(6)自己肯定感と子育ての関係
子育て中のお母さん、お父さんに限らず、
おばあちゃんたちや保育園の先生、学校の先生、塾やスポーツクラブの先生、子どもに関わる全ての方にお伝えしたい。
そんな想いです^^
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(0)自己肯定感と自尊感情ってちょっと違う
(1)自己肯定感と恋愛の関係
(2)自己肯定感とダイエットの関係
(3)自己肯定感とビジネスの関係
(4)自己肯定感の押し付けに惑わされなくていい
(5)自己肯定感は子供の頃に育つ
(6)自己肯定感と子育ての関係
(7)自己肯定感に、人生のテーマが隠されている
(8)じゃあ、自己肯定感はどうやって高めるのか
(9)結局は自分「This is Me」
(10)震えるような「自分」を生きよう
(11)「自分を認める」人が世界を変える
今回は、自己肯定感と子育ての関係をテーマにお伝えしますね。
もうこの2つは、関係が深いことはお分かりですよね^^
良い子って誰のための良い子?
節分の頃になると、よく「良い子にしてないと鬼さんが来るよ」と言う親御さんがいます。私はあの言葉が嫌いです。なぜなら、この言葉も前作であげたこと同様、大人にとって都合良くおとなしくさせるための手段に聞こえるからです。そこで怖がらせて子どもの心に成長があるのか・・と思ってしまう( ̄∇ ̄)
子どもっておとなしいのが良い子なの?
本来の純粋で無邪気で元気に動き回る子どもは、悪い子なのでしょうか?
子どもの心を育む年齢の時に、周りの大人がどんな言葉や笑顔を向けてきたかで、子どもの心の満たされ感や、やる気を引き出す能力も全く変わって来ると思います。
この時の大人の声がけで、子どもがその先何年と生きていく中で出来事を捉える「解釈」の仕方が変わるとしたら、それは大人に大きな責任さえも感じます。
そう感じたからこそ、娘を32歳で産んだ時、私は自分がして欲しかった親子関係を作ろう、ちゃんと子供の目を見て、顔を見て話そう、スキンシップをしようと決めました。
その結果、先日高校を卒業した娘は、良くも悪くも私と違って(笑)、朗らかで純粋で笑顔が多い女性に育ちました^^
私が子供の時に得た生きるすべ
私は父と母(生みの母の方)とも厳しい親の元で育ったので、保育園児の時にはすでに「じっとしている 大人しい 聞き分けの良い子」だったと思います。
この時、4、5歳でもうすでに、大人の顔色を見るようになり、喜んだり自分の感じたことを言えない心を閉ざした子どもになっていました。
親の離婚後、調停の結果4人の子ども全員が厳しい父親に引き取られました。
小学3年生の終わりに今の母が来てくれ、のちに生まれる妹とともに5人、両親は懸命に育ててくれました。
母が来て間もない小学4年生の時、いろんな大人の事情や感情が見えてくるので、昔のことは話してはいけないんだ、と思って過去を捨てるかのように写真アルバムも捨てました。
言うこと聞かないとまたお母さんとお父さんが喧嘩する、お母さんがいなくなったらみんなが困る、なんて考えてしょっちゅう不安でした。
気性が激しい父と、母の喧嘩は多く、私はいつも泣いている母の聞き役でした。聞き役がいないとお母さんが出て行ってしまうかも・・
そう思って、試験勉強中であれ、本を読んでいる時であれ、高3になっても聞き役を逃れる言葉を発することができない私でした。
どんなに自分が悲しくても、悔しくても、寂しくても、誰に相談もできず、ただ自分に質問を繰り返し、高3まで自問自答をしながら前に進んで来ました。
なので、大人になって40歳になるまで、自分を褒めることや、共感や感動することがほとんどありませんでした。接客業を天職だと思って長年していたにも関わらず、本当のところでは心が閉じている感じ。
周りに人がいても、なんだかひとりでそこに立っているような寂しさを感じていました。
グイっ!と方向転換! 新しい「自分」を作った
高校卒業後は、進学校ながら大学には進学せず、17歳(3月生まれです)で家を出て、熱海のホテルで働きながら旅行の専門学校に通いました。
熱海で始まった新たな世界。ホテル最上階にある寮の部屋は、初めての自分だけの部屋。本をめくる隣の音が聞こえる薄い壁。わずか3畳でも、自分のお城のようでワクワクしていました^^
