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韓国ソウルで悲惨な圧死事故が起こりましたね。151人が死亡、82人が負傷したそうです。どんな状況だったのか、事故直前の映像がありましたのでご覧ください。映像を見ると、狭い路地に大勢の人が集まった様子がうかがえます。(共同通信の映像で、限定配信みたいなのでそのうち削除されます)

もうひとつ見つけました。日本人YouTuberが生配信していた映像です。「将棋倒しになるかも」と言っています。

ハロウィーンのイベントが行われていたそうですが、このままだと、生死にかかわると、もっと早く気付くべきですよね。今回の事故を見ると、日本人ならば「2001年の明石花火大会歩道橋事故」を思い出したことでしょう。明石市の歩道橋事故では11人が死亡し、247人が負傷。雑踏警備を担当した元兵庫県警明石署地域官ら5人を在宅起訴し、有罪が確定しました。今回の韓国の事故ではどう裁かれるのでしょう。

今日「いってきまーす」と言って出かけたら、「ただいま~」と帰るのが当たり前だと思っているけど、それが当たり前ではないのです。「まさか」あの路地で死ぬなんて思いもしなかったでしょう。ハロウィーンのイベントを楽しみに出かけたわけですから、ワクワクしていたはずです。

もし、あんな状況になるとわかっていたら、回避したかも・・・
もし、あんな状況になるとわかっていたら、行かなかったかも・・・

こんな「もし~だったら」という話は、後からどんなに悔やんでも遅いのです。誰にだってそんな後悔の一つや二つあることでしょう。ただ幸いにして、運が良かったから今も生きているわけです。

ニュースを見ていると毎日いろんな事件事故が起こっています。

まさか、こんな住宅地で・・
まさか、こんな田舎で・・・
まさか、自分に・・・
まさか、今日・・・

こんな「まさか」という言葉をよく耳にします。そんな時、私はよく考えます。

もし、自分が加害者になったら
もし、自分が被害者になったら
もし、自分が目撃者だったら
もし、自分が第一発見者だったら

日常には、「まさか」と「もし」がたくさん溢れています。生死にかかわることや犯罪にかかわることでないにしても、自分にも何かが起こっているはずです。それは「悪い方」ではなく「良い方」の想定外もあります。良い方であれば、後悔することはありません。

高齢になるにつれ、いろんな想定外は、他人から受けるものではなく、自分の体の変化に起こってくることが多くなります。

もし、自分ががんになったら・・・
もし、自分が倒れたら・・・
もし、自分が立てなくなったら・・・

そんなことを考えて保険に入ったり、手すりを付けたりします。そして究極のこともあります。

もしかして、今日寝たら、明日はもう目が覚めないかもしれない。

「いってきます」と「ただいま」の話どころではないのです。高齢になると、明日はもう命がないかもしれない。そう思いながら眠らなければなりません。「そんなこと思ったことない」なんて言う人があれば、それはそれで幸せな人かもしれません。よほど恵まれた生活をされているのでしょう。

でも人は必ずいつかは死ぬのです。どんな偉人でも超人でも必ず終わりがやってきます。

今日も目が覚めたことに感謝しよう!

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