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ゆとり

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2020年8月の記事一覧

紀里谷和明氏の本を作ったら人生を無茶苦茶にされた話

※この記事は、紀里谷和明氏の著書『地平線を追いかけて満員電車を降りてみた』(文響社刊)の担当編集である編集集団WawW! Publishing乙丸益伸が記す。

その途上に死すとも、我が人生に一片の悔いなし!
「瞬さ・・・、俺・・・、この本を担当できるんだったら、これで俺の編集者人生が尽きてもいいわ・・・」

僕が、2015年11月に、当時の部下(瞬(仮名))に対して発した言葉です。

それは当時

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大切な人のためにお金を使う喜び

大切な人のためにお金を使う喜び

『与えよ、さらば与えられん』

いつだったか、ふと目にしたこの言葉がいまも私の心に刻まれている。

これまでも自分なりに意識してきたことではあったけど、最近は特に「誰かのためにお金を使うこと」を強く意識している。例のパンデミックの影響もあると思う。相手が私のことをどう思っているのかは置いておくとして、私が大切に思っている人たちに対しては、時間もお金も惜しまず使いたいという意識が今年になって強くなっ

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愛情自給率を上げていくということ(愛を求めて彷徨うのはもうやめよう)

愛情自給率を上げていくということ(愛を求めて彷徨うのはもうやめよう)

私たちは大人(親、ないし親の役割を代理する大人)たちに育てられて大人になった。
大人たちは子供だった私たちに寝床を与え、食べ物を与え、着るものを供給してくれた。なぜなら子供には、それらを自分で自分に供給する能力がないから。
子供だった私たちは親からの世話を受け取り、成長し、それらを自分で供給できるようになった。働いて金を稼ぎ、住処を確保し、食べ物を買ってくるか作るかして食べ、自分で買った服を着るよ

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