エナジードリンクは、疲労回復に効かない?
9/26(月)配信のPRESIDENTオンラインに興味深い記事がありましたので紹介します。
私は卓球をしていまして、試合に行くと必ずエナジードリンクを飲んでいる人を見かけます。朝9時から始まって、だいたい5時くらいまでの長丁場ですから、どこかのタイミングで必要があるのでしょう。一口飲んだことがありますが、私には飲めませんでした。「おいしいの?」と尋ねると、「おいしくないけど、頑張れるから」と言われました。
疲労回復、ストレス解消にエナジードリンクはとてもよく売れている商品だそうです。まずなんと言ってもイメージがとても良いですよね。CMが、若者の気持ちをグッと惹き付けるよう、うまくできています。
清涼飲料水でも角砂糖に換算される記事はよく見ますが、エナジードリンクも、すごい量になるんですね。
あれ? カフェインは思ったほど多くない。味からすると、もっといっぱい含まれていると思ってましたから、これは意外です。ただ、どの銘柄をチェックしたのか書いてないので詳細は分かりません。
う~ん、そりゃそうですよね。スポーツドリンクでも同じことが言えるわけですが、口にしない方が良いという記事ではなさそうです。どうやら、カフェインと糖分の問題かな?という記事になっていますね。
もうひとつご覧いただきたい記事があります。
5年ほど前の記事ですが、健康被害について書かれています。中を読んでみても、やはりカフェインと糖分のことが重要視されています。
私はコーヒーが大好きで、豆からドリップして抽出していますが、一日3杯飲みます。お茶も毎食飲みます。とすると、私はものすごい量のカフェインを毎日摂取していることになりますよね。(カフェイン量が先の記事と違うのは、銘柄が違うからだと思われます)
また、エナジードリンクの過剰な摂取が2型糖尿病の発症リスクを高めるということも書いてあります。それを紹介するのが下の図です。
これくらいの血糖値の上昇は、白米よりずいぶんマシですよ。ちなみに牛丼一杯食べると、血糖値は一気に150くらいまで上がり、約4時間もの間、平行線で数値が下がらないという計測データもあります。
血糖値の話もよく言われますが、まったく上げてはならないような報道をよく目にするのですが、そんなのは不可能です。また、血糖値を上げない食材ばかり選んでいると、インスリンの働きが逆に悪くなってしまうこともあるそうです。適度に血糖値を上げ、適度にインスリンの分泌を促してあげることも必要なのです。
すべてにおいて「適度に」「適切に」という言葉が出てきますが、なかなか難しいものです。何が適度なのかも分かりませんが、考えすぎると何も口にできなくなるし、考えずに食べていると病気になるし、難しい世の中です。結局のところ「自己責任で」となるのがオチです。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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