負けは「今の力の認識」であっても「弱さの証明」ではない。
この記事は漫画『ハイキュー!!』のネタバレを含みます。最新巻(42巻)まで読んでいない人は読まないことをオススメします。
今日は、思い切ってひたすらにダラけた生活をしてみた。
何しようかな〜と考えた結果、最近の連載が面白すぎる漫画『ハイキュー!!』を一気読みしてみることにしてみたんですが、マジ最高だった…。
ぶっちゃけ途中までは読んでいたんですが、『マイナステンポ』のようなビックリ超人プレーが増えてきたあたりで
「テニスの王子様パターンに突入するのか…」
と幻滅して読まなくなっていました。やっぱり元バレー部としては、テリプリみたいな漫画はあまり求めてない。
だけど、週刊少年ジャンプで春高終盤あたりをたまたま読んだときに、
「ヤバい…、今の展開は面白すぎる…!!」
と感動してしまい、ここまでの展開を知りたくて、この機会に一気読みしてみることにしたという経緯です。
ちなみに、漫画アプリ『ジャンプ＋』を使えば、5月6日までの期間限定で全42巻中「28巻まで」は無料購読することができます！
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——— ここからネタバレあり ———
で、やっぱり感動だったのは、春高バレー編最終盤の最新42巻です。涙が止まりませんでした。
僕らの現役時代の春高と言えば、毎年3月下旬に開催される大会でした。
つまり、事実上「2年生までしか出られない大会」だったんですが、
2011年(僕の卒業2年後)からは 毎年1月開催 になって希望すれば3年生でも出場可能な大会になりました。（バスケのウィンターカップや、サッカーの選手権と同じイメージ）
そういう変更があったため、今の高校生バレーボーラーにとっては、春高バレーこそが高校最後の大会というわけです。
そんな春高バレー全国大会に出場して準々決勝まで勝ち進んだ主人公たち。（主人公は高校1年生です）
鴎台高校とフルセットの激戦を繰り広げますが、最終セット終盤、チームの要である主人公が発熱によって試合に出ることが不可能になります。
中学時代、部員がおらず試合に出ることすら出来なかった過去を持つ主人公は、なんとしても出ようと意思表示をしますが、
優しく素晴らしき顧問の先生が、静かに熱く主人公に語りかけます。
にわかファンの僕がなにを偉そうに語るのかと思われるかもしれませんが、
漫画『ハイキュー!!』の最大の魅力は、顧問の先生だと思いました。僕の涙腺崩壊ポイントの半分以上は、間違いなく先生の絡んだシーンたちでした。
敗戦後、引退が決まったキャプテンの言葉が、その全てを表しています。
そして、その言葉のあと、顧問の先生が激戦を終えた部員たちに向けて贈った言葉がこちら。
僕はたた、君たちを誇りに思います…！
負けは「今の力の認識」であっても「弱さの証明」ではない。
君たちの何もここで終わらない。これからも何だってできる！
連載で読んだときも、そして今日一気読みしたときも、ここで身震いしました。全国大会で負けたあと、教師が生徒に贈る最高の言葉な気がします。
「負けは今の力の認識であっても弱さの証明ではない」
素晴らしい言葉すぎる。42巻は本当に必見です。
——— さらなるネタバレ ———
で、個人的にものすごく驚いたのが、春高敗退後のストーリー展開です。
連載で読んでいたときも「マジか…ヤバすぎ…」と声に出してしまったんですが、高校編(1年生)が突然終わり、舞台は数年後のブラジルに移ります…!!
少年漫画の定石を覆して、高校バレー漫画を1年間しか描かず、時を2年ほど飛ばして「ビーチバレー編」「プロバレー編」への物語は進んでいくことになります。
正直、ここからの展開はマジで【激アツ】です。ぶっちゃけ高校編はただの伏線だったと思わされるぐらい、半端ない展開が続きます。著者の発表によると、2020年東京五輪のオリンピック代表になっていく・・・らしいです。
連載で読んでいる限りだと、身長164cmの主人公・日向翔陽は、完全に「石川祐希」のようなオールラウンドエースに成長していて、バレーファンは読みながら手に汗握ってしまうんじゃないかなと！！
珍しくアツく語ってしまいましたが、読んだことのない元バレーボーラーは、この自粛期間中にぜひ漫画『ハイキュー!!』を読んでみてください！
また、繰り返しになりますが、漫画アプリ『ジャンプ＋』にて、5月6日まで28巻まで無料購読が可能です。また、アニメ版のセカンドシーズンまでは プライムビデオ で無料視聴することができるので、こちらもどうぞ！
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というわけで、今日の記事は以上になります。
久しぶりにバレーしたい欲が高まっているので、誰か一緒にやりましょう！
では、またあした〜！
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≫ 自分史の戦略を見直すタイミングがやってきた。
≫ 人は変われる。でも、なかなか変わらない。
≫ 人生は、長い目で、今この時を生きることだよ。
補足ですが、春高バレー敗戦後のこちらのシーンも好きです。
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