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No.10 移り変わりは儚いモノである。  ワクチン接種記録(2回目、モデルナ)/大学、ゲーム、映画、不死身について。シンドラーのリスト/ビューティフル・マインド/など

*雑念日記(大学生の)
ー ワクチン日記/大学について/ゲームについて/映画について
*今週の読書
ー 百年法(下)
*今週の映画
ービューティフル・マインド/シンドラーのリスト
*的をかすめる人生相談
ー 今回はナシ!
*その他、、、
では、どうぞ ( ´ ▽ ` )ノ


雑念日記(大学生の)

♦ワクチン2回目摂取後の推移

前回同様、ワクチン会場に入ってから出るまでの導線はコナン君の推理のようにスッキリしていた。

打ち終わってから
打つ瞬間は、前よりも痛みが伴った。ズキッて感じ。ただ、その瞬間だけでそれ以降しばらく痛みは無かった。例の如く15分くらいの待機。アナフィラキシーショックに備えて。何もなかった。良かった。
2時間後
注射を打った側の腕に気だるさが生じ始めた。前よりも早くて強いかも?って感じ。全身に倦怠感も。。
6時間後
37度越えの微熱が出はじめる。注射した側の腕も全く上がらなくなってきた。
8時間後
床につくも全く寝れない。熱を測ってみると38度近くまで上がっている。寝ようとして体を布団の中に縮こませるもサウナ状態のように熱くほてってきて、寝れない。かといって布団から出ると寒気がして寝れない。という格闘を何度も繰り返す。
翌日、、、
結局昨日の夜はまともに眠ることができなかった。布団に入ってもしんどくて寝れなくて、いざ寝れそうになると色んなことが頭の中をよぎり始める。人間の三大欲求に関する考えが頭の中をぐるぐると回っていた。という事で、当然目覚めは良くなかった。アラームはセットせずに自然と起きた。腕の痛みはなお健在。頭痛も前日よりひどくなっていた。食欲も全くわかなくなっていた。熱を測ってみると38度弱。

とりあえず、バナナなど口に入れれるものは頑張って食べて、エネルギーを切らさないようにした。また、水は接種当日から意識的に飲むようにしていた。
その後、右肩下がりで熱は下がっていったが、頭痛だけは接種後2・3日続いた。現在は元の状態に戻りつつあるのであった。。

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♦世の中には別になくても良いようなことを媒介して見栄を張ったり、自分のアイデンティティを支えたりしている。ただ、その無くても良いというのは自分からしたら、であって誰かにとって必要だからあることも。そこまでして居場所を求めようとする欲求はなぜ生じるのか?

♦ついにナンバー10まで来た。。月にして約二か月。コツコツと積みあがていこ


♦大学という所は、一部の者を除いて機能していないのではないか?学生を食い物としてしか活用できていないのでは?と考えた今日。

一部の研究実績が充実していたり、技能を身に着けられる国立大学や私立大学はさておいて、それ以外の多数の大学に関しては学生は何のために行くのか?これは僕自身、高校生の時に考えたことがある。そして、今もふと再考している。

大学が就職予備校化していると言われている昨今。多くの人が大学に通う理由として挙げるのは、就職の窓口を広げるため、生涯賃金をあげるため、何となく、など。。いざ深ぼってみるとどれもこれも的を得ていないか、誰か赤の他人である大人によって操作された理由があがってくる。

景気が活気づいていて次から次へと働き口が湧き出てくるようなご時世においては、上記のような状況でも一見機能しているように見えるだろう。だからこそ、そのまま放置し根本的な所にメスを入れることは無かった。膨大な数の大学が発足するは良いものの、いざ景気が悪くなっていき働き口が狭くなってくると、恐らくこれからが正念場だと思うが、大学に行くと就職が安泰といった幻想はきれいさっぱり消えてしまう。

一部の優秀な学生は、そんなことはお構いなく社会に出ることができるが、多数派は社会に出て初めて現実を突きつけられるのではないか。ある意味、現実を考えずに遊ぶことだけ考えて大学生活を過ごすことができるのは残酷ですね。頑張ることすら学んでないから、社会に出たら頑張れなくて、、。とまぁ、社会に出たことのない若造がしゃしゃって言っとります🤣


♦今日の小中学生はSwitchなるゲーム機のおかげで、以前だと考えられないようなコミュニケーションをしている。驚く。ネットの普及により、離れていても通信ができて、ビデオチャットができるというのは画期的すぎる。モノクロテレビからカラーテレビに変遷していったくらいの衝撃。

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オンラインで遊べるものとしてやはり注目すべきなのはフォートナイト。まず、無料で基本的には遊べるという意味分からん前提がある。

そのフォートナイトで最近、凄いなぁと思ったことがある。従来のサバイバルゲーム要素に加えて、どうやら色々な機能が追加されているらしく今流行りの人狼ゲーム?的なことができたり、マインクラフトのような遊び方もできたり、昔DSのマリオであったようなミニゲーム(分かる人にはわかる)があったり、ととにかく至れり尽くせりなのである。もう一度言うが、これら無料で遊べる。

