【詩】お盆休みの中腹で
ある晴れた日にあなたと墓標の話
空っぽの隕石に殴られて空想の昏倒
目をまん丸くしないので精いっぱいだった
わたしはあなたと一緒にいた
小さな宇宙の中では
いままさに白色の回転茶色の回転
茶色がお茶色じゃないのはなぜだか分かった
煙のにおいをかいでごらんよ
匙ばかりがめぐっていた
金属のボート、メッキがゴールド
あなたの唇はきっと渇き切る
その歌は歌い切られたことがない
ファミレスには夢がある
旗がたつ、歓声がある、つまりわたしは否定されて
座っている
すこしだけ、30歳を想像してもいいですか
炎にくべられたいのちを振り返りながら
笑った赤子の手にあるおもちゃ
無邪気なボタンが押されたのちに
煙にいぶされたあなた
あなたがわたしの、ひとつの墓標
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