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愛猫との出会い。RINNの創業。

はじめまして。株式会社RINNの代表取締役 梁原(りょうはら)です。

猫と暮らしたことのなかった私が、8年前に家族として迎えた、愛猫みるちゃんとの出会いがきっかけで、人生が一変し、脱サラして2013年に創業したのが、株式会社RINNです。

RINNは、猫の健康をサポートする商品・サービスの企画デザイン・販売をする会社です。

RINNの社名の由来は、当時幼かったみるちゃんの首輪に付いていた銀の鈴の音からインスピレーションを受け、名付けました。

起業のきっかけ

社長願望なんて全く無かった私が脱サラして起業したきっかけは、7年前にさかのぼります。当時の私はウェブディレクター、妻はファッションデザイナーという職業柄、夫婦共働きで仕事の帰りが遅いため、決まった量を規則正しく食事を与えられるように、自動餌やり機を使っていました。

その頃は中国製の安価でデザイン性の乏しい製品しか選択肢がなく、仕方なく使っていた商品が数ヶ月で故障してしまい、新しいものをAmazonで買い替えたら、別の製品は操作方法は難しく、給餌音がうるさくて、煩わしさを感じていました。すると3ヶ月でその製品も故障してしまい、週末のヨガの最中に思わず、「こうなったら、俺がつくる。」と妻に話しました。

妻の答えは、「つくりな。」でした。

思わぬ答えに正直、戸惑いながらも、「よし、わかった。」

と言ってみたものの、新聞社の編集局や求人広告営業、ウェブディレクターでキャリアを積んできた私にとって、ハードウェア開発の経験やペット業界に身を寄せていた経験などありません。

それでも不規則な食生活のため、体重が増加傾向にあった、みるちゃんのために「俺がつくる!」と腹を決め、誰でも簡単に使えて、世界中で愛されるような、シンプルデザインのヘルスケアデバイスという価値観の自動給餌器をつくろうと考えました。

勢いでそのまま脱サラ

即断即決の私は当時働いていたウェブ&スマホアプリ開発を請け負う会社のS社長へ退職を告げると、あまりにも突然の話で「??」な状態。

「え、猫?自動給餌器?」

「うーん、でも梁さんが決めたことだし、僕らは応援します!」

と突然の通知にもかかわらず、快く新しい道へ進むことを後押ししてくれました。

退職して1ヶ月。資金もなく、ものづくり経験もない、ゼロからのスタート。

みるちゃんへの愛と情熱だけを携えて、

2013年11月11日、株式会社RINNは産声をあげました。

(つづきは、ペット用家電をつくる。)

みなさん、これからもどうぞよろしくお願いします。



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