そりゃあ、外で遊ぶ子供が減ってしまうのもわかるかもしれない。これだけコンテンツが充実していたらね。。

ただ、悪いことばかりでは無くて、非常に学びにもなると思っている。例えば、マインクラフトのような遊び方を発展させて、数人の友達と何かテーマを決め、そのテーマに沿って即興でモノを作る。それをお互いに見せ合いっこして「あーだ、こーだ」感想を言い合う。昔は紙を使ってリアルでしていたお絵描きが、オンラインで2次元ではなく3次元で復刻。これはいわゆるデザイン思考なるものを大いに活気づけることができるな。

そんな感じで、新しいゲーム機の登場、遊び方の登場には凄いなぁと感心する一方でDSやWii、PSPなどで遊んでいた世代からすると寂しさもある。しゃーないっすね。

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♦映画をよく見ている最近。常々思うのは、映画を見ている最中はその映画の世界に入り込むか客観的な立場から観察するかといったようにその時間を楽しむんだけれど、いざ映画を見終わったとに振り返ってみて「あのシーンがこうだの、あーだの」考えるという事が少ないということ。そして、振り返ってみてもあんまり内容を覚えていないということ。

何か1つ、目の前にあるものに集中して味わい尽くすという体験が現代では難しくなっているのではないだろうか?手を伸ばすと、そこにはスマホがあり、スマホの先には無限のコンテンツがあり、周囲には様々な情報が雑多としてあり。という事を考慮すると、やはり映画館という場所は特別なものなんだなぁと。スマホの電源を切ってしまうと、目の前には大きなスクリーンのみで周りにいる人もスクリーンに集中しているため、周囲に気を配ることを必要とせず、映画を楽しむという文脈においてこれほどまで素晴らしい環境はないのかもしれない。

だからこそ、最近映画館で映画を見るという体験ができていない事に少々の不安を覚えている。久しぶりに行きたいものですね。

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唐突な可愛い画像っ!!😳
集中力高めるには良いらしいっすよ~

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今週の読書

♦百年法(下)


ちょうど、鬼滅の刃がやっていて、鬼という不死身の存在がいた。百年法の舞台において人間は、100年という期限は一応あるものの体の若さを保ちつつ半永久的に生きることができるようになった。これら2つの不死身の存在定義は、その姿が鬼か人間かの違いのみで非常に似通っている。

つまり、人間が半永久的に生きれるという事を考える時は、別に人間ベースで考えなくても、鬼ベースで考えても良い。さて、そうすると私たちから見て鬼滅の刃の鬼たちは幸せそうだろうか?

煉獄さんは以下のセリフを言っていた。

「老いることも死ぬことも 人間という儚い生き物の美しさだ 老いるからこそ死にからこそ 堪らなく愛おしく 尊いのだ」

僕はこの言葉が非常に好きだ。

老いるからこそ、死ぬからこそ堪らなく愛おしく尊い。

つまり、百年法の世界で描かれている老いることも死ぬこともない人間たちは、愛おしくも尊くもない。もはや人間と言ってよいのか怪しいレベル。結局、永遠の命、若い体を手に入れることが人類にとって良いとは思えない。性善説に乗っ取ったとしても。無くなっていくものがあるからこそ、新しいモノが生まれることができ、その新陳代謝が無くなってしまえば、いつまでも無味無臭の簡素なものにしかならないのだろう。

例えるなら、この世にこれ以上新しい漫画を描いてはいけないという漫画禁止法ができたとする。この世にある漫画はドラゴンボールのみ。もちろんドラゴンボールは名作であり、非常に面白い。しかし、漫画禁止法が流布されている世界ではドラゴンボール以外の漫画は存在しえず、ドラゴンボールのみを楽しむしか道はない。

最初の方は、何度も読むことによって新しい発見があり、十二分に楽しめるかもしれない。しかし、その内気づき始める。これは決して良いことではないと。鬼滅の刃やジョジョ、その他にも色々な漫画を読みたいと!そして、新しいモノが出てくることによって過去のものが再び輝きを取り戻すのである。「今のも面白いけど、振り返ってみるとあの頃の漫画も面白かったなぁ~」という形で。


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今週の映画

♦ビューティフル・マインド

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ゲーム理論で登場するナッシュ均衡の理論をまとめたMr. ジョン・ナッシュ。その半生を描いたドキュメンタリー映画。また、当人が統合失調症を患っていたことによる周りとの軋轢や苦悩も分かりやすく描かれている(統合失調症というのは幻覚や幻聴に苦しんでしまって現実と自分だけの思い込みが混在してしまい生活に支障が出てしまうもの)。

映画が始まってから20分くらいして初めて、この映画の主人公であるジョン・ナッシュがナッシュ均衡の理論を作った人だと気づいた。

妻や大学時代の友人など周りの人の助けが無かったら、恐らくノーベル賞を獲得できるまで学問を続けられていなかったという事を強く思った。それだけ統合失調症を患った状態で普通の日常生活さえも送るのがしんどい。そんな中、今でも使用されているナッシュ均衡の理論を作り上げたのは、もちろん当人のたゆまぬ努力があってこそ。プラス、周りの人の温かさも。

