滝沢 亮 (新潟県三条市長)

ものづくり、アウトドア&キャンプ、自然と食が豊かな新潟県三条市の市長です (3…

滝沢 亮 (新潟県三条市長)

ものづくり、アウトドア&キャンプ、自然と食が豊かな新潟県三条市の市長です (38歳)。「選びたくなるまち三条」を皆さんと一緒に築き上げていきましょう。2021年上半期「移住希望者の関心度が高い市区町村」全国1位。PTA会員。https://furusato-sanjo.jp/

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  • 新型ウイルス対応・ワクチン関連情報

    三条市における感染症対策、方針、ワクチン関連の情報に関する記事をまとめたマガジンです

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ごあいさつ

みなさま、こんにちは。新潟県三条市長の滝沢 亮 (たきざわ りょう) と申します。このたびは私のnoteをご覧いただき、ありがとうございます。 新潟県三条市は金属加工を中心とした「ものづくり」力のある地域、田畑の広がる平野、広大なキャンプ地もある豊かな山林を併せ持っています。 特に「ものづくり」では、2013年に伊勢神宮の「式年遷宮」において三条市でつくられた和くぎや金具類が納められるなど、鍛冶の伝統が受け継がれてきました。 2021年4月には高度な「ものづくり」の次世

    • 「みちづくり」は「まちづくり」(その1)

      先日、新潟県宅地建物取引業協会三条支部さんの研修会にお声がけいただき「三条市の道づくり」について講演してきました。 その際「三条市がここまで道路行政をがんばっている、これからさらにがんばろうとしているのは知らなかった」とのコメントをいただきました。 私自身「情報発信がまだまだ足りなかったか・・・」と反省しましたので、数回にわけて三条市の「みちづくり」についてお伝えします! 1.国道403号三条北バイパス実は新潟市中央区から長野県に至る道である国道403号。 そのうち「

      • 30年後の三条市のために!

        最近、国家公務員・地方公務員ともに、以前よりも就職先としての人気が低下してきているというニュースをよく目にします。 おかげさまで私たち三条市役所は毎年すばらしい方に受験していただいていますが、いつまでもこの状況が「あたりまえ」と思ってはいけません。 というわけで、2024年2月より、三条市役所では職員採用についてアップデートを行いました。 1.ジョブ型(的)雇用スタート中途採用の場合、これまでも、応募者の勤務経験や希望などを事実上踏まえたうえで配属先を決めていました。

        • 伸びしろの伸ばし方~その3~(三条市の要介護認定)

          私が三条市長に就任する前に多くの方から「三条市の伸びしろ」としてお声がけいただいておりました三条市の要介護認定。 令和3年秋、令和4年秋に引き続き、昨年令和5年秋に3回目のアンケート調査(市内67事業者対象)を行いましたので、その結果をお伝えします。 令和3年の結果は ↓ こちら 令和4年の結果は ↓ こちら 1.アンケート結果今年も回答率は100%でした! 事業所のみなさま、毎年のご協力、本当にありがとうございます。 Q1 三条市内の要介護認定の判定結果について

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          開院までもう少し!県央基幹病院!

          いよいよ来年2024年3月1日の開院まで4か月を切った「済生会新潟県央基幹病院」 私たち三条市は、2023年10月から11月にかけて、合計8会場で住民説明会を開催しました。 今回の投稿では、その際に行われた質疑応答を載せます(ちょっと長くなりますがお許しください) 回答の内容は、説明会が開催されました2023年10月・11月時点のものになりますのでご了承ください。 また、回答者は、質問内容に応じて 済生会新潟県央基幹病院の院長予定者の遠藤直人先生(現・燕労災病院長)

          開院までもう少し!県央基幹病院!

          パリで活躍する三条のみなさん!

          ドイツ・エッセンにある「Red Dot Design Museum(レッド ドット デザイン ミュージアム)」での企画展 ”The KOUBA principle: The fundamentals of Japanese design in the Tsubame-Sanjo region” のオープニングセレモニーに出席した後は、帰国前に24時間だけフランス・パリに。 というのも、パリで活躍する三条市のお店や三条市ご出身の方をどうしても直接応援してきたくて行ってまい

          パリで活躍する三条のみなさん!

          工場の祭典、ふたたびヨーロッパへ!

          2023年10月17日から22日にかけて、ドイツ、フランスに出張してまいりました。 2022年10月のベトナムはホーチミンとバリアブンタウ、そして2度のドイツ(2022年10月・2023年2月)、2023年8月のニューヨークに続く5回目の海外出張です。 昨年10月、世界三大デザインコンテストのひとつであるRed Dot Design Award(レッド ドット デザイン アワード)で燕三条工場の祭典「Tsubame-Sanjo Factory Museum」(燕三条ファク

          工場の祭典、ふたたびヨーロッパへ!

          お会いしてまいりました(ニューヨーク出張記~その2~)

          今回のニューヨーク出張(2023年8月17日~22日)、三条市長として(市長らしく?)多くの方にお会いしてきました。 1.在ニューヨーク日本国総領事館三条商工会議所青年部の結城会長とともに、在ニューヨーク日本国総領事館を訪問し、在ニューヨーク総領事の森様にお会いしてきました。 「いろいろな都道府県がニューヨークで催し物やイベントをすることはありますが、市町村単位や地域単位での挑戦はあまり聞かないので、今回の燕三条フェアは特に注目しています」 とのありがたいお言葉をいただ

          お会いしてまいりました(ニューヨーク出張記~その2~)

          燕三条、ニューヨークへ挑戦!

