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Live!!!!アイ★チュウザ・ステージ~Éclat des Fleurs~を観た話

舞台アイ★チュウザステージのライブ公演『Live!!!!アイ★チュウザ・ステージ~Éclat des Fleursエクラ ドゥ フルール』を観てきたのでその所感と備忘録(と時々お気持ち表明)。

アイチュウザステージは、前回の本公演からは約9か月ぶり、前回のライブ公演から数えると約3年半ぶりという久しぶりの公演です。


1.全体の構成

全体の構成としてはこれまでのライブ公演と同じで、パフォーマンスパートとMCパートで進行していく方式です。

MCパートではおおむね台本に沿った通りの台詞で進行していきます。
(ここではあくまでアイチュウのキャラとして板に立っていますから)
LancelotのMCパートはいつものことながらどこまでが台本なのかわからない。それが良さでもあるんだけども。


少し話はそれてしまうんですが、
僕の中ではアイチュウのキャラの性格や個性はアイステージでの立ち振る舞いがイメージの念頭にあって、原作(無印・エトステ)でのキャラというのは段々薄れてきています。
原作が終わってしまった以上しょうがないことかもですが。
そのおかげでほとんどのMCに何の疑念も持たずに楽しめています。
僕の中だけの話であって、毎日Nintendo Switch版アイ☆チュウをプレイしているとか、愛読書がノベライズ本だという人はそんなことは無く、疑念がいっぱいなのかもしれませんが…


話を戻して、今回は公演タイトルにもなっているように、アイチュウそれぞれが花(Fleur)のモチーフを持ち寄っていてそれをMCパートで花言葉とともに紹介していきます。

最初こそ紹介された時のキメ台詞感やSEへの反応に戸惑うものの段々慣れてきます。世界観に浸るとはこのこと。
アイチュウ結構こういうことしてくるよな。


今回は3回の公演全てでセットリストが違うことがあらかじめ名言されていました。

セットリスト

なんというアイステージ満足セット。
(ほとんどの公演の表題曲がある中、『Make a Way』は無いんですが)
それぞれの曲の感想は後で書くとして、この日替わりセットリストすごいですよね。

『Storm』以降の新曲ラッシュが熱すぎる。
新曲ラッシュ以外にも日替わりの演出が多く、演者側は相当大変だったんだろうなと考えてしまいます。本当にありがとうございます。


構成まわりで1点だけ。
ここまで気合入れたライブの構成しててアンコールではなくてカーテンコールの体なんだな というところ。

最後の『We are I☆CHU!』が大熱狂のまま終わって客席が暗いまま。
こんなんアンコールだと思うに決まってるじゃないですか。
今回は"ライブ"なんですし。
それがキャストが戻ってきて挨拶→『Brand New Day』。
制作側が欲しかったのはアンコールではなくカーテンコールへ向かう拍手だったようです。

『Brand New Day』のイントロがアンコールでかかるには相応しくないのも、挨拶後に相応しいのも分かります。
となると問題だったのは選曲か……


2.パフォーマンス

セットリスト順に気になったところをかいつまんで書こうと思います。


マジカルLOVEポーション!

今回初披露曲。予告されていたとは言え予想外の1曲目。さらに過去のダンス映像には存在しえなかった黒羽の参加。
そして新衣装。
どれを取っても最高。

ダンス映像作成の時点でその振付けがアイステージの振付け師によって付けられたものだったこともあってその馴染み方は異常。

欲を言えばフル尺で2番まであってほしかったですよね。
ヌルっと始まって不完全燃焼で終わっちゃった……🥺という感じ。
せっかく衣装も出番が少なかったですし次の機会があることを願っています。


花と散るらん

久しぶりに見れました。
この曲が現時点で一番ダンスが良いですね(この後カフェに塗り替えられる)。
「乱れ桜~♪」の時の乱れてるところが好き。ずっと十夜さんを見てしまう。
椿さんが曲振りする時の今日イチぐらいに気合が入った声も良いです。
「花と散るらん!!!!!!!!!!」
早く4人でのパフォーマンスも見たいです(天上天下だと巽贔屓なため)。


さよならメモリーズ

懐かしいカウント+1。
2017年の舞浜アンフィシアターからアイステージを知ってる老害からすると懐かしいという思い出補正によって何倍も良く見えます。
こんなに大きくなって……😭完全にキャラじゃなくて中の人として見てしまう……
たまに原曲聞くとキー違ってて混乱する曲ランキング堂々の第1位です。


