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仕事のこと

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#相談支援

キンプリから共同体感覚の育成を始める

キンプリから共同体感覚の育成を始める

相談担当の支援者が、あわてて帰って行きました。「帰って、音楽番組を見なくちゃ」と言っていました。ただし、だれかお気に入りのアーティストが出演するわけではありません。しかし、その支援者にはだいじな目的がありました。

相談事業は信頼関係から始まる私は障がいのある人が利用する社会福祉法人を経営しています。法人の事業の一つに相談支援事業があります。そこでは、福祉サービスを利用する人たちの希望を聴き取り、

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長い付き合いがプラスになることマイナスになること

長い付き合いがプラスになることマイナスになること

障がいのある人を支援する事業所の経営をしています。今は、理事長業務がほとんどです。しかし、理事長になる前は長いこと支援者をしていました。そのため利用者の中には10年、20年、30年と長い間お付き合いをさせていただいている人がいます。ありがたいことです。

相談支援の実情近年、福祉の制度がかわり「相談支援事業」というのが始まりました。障害福祉サービスを使うためには、利用者一人一人に相談支援専門員がつ

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アドラー心理学でスーパービジョン(アドラー心理学を応用したアセスメントとスーパービジョン③)

アドラー心理学でスーパービジョン(アドラー心理学を応用したアセスメントとスーパービジョン③)

03月13日にオンラインで行われた第6回アドラーフェストについてnoteを書いています。私は一般発表で「アドラー心理学を応用したアセスメントとスーパービジョン」というタイトルで発表をさせていただきました。

昨日、一昨日と、相談支援の過程にアドラー心理学の技法と思想を応用した事例を書きました。今日は、アドラー心理学を意識したスーパービジョンについてnoteを書きます。

なお、今までの流れは、よろ

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アドラーフェストの発表から/共同体感覚の応用(アドラー心理学を応用したアセスメントとスーパービジョン②)

アドラーフェストの発表から/共同体感覚の応用(アドラー心理学を応用したアセスメントとスーパービジョン②)

03月13日にオンラインで行われた第6回アドラーフェストについてnoteを書いています。私は一般発表で「アドラー心理学を応用したアセスメントとスーパービジョン」というタイトルで発表をさせていただきました。

昨日は、相談支援の過程にアドラー心理学の技法のひとつ、ライフスタイル診断を応用した事例を書きました。今日はその続きで、相談支援にアドラー心理学の思想「共同体感覚」を意識した手法を取り入れたこと

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アドラーフェストの発表から/アドラー心理学を応用したアセスメントとスーパービジョン①

アドラーフェストの発表から/アドラー心理学を応用したアセスメントとスーパービジョン①

03月13日にオンラインで行われた第6回アドラーフェストについてnoteを書いています。アドラーフェストはアドラー心理学を研究、実践する仲間が集まるお祭りです。私は一般発表で「アドラー心理学を応用したアセスメントとスーパービジョン」というタイトルで発表をさせていただきました。

これまでのnoteのおさらいです私は、障がいのある人利用する社会福祉法人を経営しています。自分の法人の事業所だけでなく、

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利用者の思いを予測するときのツール(エンゲストロームとアドラー)

利用者の思いを予測するときのツール(エンゲストロームとアドラー)

相談業務を担当する支援者から相談を受けました。

相談業務では、他事業所との調整役のような業務もあります。今回は、他事業所(サービス提供事業所)の支援者から、利用者の支援方針が定まらず困っているという相談がありました。

私は、障がいのある人が利用する事業所を経営しています。理事長職以外に相談支援事業所の管理者をしています。そこで、私にも話がありました。私と担当支援者で、相談があった利用者の状況の

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オンラインによる「地域福祉」を

オンラインによる「地域福祉」を

今日は、オンラインを利用した「地域福祉」について書きます。

福祉サービスを提供していると「地域福祉」という言葉をよく耳にします。また、制度上も地域福祉の実践がすすめられています。ゆえにサービスを提供する事業所は、地域福祉を意識した事業展開を行います。

地域福祉は、住み慣れた街で従来の人間関係を保ちながら生活をするために福祉サービスを受けることです。

福祉サービスを利用する人の思いサービスを利

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名刺を渡す・アポをとる

名刺を渡す・アポをとる

昨日、新しい契約がありました。

私は、障がいのある人が利用する事業所を経営しています。その中に、相談支援事業所があります。障がいのある人やそのご家族からの相談を受けたり、障がいのある人ご本人が使うサービスの計画等を立てるのが仕事です。そこで新しい利用者と契約することができました。

福祉サービスを提供するにあたり、新しい利用者と契約をするとき、もしくはその利用者が利用する事業所を訪問する際に気を

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