          2023年8月17日から22日にかけて、ニューヨークに出張してまいりました(時差やフライト時間の都合もあり、3泊6日の今回もタフなスケジュール!) 2022年10月のベトナムはホーチミンとバリアブンタウ、そして2度のドイツ(2022年10月・2023年2月)に続く4回目の海外出張です。 ニューヨークの大人気エリアのひとつ、ブルックリン。 そのブルックリンに「Japan Village(ジャパン・ヴィレッジ)」という複合施設があります。 この「Japan Village

          燕三条、ニューヨークへ挑戦!

          すべては子どもたちの笑顔のために!!!

          私たち三条市にとって、子どもたちの笑顔が宝物です。 その「宝物」を守るための前提条件として、子ども達の安全・安心が何よりも大切と考え、この2年間で次の取り組みを一気に進めてまいりました。 1.通学路の整備2021年6月、千葉県八街市で下校中の児童5人が飲酒運転のトラックにはねられ死傷したという大変悲惨な事故がありました。 三条市でもその後直ちに通学路の緊急点検を行い、市道33か所で歩道の整備やグリーンベルトの設置などを実施しました。 2.防犯カメラの設置2023年3月

          すべては子どもたちの笑顔のために!!!

          伸びしろの伸ばし方~その2~(三条市の要介護認定)

          私が市長選の際に「三条市の伸びしろ」のひとつとして問題提起しておりました三条市の要介護認定。 実態調査を行い、その結果を共有し、次のステップに進んでいこうとのことで、令和3年の秋、三条市内の67事業者の皆さまを対象にアンケートを初めて実施しました。 令和3年の結果はこちらからどうぞ ↓ 令和4年の秋にもアンケート第2弾を実施しましたので、今回はその最新の結果をご紹介します。 1.アンケート結果Q1 三条市内の要介護認定の判定結果について 昨年からの三条市の進捗具合を

          伸びしろの伸ばし方~その2~(三条市の要介護認定)

          うんちポスター受賞作発表です!

          三条市では、今年度、市内小中学校のトイレの洋式化工事を行い、このたび工事はすべて完了しました。 今回の工事で新しく導入された洋式トイレの数は488台です。ちなみに「台」という単位ですが、TOTOさん、LIXILさんのご担当者にも確認したオフィシャル(?)な数え方です。 この工事にあわせて「学校のトイレでもうんちしやすくなっちゃう!?」ポスターを募集したところ、なんと市内外どころか県内外から 子ども部門:238作品 一般部門:13作品 ものご応募がありました。本当にみ

          うんちポスター受賞作発表です!

          開院日、決まりました!

          三条市に建設中の「済生会新潟県央基幹病院」 花角知事が開院日を令和6年3月1日と正式に発表されました。 私たち三条市も、立地自治体の責務として、医療スタッフの確保に向けた取り組みや、救急車が1秒でも早く新しい病院に到着するためのインフラ整備などを進めていきたいと思います。 昨年の秋、地元の三條新聞さんで「”断らない救急”の実現に向けて」というタイトルのもと、渡邉紀博新潟市民病院救急医長(現在、燕労災病院のER救急の応援に来てくださっています)、新田正和燕労災病院救急科部

          開院日、決まりました!

          八十里越の開通に向けて!(その4~下田のお米、イタリアへ~)

          米どころ新潟県! 私たち三条市、「ものづくりのまち」として商工業のイメージが強いかもしれませんが、実はたくさんのおいしいお米を作っています。 年間の収穫量は2万6000トンで、新潟県内30市町村の中で第9位(ちなみに三条市の面積自体は県内で14位)です。 この収穫量、全国約1700ある自治体のなかでも上から数えて40番目くらいとかなり上位です。 私も小さいころから地元のおいしいお米を食べて育ってきました。 三条市のお米はすべておいしいのですが、その中でも下田(しただ

          八十里越の開通に向けて!(その4~下田のお米、イタリアへ~)

          八十里越の開通に向けて!(その3~下田マーケティング中学校~)

          2026年(ころ?)の国道289号八十里越の開通に向けた記事の第三弾! 今回は、2022年に下田中学校の生徒たちと一緒に挑戦してみました「下田マーケティング中学」の取り組みをご紹介します。 第一弾はコチラ! 第二弾はコチラ!! 1.主役は私たちひとりひとり三条市役所に人とお金の無限のリソースがあれば、八十里越の開通に際して、あれもこれもつくることができるかもしれません。でも今は行政が1から10まで全部やるような時代ではないと考えています。 そういうわけで、八十里越の

          八十里越の開通に向けて!(その3~下田マーケティング中学校~)

          八十里越の開通に向けて!(その2~工事現場の現況は?~)

          2026年(ころ?)の国道289号八十里越の開通に向けた記事の第二弾! 今回は、八十里越開通に向けた取り組みの本丸である、工事の進捗状況を見学してきた際の様子を紹介します。 (第一弾は ↓ コチラです) 1.事業化は私が生まれた1986年八十里越の開通工事の事業化、すなわち国が「工事をしますよ」と決めたのは1986年(昭和61年)度。 この1986年というのは、私が生まれた年です(1986年1月生まれです) その後、1989年(平成元年)度に工事着手となり、今に至り

          八十里越の開通に向けて!(その2~工事現場の現況は?~)