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(4)自己肯定感の押し付けに惑わされなくていい

えっ?! と思うかもしれませんが、
何でもかんでも「自己肯定感が高くないと」、というのは違うと思っています。

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(0)自己肯定感と自尊感情ってちょっと違う
(1)自己肯定感と恋愛の関係
(2)自己肯定感とダイエットの関係
(3)自己肯定感とビジネスの関係


自分のことを知っているか

これまで、自己肯定感の大切さを伝えてきましたが、一つお伝えしておきたい重要なことがあります。
それは、タイトルの通り、「自己肯定感の押し付けに惑わされなくていい」です。

今の社会はなんでもかんでもマニュアル的に右にならえ、左にならえな感じがして、情報に振り回されているようにも感じています。

という私も、その通り情報に振り回されるだけでなく、情報の発信者でもあります。

これだけ情報が溢れていたら、あの人がこう言ったからこっち、この人はこう言ったからやっぱりこっち、みたいなことを続けているうちに、一体何が本当に大切なのか見失ってしまいそうです><

なので私は、「自己肯定感が大切ですよー」と言いいながらも、それを認めるかどうかは本人の自由であり、選択するかしないかは本人が思うようにすればいいと思っています。

ただ。その選択する前に大事なことがあると思います。
それは、自分を知っているか、と言うことです。

自分を知っていなければ情報に流され人生ジプシーのように人の言うことに左右されることになるかもしれません。

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自己承認と他者承認

自分が何が好きで、どんなことに喜びを感じ、
どんなことに感情が揺さぶられ、どんなことに苛立つか。

いったい自分はどんな人なのかを知っておくことで、人生で様々な選択をしていく時、スピード感がある決断と、失敗を改善しうまくいく方法に導くことができます。

自分の自慢できるところ、嫌いなところ、できてないところ、ぜ〜んぶひっくるめて「自分って可愛いよね」「頑張ってるよな〜」と思えたら、それは自分自身を知った上で自分を認めていることなんじゃないかなと思います^^

この自己承認ができると、実は人のことも認められるようになります。
と言っても、人の行動を全て認める、と言うことではありません。
だって理不尽なこと、自分勝手な行動されたりすることってあるじゃないですか^^;

以前の私は、自分ルールが強くて、自分にも人にも厳しかったです(汗)
ちょっとの熱ですぐ仕事を休む人や約束をキャンセルする人、言っていることが違っている人にいつもイライラしていました。人に対する批判です。

ところがです。あるヨガの先生が、ひどい事件の犯人に対してこう言ったのです。

この人も、生まれた時は天使やったのにね。。

えっ?!!!  衝撃の言葉でした。

悪いことをした人は、当然悪いんだ! 自業自得だ! 
とそれまで思っていた私。 

でも確かに、その人だって生まれた時は、そんなことをする人ではなく、その育ってくる、生活する環境が人を作ったと言うことに気づいていませんでした。

そのことをきっかけに、人の見方が変わりました。

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自分がフォーカスしているところが見える

私が体験した他者承認の話です。
以前、職場で男性Aさんからエゴアタックを受けていました。Aさんは極めて自己重要感が強く、私はかなりのストレスを抱え体に異変が起きていました。

自己重要感とは、世界No.1コーチと言われるアンソニー・ロビンズ氏が言う人間の6つのニーズの一つ、「自分は特別な存在でありたい」と言うニーズです。

これは男性に多いニーズですが、Aさんの場合はそれがプライドとなって他人に攻撃的に働いていました。パワハラとも捉えかねない状況でした。

ですが、人の見方が変わっていた私は、自己重要感が人より高くないといけない人生背景があったのかもしれない、と苦し紛れにも考えていました。

そう考えていて気づいたのが、

結局、自我が強いAさんのエゴ部分に私自身がフォーカスすることで、同調エネルギーを送っていた

と言うことでした。

自分が見ているものが、目の前に現れる
見えない意識レベルで、火に油を注いでました(驚)
まさに、エゴにエゴで餌(栄養)を与えていたなんてびっくりです!!

その日から私は、Aさんに幸せなエネルギーの粉をふりかけるイメージをしてみました。子供騙しのようですが、自分にできることはやってみようと思いました。

最初はこちらのエゴが働いて思うようにイメージできませんでしたが、感情が入らなくても最初は形だけで良いと思ってすると、だんだんできるようになりました。

そしてなんと、それを時々続けていると、その後職場での悩みが嘘のように気にならなくなったのです^^ 
気にならなくなると、Aさんの攻撃が緩み、職場の雰囲気もだいぶ改善してきました。


何にフォーカスするか。
それによって見えるものが違ってくる

Aさんが私に教えてくれたのは、このことだったと思っています。

私の人生ドラマにおいて、嫌な役を引き受けてくれた人なんだと思うと、ある意味優しくなれました^^  気づきってすごいです(≧∀≦)!!

これが、人がずっと怖かった私が、人を理解できたという事なんだと思っています。


自分を生きる

結局みんな、自分を生きるためにどんな経験をしていくのか、これが人生。

自分を知って、理解して、認める。
この自己肯定感。必要と思えば、先人を真似てもいいし、先人のヒントを元に自分なりの、自分のやり方で高めていけばいい、と思います。

そして、自分を認めることができれば、自分ルールや価値観の押し付けではなくて、人のこともみんな違ってみんないい、と認めることができるんじゃないかな、そう思っています(*´꒳`*)


(5)自己肯定感は子供の頃に育つ に続きます^^


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