自分らしさってなんだろう？

自分らしさってなんだっけ？

「自分らしさ」という言葉をグーグルの検索窓に入力している自分がいた。そこで見つけた答え。答えというか書いてあったこと。

「自分軸か他人軸か」「好きなことをする」

そんな答えを求めてんじゃないわよって感じ。好きが見つからないから悩んでいる人もいるし、自分軸か他人軸かなんてその時々によって変わるでしょって話。

自分らしく生きることができたら幸せになれるかもわからないし、自分らしく生きることができなくても、幸せに生きることができている人もいることも確かな事実。

僕自身だって、自分が自分らしく生きることができているかなんてわからないし、どうやったら自分らしく生きることができるんだろう？というか自分らしく生きるの定義って何なの？ねえ先生、どうか教えてよ。

「自分らしく生きる」

そんな言葉が飛び交う社会。誰もが自分らしく生きることを願う。でも「自分らしさ」を、本当の意味で理解している人ってどれぐらいいるんだろうか？

「自分らしさ」は人によって定義は違う。

自分が自分らしく生きることができているって、決めたんならそれはきっと正解だし、そう思い込んでそのまま死んでもらいたい。

いつから気になった人の目？子どもの頃は人の目を気にしていましたか？

人の目が気にならなくなったら、また子どもの頃のように、無我夢中で駆け抜けることができますか？

子どもの頃はきっと自分が興味のあることに、時間を忘れて熱中することができていたはずだよな。子どもの頃のように時間を忘れて、何かに熱中することが自分らしさなのかな？

「自分らしく生きる」ってなんだろう？

もうわからないよ、何もかも。向き合えば向き合うほどわからなくなる「自分らしさ」。あるものではなくないものばかりに、目を向けてしまうから参ってしまう。

僕にはないものが多すぎる。でも自分にしかないものもきっとある。こうやって自分を肯定し続けなければ、僕は僕自身でいることをきっと諦めてしまう。

文章を書くことも、企業の広報をお手伝いすることも、自分のやりたいことだと思っていた。今もやりたいことには変わりないんだけど、でもそれが自分らしい生き方なんてわからない。

好きなことをすることが「自分らしさ」なら、なぜこんなに苦しくなってしまうんだろう？

素敵でいろんな人に共感される文章を書けたなら、今の苦しみは全て報われるのかな？

好きなことで憂鬱になったり、やめてしまいたいと思うほど悩むのならいっそのこと自分らしさなんて追求しなければ良かったと思う日もある。

たった1回しかない人生に、ないものねだりが無駄なんてことはわかっているんだよ。でもその無駄すらも愛せる自分でいたいんだよ。他人が無駄とか勝手に決めるなよ。無駄かどうかは自分自身に委ねろよ。

自分と向き合うのはいつだって辛いものがあるね。「無駄なんてない」って胸を張って言えるそんな強い人間になりたいよ。

「自分らしさって何だ？」という問いを繰り返せば繰り返すほど、堂々巡りを繰り返してしまうけど、それすら無駄ではないと言い張ってしまおう。

「自分らしさ」とかそういうのはよくわからないけど、もうやりたいことをやってしまおう。

死ぬまでは刹那的な生き方をしていよう。

今を大切に。過去は踏み台に。未来は自分の手で素敵に変えてみせろよ。