一人暮らしってこんなに寂しいんだねって話
人生で初めての一人暮らし。
家族の中でも几帳面な僕は一刻も早く家を出たかった。
これで周りに気を遣いながらの生活もおさらばだ。
そしていざ、一人で暮らしてみる。
寂しい。寂しすぎる。
いやびっくりするくらい寂しい。
静かになるとなんか耳鳴りも聞こえてくる気がする。
実家で一人でいるのと一人暮らしで一人でいるのとではこんなに違うのか。
そら大学生もYoutuberなってまうわ。
SNSはこの寂しさを紛らわすには最適だ。
Twitterで誰かとリアルタイムで繋がることができる。
インスタでどこかに行った気分になれる。
インターネットサービスもそうだ。
YouTubeを見れば自分に向かって誰かが話してくれる。
Netflixを見れば寂しさを紛らわせることができる。
一人世帯が多くなってしまった時代に、ネットは最適だったのかもしれない。
もう一つ、世の中には休日なんていらないから働きたいという人がいる。
そんな人の気持ちがわかるような気がした。
働いてさえいれば誰かに会うことができる。そこに繋がりがある。
人は一人では生きてはいけない。
それは暮らしだけの話ではない。
太古の昔から狩猟や稲作のためにムラを作って暮らしてきた人間は孤独が怖いのだ。
時には孤独も必要だろう。だがそれは他人を感じる中での孤独の話だ。
人は失って初めて大切なものに気づく。
家族の温かさ、友達の大切さ、誰かが助けてくれる優しさ。
いつかこの孤独にもなれるのだろうか。
慣れてしまう前に、今までの感謝を伝えたいと思う。
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