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どうせ、人生は予測できないのだから。

今日は、サイエンスライター・鈴木裕さんの最新書「科学的な適職」を読了しました。メンタリストDaiGoの論文リサーチ部隊を担っている方の著書です。

この書籍の書評は明後日ぐらいに公開する予定なので、詳しい「4021の研究データが導き出す最高の職業の選び方」はその記事にまとめるとして、この記事では あとがき に書かれていたある一文だけ紹介させてもらいます。


その一文とは、、、


どうせ人生は予測できないのだから下手にコントロールしようとせず、大きな方向性だけを決めた後は流れに身をゆだねる(ドリフト)のが最適だ、というわけです。(引用:科学的な適職 p.278)


というもの。

これは、神戸大学大学院の金井壽宏教諭が提唱する【キャリア・ドリフト】という考え方について説明した文章です。


この一文を読んだとき、僕はこう思いました。

キャリア以外の人生すべての選択の場面にも応用可能な考え方だよな〜


たとえば、結婚。

自分(相手)の気持ちが変わるかどうかなんて予想できないし、仕事や出産、事故や病気によって状況が変わる可能性だって低くはない。だったら、「何があってもこの人と生涯を添い遂げる」という方向性だけ決めたら、流れに身をまかせて生きるのがいい。


たとえば、子育て。

子どもが何を考え、どんな選択をしていくのか。彼(彼女)の生きる時代は今からどう変わり、どんなスキル(能力)が必要になるのか。予想することは不可能に近いです。だったら、「どんな状況にあってもあなたの幸せを無条件に信じてる」と愛で包み込み続けることだけ決めたら、あとは流れに身をまかせればいい。


たとえば、死。

いつ災害が起きるかわかりません。もしかしたら今この瞬間にガス爆発が起きるかもしれないし、トラックが突っ込んでくるかもしれない。気づけば余命わずかの癌を患っている可能性だってある。どんなタイミングで目の前に「死」が訪れるかわからないのであれば、「毎日自分史上最高を目指して妥協なく生きよう」とだけ決めて、死を恐れず流れに身をゆだねればいい。


どうせ、人生は予測できないのだから。

だからこそ、決めて、断って、流れに身をまかせて、淡々と生きる。

僕らにできることは、きっとそれぐらいだよ。


- - - ✂︎ - - -


というわけで、今日の記事は以上です。
今日知った言葉ですが、「キャリア・ドリフト」って良い言葉ですね。

では、またあした〜!

▶︎ 合わせて読んでほしい記事 ◀︎
≫ あのときの選択の正しさは、「今の自分」にしか証明できない。
≫ 思うままにゆけ。
≫ 100%の幸せなんて存在しない。


今日は4,200字ほどの記事を更新してます。
池上彰さんの全10回の夜間授業(講義)の内容をまとめた「日本の戦後を知るための12人」を書評しました。


おまけ:12月16日の日記

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この記事を書きながら、ちょっと泣きそうになりました。

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