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いよいよ本格的な議論が始まるのか、気になるところですが、2類相当から5類への話はご存知でしょうか?

新型コロナウイルスが蔓延してから約3年。人類はずいぶん大変な時期を過ごしてきました。先日のサッカー・ワールドカップの映像を観ていると、マスク姿の人は皆無。隣の人と抱き合って喜んでいました。世界ではもう終焉したのか? そう思われた人もいるはずです。じゃあ、日本は? と思いますよね。

状況的にはもう一般の風邪やインフルエンザと同等になってきているようです。外出する時にはマスク不要になっていますが、ご存知ですよね? 密にならない、あるいは会話しない屋外では、マスク不要だと日本政府も宣言したのに、ご存知ない人がたくさんおられるみたいです。といっても、知らないのは高齢者だけかな? あるいは知っていてもマスク外すのが怖いと言われる人が多いです。

今の状況から日本政府が安全宣言することはまだまだないと思いますけど、5類に変更されたとしたら、ずいぶん緩和されることになるんですよ。下の表をご覧ください。

看護roo!より

新型コロナウイルスは別枠で一番上に書いてありますが、一応「2類相当」とされています。ただ、すべてに「〇」が入っていますように、感染者はとにかく隔離されるのが基本です。だから、新型コロナウイルスに感染したり、濃厚接触者と断定されれば、今日現在ではまだ一定期間、仕事はできないし、自由に街へ出ることもできません。それはすでにうんざりするほど、話を聞かされてきたはずです。

ところが、5類にもし変更されるとなると、「〇」の数がずいぶん減りますよね。というより、ほとんどありません。仕事を休まなければならないということもなく、外出制限もありません。と聞くと、良いことばかりじゃないかと思われます。でも自分が感染しているのに外出することで、他人に移す可能性が出てくるわけです。それに、ワクチン接種も有料となります。するとワクチン接種する人は、激減することでしょうね。5類になれば、インフルエンザや風邪と同等だと考えてください、ということです。

いま厚生労働省では、5類に変更するのか、まだしないのか、するならいつなのか、そんなことが議論されているということです。

厚生労働省が本格的な議論に入ったということは、現状社会ではすでに5類のような位置づけになっているのではないか、という見方があるからです。最終的にはお偉いさんが「決定」と言えば、決まる話なのでしょう。審議がどのような経過を辿るのか私は詳しく知りませんが、決まりましたと言われたら、その段階から私たちは5類として受け取る必要があるということです。

ご存じのように感染者数の急増とワクチンの広がりから扱いが緩徐に変更され、現在では実質5類と同等の扱いになっています。そのため、今回の検討はそれを実質的な5類という扱いから、実際に5類と同じであるということを明記するための作業と言えます。これにより、さらに濃厚接触者や接触者の出勤停止が緩和されるなどの生活の変化があるかもしれませんが、それ以上にワクチンや治療を受けようとしたときに自己負担がかかってくる可能性があります。現在はほぼ全て公費負担で、国家財政的にも非常に負担が大きいため、そこを是正するための動きとも捉えることができます。

この文章からすると、デスクワークでの問題だけのように感じます。誰かがエイヤー!って決めてしまえば、決まるだけのことかな、なんて思ってしまいます。日本は何もするにも決めるのが遅いので、たまたま世界水準とズレているだけなのかもしれません。もうそんなに怖がることないのだと思います。連日のマスコミ報道に惑わされているだけなのかもしれませんよ。

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