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「老害(ろうがい)」という言葉が使われ始めて、多くの人が気にするようになってきました。その反面、「長生きしてね」という言葉が死語になりました。時代の移り変わりとは怖いですね。

昔話に説教、趣味の講釈、病気自慢。そうかと思えば、無気力、そしてクレーマー。
老害をまき散らす老人たちと、それにうんざりして「頼むからどこかへ行ってくれ」とさえ思う若年層。でも、口には出せない。
老害側にいくら言い分があろうと、若年層はストレスをためるばかりだ。
それなのに「終活」は早いうちから考え始めた方がよいと世間は煽る。
若年層のはずの50代、いや60に手が届く子供世代は得体のしれない焦りを感じている。
その子供たちも複雑な事情や心情を抱える。

一方の老害側も感じている。老人を婉曲に別枠に入れる世間の風を。
そして、人生百年と言われても、一体どう生きたらいいのか…と。

原作は内館牧子さんの『老害の人』です。『終わった人』『すぐ死ぬんだから』『今度生まれたら』に続く著者「高齢者小説」第4弾です。

老害の人/内館 牧子 (著)

伊東四朗さん
「私のような年配の方が“老害”となって影響を与えている、そんな姿がドラマになっています。皆さんのご家庭でも参考になると思いますよ」

プレミアムドラマ「老害の人」

【放送予定】
2024年5月5日(日)スタート<全5話>
毎週日曜 よる10:00~10:49 [BSP4K][NHKBS]
【原作】
内館牧子
【脚本】
真辺克彦、小嶋健作、大島まり菜

すでに第一話が終わりましたが、問題ありません。第一話は、プロローグのような感じで、出演者の紹介的なストーリーでした。老害に値するような問題は、ほんの少し兆しが見えただけで、まだそんなに起こっていません。これから観始めても問題なく楽しめます。自分が老害にならないよう、勉強することにしましょう。

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