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「自信」は一日にして成らず

自信

たった漢字2文字。ひらがなにしても3文字。
その言葉を私はずっと大事にしている。

自信がない人はどこか弱そうに見えてしまう。

自信を持っていないとなんだか地に足がつかない感じがする。

ちょっと思い通りにならないとイライラしてしまう。

自信を持っている様子だけでそれは周りに伝わる。

自信があると心に余裕が生まれる。

予定外のことが起きても受け入れられる。

ある物事に取り組むとき、自分にとって「自信を持つ」ことがまずは最初のステップだと思っている。

「根拠のない自信」という言葉もあるが、私は過程を伴わない根拠のない自信は持たないようにしている。自信は一日にしてならず、だ。

自信をつけることは簡単なことではない。
行動を起こして、失敗して成功してを繰り返して。自分の中でやり方を見つけて、突然どんな状況がきても対応できるくらいになる。

そうしてやっと自信がつく。

自信を持つことが大事だと感じ始めたのはいつくらいだろうか。

小学校低学年の頃だったかもしれない。

自分の身近で、当たり前のように嘘をついて、周りの大切な人を苦しめる人を見てきた。信じていたけど裏切られることもあった。

そしてその時思った。

「信じられるのは自分だけなのかもしれない」

今となっては周りに弱さをさらけ出せるようになったし、人を信じるということは当たり前のように出来るようになった。

しかしその当時はどこか周りを信じることが出来なかったり、本音を隠したりしていたときもあった。

ただ自分だけは裏切らなかった。一度決めた目標をやり切る、そのために練習したり勉強したりして実際にある程度の成果を上げる。

頑張れば結果が出るということがわかり、それが自信となっていった。
おかげで「頑張る」で終わらず、「頑張り続ける」ことが習慣となった。
それが最終的に結果につながり、自信につながるということを知っているから。

自信をつけるためにはいくつかの壁がある。

まずは頑張りたいものを見つけること
ただ「自分に自信持ちたいです」「頑張れる人になりたいです」といっても、その対象がないと言葉だけになってしまう。

そして頑張り続けられるかということ
頑張りたいものが見つかったとする。最近思ったのだが、人は最初は頑張れるものだ。目標や理想があるから、最初の努力は出来る。

例えば「テストでいい点とりたい」と思った小学生がいる。
そのためにも一生懸命勉強してテストに臨んだがいい点をとれなかった。

「なんだ勉強しても意味ないじゃん」となるか、
「どう頑張ればいい点とれるのかな」となるか。

同じ対象でもこの差はすごく大きいと思っている。

自分で工夫し続けて、頑張り続けて成果をあげることでそれが自信となっていく。でも何も先が見えない状況で頑張り続けるのはしんどい。だから頑張り続けられない人の場合、ここで止めてしまう。

そのために大事なことが、巷でよく言われる「小さな成功体験」だと思っている。小さいことでも頑張ったら成果が出るという経験をする。そううすれば少し先が見えてくる。


冒頭の話から逸れてしまった。

まとめると、
自信は持つだけで自分に余裕が生まれる。周りからも余裕があるように見える。ただ、自信はそんなにすぐに身につくものではない。

「頑張る」だけで終わらずに、「頑張り続ける」ことを意識する。

「頑張り続け」られるようになるためにも、まずは小さな成功体験を積み重ねて頑張れば成果が出るという経験をする。

それによって自信がつくのではないかな、と個人的には思っている。

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