人は変われる。でも、なかなか変わらない。
今日は、本田健さんの「大富豪からの手紙」を読了しました。こちらの本の書評は明後日(12/19)に公開する予定です。
この本は、大富豪の祖父が亡くなるときに残した「９つの手紙」を元に、主人公(大学2年生)が『人生でいちばん大切なもの』を学ぶプロセスが書かれた創作物語になっています。
その９枚目の手紙に、下記のような文章が書かれていました。紹介します。
これまで、80年と少し生きてきて、わかったことがある。
「人は変われる。でも、なかなか変わらない」
これが、私の結論だ。
「人の本質」というのは、そんなに変わるものではない。
子ども時代に卑怯でウソつきだった少年が、大人になって正直になることは、なかなかない。一方で、心やさしい少女が、乱暴な女性になることも、そうはないものだ。
かといって、「まったく変われないわけではない」というのが、人生のおもしろいところだね。
（引用：大富豪からの手紙 p.336~337）
この「人は変われる。でも、なかなか変わらない」って、なかなか本質を突いてる気がするなと。
今でこそ、僕は【継続】に関して積み上げてきたものに自信を持っていますが、かつての僕は、本業のブログの毎日投稿もできないぐらい継続ができない人間でした。
そして、何度も「毎日投稿を続けよう」と決意をしては三日坊主で終わってきた。そんな失敗の経験を繰り返して、少しずつ自分のマインドと習慣が変わって今に至ります。
たぶん、人生ってそんなもんなんだと思います。変わろうと決意する瞬間と、実際に変わったことを実感する瞬間には、埋めようのないタイムラグがあって、ほとんどの人はそのタイムラグに耐えきれず元の状態に戻ってしまう。
その僅かな差の積み重ねが、長いスパンで見ると大きな差になってくるのだろうなと。そして、「人は変われるけど、なかなか変わらない」という事実を知っているかどうかが、最後のひと踏ん張りの違いに表れるのかもしれません。
僕自身も、現状に慢心することなく、これから先の人生も自分の思い描いた未来に向かって淡々と歩を進めていこうと思います。
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というわけで、今日の記事は以上です。
最近は１日２冊読破する日が続いていい感じ。明日も読書に耽ります。
では、またあした〜！
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おまけ：12月17日の日記
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