後半から一気に、そういう事だったかっ!!とスピード感が増してくるので、そこに至るまでの細部には要注目ですね。


♦シンドラーのリスト

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彼ら彼女らは”理由なく殺す力”を恐れる。犯罪者を死刑に処すと気分がスッキリする。自分で殺せば更に気分がいい。それは”力”じゃない(That's not power though)。それは”正義”で”力”とは別のものだ。力とは人を殺す正当な理由がある時に殺さない事だ。許すこと、それこそが力。


白黒で描かれているからこそ最初から最後まで見ることができたと強く感じる。それもそのはず。作中では多くの虐殺シーンが出てきており、ドイツ兵はあたかもゲームをしているかの如く、軽々と人の命を奪っていく。もちろん、彼らは自らの意志でそうしようと思って、しているわけでは無く彼らもまた戦争の被害者であることには変わりないのだが、それを踏まえたとしても無意味な虐殺が目に余った。結局、戦争で得をするのは一握りの者であって、その人たちのためだけに起こしてよいほど軽々しいものではない。

本や映画を通して戦争の悲惨さを知ることがこれまでもあったが、本作ではそれらには描かれていなかった苦しい要素があった。

ユダヤ人はゲットーと呼ばれる小さな村に押し込められて暮らさざるを得なかったのだが、ある日そのゲットーからの撤退命令が下される。その命令を共に、彼女ら彼らの私物をドイツ兵たちは荒らしていく。とある家族のシーンにおいて所持していた貴金属のようなものをパンの中に急いで包み、そのまま置いておくのかと思うと次の瞬間、包んでいる貴金属ごとパンを丸のみして体の中に収めた。少しでも抵抗をしようとした意思が強く感じられた。

また、定期的に健康体か、労働をすることができるのか?を見定めるための選別のようなものが行われる。選別と言っても現代の検査のような精密なものではなく、そのほとんどが目視でたまに聴診器を使う描写が出てくるくらい。その選別において良い結果を得られるようにと、印象的な女性たちのシーンがあった。彼女らは選別する人から見て自分たちが少しでも健康に、そして魅力があると思われるように自らの指に傷を入れ、その傷から出てきた血をチーク代わりとしてほっぺや唇に塗りつけていた。胸が苦しい描写だった。

また、上記の選別において働ける見込みがあると見なされなかった者たちは、狭苦しい列車に乗せられてとある場所へ向かうことになる。その場所に待ち受けているのは死のみで、行ったら最後毒ガスなどを用いられて殺されてしまう。労働できるかどうかの基準は今の状態をもとに決められるため、歳を取った人や子供たちは、列車に乗せられてしまう未来が待ち受けている。選別のシーンにおいて、上記の通り女性たちは何とか工夫を施しあったりして、死を免れることができたのであるが、子供たちはどうかというと免れることはできなかった。その選別のシーンにおいては、目の前で行われている事とは決して相いれない愉快な音楽が流れているのだが、子供たちはその音楽のおかげか、自分たちにこれから待ち受けている未来なんて知ること無しに列に並ばされ移動をする。道中、女性たちとすれ違うのだが、子供たちは現状を知らないので手を振って喜び合っている。しかし女性たちは、列車に向かう子供たちを見るや否や、一瞬にして顔つきが変わり追いかける。何も知らない子供と、知っている女性たち。その緊迫感とは全く馴染まない愉快なバックミュージック。一部、自らの未来を悟って、列から外れて身を隠そうとする子供たちもいた。何とかして隠れようと、床下にもぐりこんだり、すき間というすき間に隠れこむ。トイレなどの排せつ物を一時的にためておく溜め池のようなところにまで。

今抱いている感情を言葉にすることは難しい。それほどまでにグチャグチャしたものを汲み取った。


本作の主人公であるオスカー・シンドラー氏に最初に抱いた印象は、「何て傲慢な人なんだ。いかにも悪いやつって感じ。。」であった。しかし、それらの行動は自らの地位を安定させて大勢の人を助けるためのものであったと後になって考え、前半と後半では全くの別人のようであったなぁと改めて思う。

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的をかすめる人生相談

僕はまだ、人生経験も豊富で無く考えも未熟なところ大アリだけど、また神様でもなく学者でもないけれど、、ほんの少しでも読者の方に楽な気持ちになってもらえればということで、質問コーナーをやります。僕の回答はもちろんの事、質問を考える上で今抱えている悩みをまとめるという作業自体に、とても意義があると思います!できるだけ、回答していくつもりなので、気軽に下記のリンクからお申し付けを(´▽`)


今週はお休みです😴

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おわりに
的をかすめる人生相談のコーナーでは、相談以外でも、感想、要望、何でも受け付けております。特に期限は設けていないので、数週間前の投稿に言及することもあります!できるだけまんべんなくお答えしていくつもりですが、他の読者が読んで不快に感じるような内容については回答を控えさせていただくことがあります。下記のリンクからお申し付けを(´▽`)😊


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ではでは~また来週に😊


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