フレームワーク フリートライアル、フリーミアム、デモといったプロダクトとの最初の接点プロダクトとの最初の接点になるであろう、

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          Dartのパフォーマンス観測を試みる

          Dartでサーバ実装をしてみたいぞ!という前提。 基本的にはDart DevToolsやDart VM serviceが使える。 dart run --observe bin/server.dart と、--observeオプション一つでこれらのツールが有効になる。 これらのツールが優れものでGUIでCPU Profiler、Memory Profilerなど提供してくれる。 しかし、逆にGUIでしか数値を得られないのだ。 とにかくパフォーマンスの数字は何処かへ連携して

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          Goの無料Continuous Profilingを試みる

          Continuous Profilingとは…! 本番環境で継続的にプロファイリングをすること。 本番環境で稼働するアプリケーションには大体DatadogやらGCPならCloud Profilerなど何かしらサービスを導入することで可能にするだろう。 自分的には本番じゃなくてもContinuous Profilingをしたいときはあって、負荷試験中がそのときなのだ。 負荷試験中でもDatadogなりつかってしまえばいいのだが、まあ色々な理由で使えない時もある。 負荷試験

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