私は自由を感じながら、「新しい私」と言うキャラクターを作り上げていきました。同じような境遇の仲間がたくさんいたことで共感も生まれ、だんだん笑顔が増えていきました。
少しずつ自分の意見を言えるようになり、自分を認められるようになっていきました^^
2年経って卒業する頃には、後輩や同級生から相談を受け、解決方法を提案する役割になっていました^^
そしてその時、自分は洞察力が高いと言うことを知りました。
*洞察力:物事を深く鋭く見抜く力、見通す力。 観察しただけでは見えないものを、直感的に見抜いて判断する能力。
今思えば、家族のことで小さい頃から随分悩み、心がガラスのようになっていましたが、そのおかげで自分の力でなんとか生きるすべを身につけたようでした。
問題にぶち当たって考えるたびに問題を解決する自問自答力がつき、アイディアが浮かんでそれをすぐ実行する、を繰り返していたことが、実は今の起業コンサルティングという仕事ではものすごい強みとなっています。
人生、何が転じてこうなるかわからない(o^^o)
課題や苦しんできたこと、問題だと思ってきたこと全てが、自分の人生で乗り越えていくべきテーマ(使命)なんだと今では感じています。
ちなみに父はその後、年をとるにつれ柔らかくなりました。
車で15分の実家で、母と妹、障害をもつ二人のお世話に奮闘しています。
昔の光景が嘘のようです^^
ただ、今でも心がしんどくなるので、実家には用事がある時を除いてあまり行かないです。
距離を自分でコントロールできるようになりました^^
満たしたい自己承認、他者承認の関係
いろんなことがあって、私はその度に自分自身を理解するよう意識し、だんだん自分を認めることができるようになりました。
自分を認められたその過程では、たくさん涙を流してきました。
・「愛」なんてクソくらえ><!、
じゃなくて本当は「愛」が欲しかったんだと気づいた時とか
・自分を認める大切さの講演を聞いて、車イスの講師に挨拶に行った時とか
・ビジネスで頑張って、仲間の皆さんからたくさん花束を頂いた時とか
人って誰かに自分の存在を認めてもらえると、とても嬉しいんですね^^
子供は、自分を認めて欲しいから、親にとって都合のいい子供でいようとする。まさにこれは他者承認を得たいと思う人間の本来の欲求。
それを満たすことができないと、心が満たされないまま自分を認めることすらもできず、自己否定をしながら幼少期、思春期を過ごし、大人になってもそれは癒えることなく自分を誰かと比較しながら生きている。
そんな大人たち、多くないですか?
自分に厳しいと、他人にも厳しくなります。
(これは以前の私^^;)
そろそろ、本当の自分を認めてあげようよー^^
もっと自分に優しくしてあげようよー^^
*自分を甘やかすのとは違うからね^^
自分を「頑張ってるね」「よくやったね!」「これ私の強みじゃん!」と自分を認めることができた時、人のことも理解し、褒められるようになります。
他人から得られるかどうか保証がない他者承認に依存するのではなく、
自分でコントロールできる自己承認をどんどんして、承認貯金を増やしていきませんか^^?
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子どもさんがいらっしゃる方、これからの方、
子どもさんと関わる全ての大人の方へ。
もっと、子どもたちを褒めてください
もっと、かわいいねぇ と伝えてください
もっと、大好き と言ってください
もっと、触れてください
たとえ赤ちゃんであっても、子どもはちゃんとわかっています。
そして、一番大事なのは笑顔です^^
そうすれば、みんなが笑顔いっぱいになります
ヽ(´▽`)/
ミッションを持って出逢った子どもたちは、
大人にとって 最大の先生ですから ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
*スキンシップは小さい時からしてないとマジにイヤがられますよー笑
(7)自己肯定感に、人生のテーマが隠されている に続きます^^
高知の田舎から、自分の才能を活かして豊かな暮らしを目指す人を応援する思いでお届けしています。本を買っていただいたお気持ちでサポートしていただけるよう頑張ります^^ 人と人、地域と人が繋がり、個人の才能を活かす活動に投資させていただきます^^