
「こんなサービス考えてるんだけど、どう思う?」とユーザーに聞いてはいけない。
こんにちは。駆け出しUXリサーチャーのあやこです。未経験ながら、本や専門家に学びつつUXリサーチを始めて3ヶ月。
学べば学ぶほど奥深いUXの世界にハマりつつあります。
UXリサーチとは?
ユーザーの定性ヒアリング等から、ユーザーの心理やニーズを明らかにし、「ユーザーにとって真に必要なサービス仮説」を立てること。
未経験でもUXリサーチを始められる?
新規事業を企画するにあたり、ユーザー視点を理解する必要があったため、UXリサーチを始めることになりました。
幸い、周囲に経験者やアドバイザーがいるという恵まれた環境で学ばせて頂いていますが、インプットと同じくらい実践経験が大事だと感じます。
未経験でも興味があれば本を参考に始められると思います。ただ、経験的なノウハウが多いため、経験者に相談できる環境、沢山実践できる環境が望ましいです。
UXリサーチの参考書
以下の3冊が初学者にオススメです。
UXリサーチの目的
UXリサーチの目的は、ユーザーの潜在的なニーズを、ヒアリングやアンケートを通じて引き出すことです。
したがって、ユーザーに最初から"こんなサービスを考えていますが、どう思いますか?"と聞かないのが鉄則です。
大抵の人は、サービスを作ろうと熱意を持っている相手にネガティブなフィードバックをしにくいです。また、これまでにないサービスを作る場合、言葉でその内容を伝えても、ユーザーは十分理解できないため、"いいと思います"といった無難な回答になりがちです。
ある程度提供したいサービスが決まっている場合、不格好でもプロトタイプをモニターとして使ってもらう方が早く正しい評価が得られる。
(百聞は一見にしかず)
ヒアリングの姿勢
ヒアリングを行う時は好奇心を持った観察者の立ち位置で、ユーザーの経験・行動・その時の感情を聴いています。"マインドフル・リスニング"も用いて、相手の発言を価値判断しないこと、自分が欲しい答えを誘導しないことを意識します。
そこで得られた定性的な情報を整理し、潜在的なニーズを探っていくのは、難しくもあり面白い仕事です。
3ヶ月間の実践
定性的なヒアリング設計、事前アンケート設計、ユーザーヒアリング、分析を通算15名に実施しました。
今後も実践を通じて、UXリサーチを深めていきます!
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