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もし「薬剤師」を目指していたら。

先日の葬儀の場に薬剤師をしている親族が来ていたんですが、その方と話していた際に母親が「あんたも薬剤師を目指してればね〜」という話を振ってきました。今でこそブロガー(自由業)として仕事をしている僕ですが、高校3年の春ごろまでは薬剤師になるために『薬学部』を志望していた過去があります。

まあぶっちゃけた話、特になりたい職業や目指したい夢のなかったので、医療関係の仕事をしていた母親が薦めた『薬剤師』をよくわからないまま志望していたのが正直なところです。結果的に高3の途中で「あれ?本当に薬剤師になりたいんだっけ…??」と思い始め、工学部化学系(!!)の道に進んだわけですが、もしあのまま薬剤師を目指していたらどうなっていたのか、少し妄想をしてみました。

結論としては【どちらにせよ途中で薬剤師の道は諦めていた】というところに落ち着くんですが、その理由としてもっとも大きいのは『自分の性格性質に合ってない』という部分かなと。

17歳当時の僕ではわからなかったかとは思いますが、あれから12年近くの年月の中でさまざまな経験をしてきたので、あのときよりは自分のことを主観的にも客観的にも理解できるようになってきていると思います。

たとえば、「自分の興味が向く分野にしか興味が湧かない」という性格なので、面白くないと見限ると、途端にその分野に対する好奇心がゼロになります。わかりやすいのは、大学時代に専攻していた『化学工学』という分野。勉強自体は人よりも出来て成績もトップを独走していましたが、俄然興味を失ったことで、大学卒業以来一切その分野に関する知識を得ようとしたことがありません。(逆に言えば、ハマったことはとことんハマりまくります)

また、仕事面でも、「自分なりに戦略を考えて実行していけること」に最大のモチベーションを感じるので、誰かからの指示に従わなければならない仕事は(短期的に我慢は出来ても)長期間続けることが出来ません。だからこそ、就職して組織に属する働き方よりも個人でフリーに動ける働き方を選んでいるのですが、その意味でもやはり薬剤師を続けることは難しかっただろうなと。


もちろん、薬剤師になれていれば今の働き方よりは収入的な安定感はあったのかもしれません。ですが、薬剤師を取り巻く環境は12年前から大きく変化しており、当時予想されていたよりも待遇は随分と悪くなっていると言います。一方で、副業解禁の波にも象徴されるように、個人が多種多様な形で働き方や稼ぎ方をカスタマイズしなければならない時代に突入してきた今、僕の仕事のスタイルは波乗りしやすい形とも言えます。


人生に「たられば」はないですし、どちらの道・どちらの職業職域が素晴らしいという話でもありません。結局は『自分の選んだ道を正解にするべく努力し続けるしかない』のが人生です。

それでもやはり、自分の性格や思考に適した職業キャリアを選ぶんだ方が人生を無理なく乗りこなせることも事実です。人生に絶対の正解はないですが、自分の性格性質に合う可能性の高い選択肢を選び続けながら、その選択の正しさを証明するための努力を惜しまない。そんな人生を歩んでいきたいものですね。


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というわけで、今日の記事は以上です。
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1990年代から劇的に精度の上がった「キャリア選択」に関する研究の中から、科学的に分析された『人生の幸福度を最大化させる仕事の選び方』が解説されている一冊になってます。めちゃくちゃ参考になるので、就活生のみなさんや転職を考えている方にはぜひ読んでいただきたいです!

では、またあした〜!

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というわけで、自分に適したキャリア(職業)を選びたい人にオススメの書籍は、、、

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