Storm

久しぶりに見たけどマジでカッコイイ。3公演見れば3パターンの対決全部見れる贅沢仕様。ありがとうございます。
サビ前でそれぞれのリーダーが台詞言うところいいですよね。
ここでも椿さんの台詞のカッコよさが異常。

3公演目の I♡B vs POP'N STAR、桃助とルナがいないところに輝と葵という遊び心。イメージカラーが共通しているからってことなんですかね?
天上天下としてStorm踊ってるから葵はいいとして、輝もとい荒一陽、すごいよお前。一番振り入れ多かったんじゃない?
このライブ終わった次の日も現職のアイドルとしてステージに立ってるしほんと凄い。ありがとう。


ベリーベリー愛しい人、深海マーメイド

懐かしいカウント+2。
さよならメモリーズしかり今日はStairway to Étoileか???楽譜探して回るか???
ほんと最高。
ここでノア、朝陽、輝が並んでるの見て感慨深いものがありました。


咲いては散る花のように

今回の初披露曲その2。
正直、まだやってなかったんだ!?という第一印象でした。
F∞Fの新曲は『higher,HighER,HIGHER!』だと思っていたので本当に意外でした。
満を持しての初披露。やはり良曲でした。
振付けの記憶は消失しています。早く円盤を下さい。

日替わりのベリベリ、しかまめ、咲い散るのこのゾーンはバラードゾーン。
構成の面からするとライブの中盤で後半への盛り上がりの前に緩急をつけるような意図でしょうか。

にしてもこの3曲、古のオタク大歓喜ラインナップすぎる。最高。


未来ファンタジスタ

I♡Bの3人+輝という構図、そして楽器もない。
……寂しいです。
やはり間奏のフォーメーションダンスは5人で見たいですよね。
とはいえI♡Bお馴染みの煽りもあり、輝を交えた特別編成で盛り上がりはひとしおでした。
また楽器持った5人での姿が見たい曲です。


Sweet Mid Nightmare

今回の初披露曲その3。
イントロが流れた時の会場の盛り上がりが凄かったですね。
ダンスも可愛い。
心役の設楽銀河くんがだいぶ大きくなったので実際はこの2人の身長差はもっとあるんだろうなと思いながら見ていました。
本当に大きくなって……🥺


今宵カフェーで逢ひましょう

今回の初披露曲その4。
天上天下の新曲はカフェーでした。

ステージ上に花が飾られた椅子が見えた時に隣の見ず知らずのオタクが
「死にたくない……。」
と言っていたのが印象的でした。
その方のお顔は拝見していませんがもしかしたらニコ・ロビンだった可能性もありますね。

椅子とグラスを使ったパフォーマンス、大変良いです。
圧倒的解釈の一致。

願わくば和装の衣装ではなくカフェーのジャケットのようなスーツ衣装で、イントロと共に椅子に座ったまませり上がりで登場してほしいです。
夢が膨らみます。


Victim Collection〜極上の生贄たちへ〜

今回の初披露曲その5。
まさかのWarlock
3公演目での新曲枠はアニメの曲(『一番星』あたり)が本命、大穴でソロ曲持ってるキャラ達のメドレーとかだと思っていたので本当に予想外でした。
やりやがったな……(歓喜)

自由Syndromeの後に映し出された映像には猫の目が映し出されていて、会場のほとんどの人が
「リベルがいないのに誰かが『Dark Night Cat』やるんか?」
と思ったことでしょう(偏見)。
そこからのイントロ、そして5人の登場。熱すぎる。

カーテンコールの挨拶時にも触れられていましたが間違いなくここが3公演中一番の歓声(悲鳴?奇声?)が上がった場面でもありました。

ダンスもめちゃくちゃ可愛い。
「Victim Victim Victim~♪」のところで一人ずつ指差し(正確には2本指か?)するポーズ。可愛い。
サビの「アイチュウ アイチュウ チュッチュッチュッチュウ~♪」のところの振りもキャッチーで良い。
1回見ればすぐマネできる上にラスサビはアイチュウ全員集合してこの振り。この構成はライブならではでした。本当に見事。

桃助もそろって6人で、かつQA同様に衣装も用意して公演やってほしいですね。


Close to Me!!!

