意欲低下、不安、鬱などを吹っ飛ばす為に今すぐ出来ることは何か。(実体験から)
今から約3年前、僕は何事にもやる気が出ず、誰にも会いたくなく、家に引きこもりたくなり、家でただ将来に対する不安に潰されそうになるという日々を過ごした時期がある。
なぜそんなことになってしまったのか。
外部的な要因はたくさんあった。
その頃やっていた芸能活動の仕事がなくなり、担当のマネージャーと揉め、事務所を辞め、その後よく分からないビジネスに手を出し、借金だけが残った。
夢を叶えに来た大都会東京で、僕は潰れそうになっていた。
立ち直ることが出来たのは、それから約3ヶ月後だった。
僕はどうしていいか分からなかったが、4月になり外も暖かくなってきたので、
近所にあった駒沢公園に行って、朝ランニングを始めることにした。
そして、所属事務所から役作りのために止められていた筋トレも再開することにした。
朝ランニングと筋トレは上京した18歳の頃からやっていることだ。
だから僕は何年かぶりにこの習慣を再開することになった。
朝ランニングと筋トレを再開して約2週間が経った頃、
僕は自分の身体と心が元気になっていっていることに気づいた。
朝のランニングは本当に気持ちがいい。
大好きな音楽を聴きながら、燦々と降り注ぐ太陽の光を浴びて汗を流すのだ。
筋トレは2週間も続けると、身体はすでに変わり始めていた。
そして1ヶ月が経ち、僕の心の状態は3ヶ月前のように戻っていた。
いや、それ以上だったことを今でも覚えている。
ネガティブに考えていた、自分の失敗も現状も、
「過去ばっかり気にしてても意味ないな。まぁなんとかなるだろ」と思え、
あんなに考え込んでいた自分がバカらしくさえ思えた。
そしてその1ヶ月後、僕はロサンゼルスに行くことになり、今まで続いている海外生活をスタートすることになる。
この経験以降も、何度か落ち込むことや、何事にもやる気がなくなってしまうことがあったが、その時はこの方法で乗り越えてきた。
現在もこの習慣は継続している。
そして今なら、なぜこの習慣が人をやる気にさせるのか、不安や鬱を解消し、未来に対してポジティブに考えることが出来るようになるのかを説明することができる。
だからこそ、僕と同じような状況になってしまった人がいたら是非参考にしてもらいたい。
朝のランニングを含めた運動には、脳に刺激を与え、脳からセロトニンという物質を放出する。
このセロトニンという物質こそ、人間に幸福感を与えてくれる物質なのだ。
セロトニン不足になってしまうから、人間は落ち込んだり、不安を抱えたりしてしまう。
筋トレも同様にセロトニンを放出してくれる。
筋トレはそれ以外にも、男性ホルモンのテストステロンを大量に放出してくれたり、自尊心を高めてくれるというメリットもある。
だから僕はこの二つの最強習慣を取り入れたことによって、心身ともに入れ替えることができたのだ。
このセロトニンは、アドレナリンとは全く違う。
何かに興奮しているとき放出しているのはアドレナリンだ。
アドレナリンに自分の幸せを求めてしまうことは、僕はあまりおすすめできない。
このアドレナリンの放出よりも出来るだけセロトニンの放出をするために行っている習慣が、マインドフルネス瞑想だ。
僕は瞑想を約2年くらい行っている。
始めて2年ほど経っているが、今だに取得できていない。
でも瞑想を始めてから変わったことはたくさんある。
一番変わったことと言えば、毎回ではないが、ほとんど感情をコントロール出来るようになったことだ。
何かあっても、その夜の瞑想に入ることによって幸せや愛を感じることが出来る。
僕は現在、この3つの習慣を生活の中に取り入れている。
そして今の僕はどうなっているかと言うと、
感情に支配されることはほとんどなく、毎日を元気に過ごすことができている。
そして自分でも不思議なのだが、出会う人の半分以上の人から、
「りょうまと話すと元気をもらえる」と言われるようになった。
これは本当に嬉しいことだ。
これから沢山の出来事が自分の目の前に現れてくると思うが、
どんな時でも、不安や恐怖に潰されないようにまだまだ鍛えていかないとなと思っている。
そして、自分と同じような経験をした方、同じような心の状態になっている方がいたら、一人でも多く助けたいと思っている。
今回の記事が誰かの心に少しでも届いてくれたら、僕は嬉しいです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
Ryoma Kobayashi
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