見出し画像

酒タバコをやめるためにストレスがかかるなら、やめなくてよい

あなたはタバコを吸いますか? 私は18歳から吸い始めて、27歳でやめました。それ以来、今60歳ですが、一本も吸っていません。

たばこは昔、今のような民営会社ではなく、「日本専売公社」という国の機関が販売していました。国の機関ですから「営利目的」ではありません。たばこを売れば売るほど税金が入る仕組みです。「三公社五現業(さんこうしゃ・ごげんぎょう)」なんて、今の若い人はきっと知らないと思いますけど、そんな時代もありました。ちなみに私が一番最初に就職したのは、そのうちのひとつ、電電公社でした。今は、NTTという営利目的の企業に変わっています。

それが今や、国が禁煙を勧めるわけですから、「掌を反すように」なんて言葉がぴったり当てはまるようなことが起こっています。

禁煙を勧める理由に、「肺がん予防」があります。病気になると、保険診療が増えるため、税金の支出が増えるからです。また、働き手を失うことも減収になります。

いろんなことを調べると、なんだかすべて「お金」絡みのことがとても多いように感じます。

レストランなどが禁煙になったのは嬉しいですね。自分が吸っていた頃は、まったくその逆だったのに、自分だって掌を返したように言ってしまいます(笑)みんな同じです。都合の良いように解釈するわけですから。

お酒はどうですか? 昔、アメリカでは禁酒令がありましたが、もしお酒が飲めなくなると困る人多いですよね。お酒だって、飲みすぎると体に悪いです。そうと知っておきながら、毎晩飲んで結局病気になった人もいます。「酒が原因で病気になったのなら本望だ」と言われていました。でも、酒が原因で怪我をしたり、会社をクビになった人は、本望だとは言わなかったです。「懲り懲りだ」と反省されていました。

酒もタバコもストレス解消には良いみたいです。が、それは頼っている人の言い訳のように聞こえる時もあります。ストレス解消のためなら、酒タバコに頼ることなく、他にも選択肢はいくらでもあります。

20歳くらいの時、「タバコやめる宣言」をした人がいました。「もしやめられなかったらどうする?」と言ったら、「ここにいるみんなに一万円ずつあげる」と宣言したのです。で、結局やめることができず、本当に一万円もらったことがあります。

60歳も過ぎれば、いろんな要素で病気になります。酒やタバコを無理にやめることありません。それこそ逆にストレスかかって、体に悪いです。周りに気を使うことだけしていただければ、それでいいと思うのです。

健康寿命を伸ばすためには、ストレスを無くすことも大事です。ヘビースモーカーでも肺がんにならず長生きされた方もあります。しかし、本当に自分の体を気遣うのであれば、何が必要なのか、ご自身が一番よく知っていると思います。どうか、ご無理のありませんように。


サポートしたいと思われるくらいまで頑張って書きますので、今はシェアかコメントをいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。