今回の初披露曲その6。
いい意味で特筆することもないですね。解釈の一致。
やはりPOP’N STARTの振りは完璧なのよなぁ。

この日最後の初披露曲で、この後のカーテンコールで「Close to me!!!は明日やらない」と言っていたことが印象に残りました。
僕がちゃんと楽曲リスト見てなかったからなんですけども。


Flower of life

今回の初披露曲その7。
ここから『グラモフォンノスタルジー』までのLancelotパートの完成度が高すぎる。
Lancelotソロライブやってもいいよこれは。
ダンスも歌も完成度がズバ抜けてます。今回の新曲も例に漏れず。
今回は1日目に鷹通が不在だったこともあって3人でのパフォーマンスの強さがより際立ったというのもありましたね。
無くなって気づく大切さってあるよね。


I am a HERO!

「これ聞かなきゃ帰れないだろ!」
星夜がそう言いながらイントロが始まります。
本当にその通り。
これとWe are I☆CHU!を聞いてアイステージが終わるんだなと思うんですよね。

晃役の瑛くん、『I am a HERO!』できてよかったね。

厄介古参オタク故、「ぎゅっとぎゅっとぎゅっと君を抱きしめると」の後は「Oh yeah」でお願いしたいところなんですが、名前コールしたい派との和解は一生できなさそうですよね。


3.その他

客降り

久しぶりにマスクありでの歓声と客降りがありました。

客降りは『Brand New Day』の間奏部分でのお決まりパターンの他にも、『Rose Écarlateや『I am a HERO!』の曲中にも行われました。
個人的にはこのステージのパフォーマンスと並行して客降りするのそんな好きじゃないんですよね。客降り自体は嬉しいですけど。
ステージに集中したいのにどうしても視線が分散してしまうかつ周囲のざわめきもノイズになる故。

この辺は今に始まったことではないですが。

客降りとは違うんですが、MCパートでの"うちわのファンサに応えようのコーナー"、あれなんなんでしょうね。
なんとも言えない共感性羞恥みたいな感情に襲われます。
うちわの文字っていざ声に出して読まれると恥ずかしくないですか?
ネタに飛んだうちわなら別として。


赤外線制御ペンライト

制御の演出が1曲分しかなかったのでライブをやった暁にはもう2曲ぐらい増えてることを期待します。(制御パターン仕込むのもコストがかかるんだろうな。。)
デザインだけなんとかして今後も続けてほしいところ。

アイステージLe musée tricoloreを観劇した話

前回の公演レポに書いた願いが現実になっていました!
ありがとうございます。

アイステージオリジナル曲限定とはいえそのバリエーションは5曲にまで増えていました。
『Rose Écarlateなんかは手拍子のリズムと同タイミングで点滅する完璧なバリエーション。お見事。

1日目では忘れていたのか2日目で台詞を追加したのか分かりませんが、『歌色~Le musée tricolore~』の直前に
「この後の舞台オリジナル曲の時には赤外線制御のペンライトだけつけてくれ」
とアナウンスがありました。
僕も2公演目の途中から気づいたんですが「この後の舞台オリジナル曲」という台詞は『歌色~Le musée tricolore~』に掛かってるんではなくて、「この後の"全ての"舞台オリジナル曲」ということだったんでしょうね。
舞台オリジナル曲全部に制御パターンつけたのに『歌色~Le musée tricolore~』だけ消してってのは意味わかりませんもんね。
そこ汲み取れなかったこと反省するのでもう1回2日目の公演やりませんか???


略称

これはほんとにどうでもいいし今更な感じなんですけど、このアイステージのライブを一部の界隈で”ステライ”と略している件。
この略称って一意性が無いですよね。
"ステライ"のどこにもアイチュウの要素が入っていないので他のコンテンツで"〇〇ステージライブ"というのが開催されたらそれも"ステライ"になっちゃうな……と。

そう呼称している界隈が狭いコミュニティの中なのでさして問題ではないんですが気になってたので。


4.さいごに

だらだら書いていたらこの時点で5000字です。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

次回公演の発表などは残念ながらされていませんが、新衣装を下ろすくらいですからまだまだ続くことを期待していいでしょう。

通常公演→ライブ(このライブでまたチュッチュッチュチュウできる)
という流れが年内にあることを期待しています。


ではまた次回公演のnoteで会いましょう。


双子はいつ再登場するんだ……。

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