工場の祭典、ふたたびヨーロッパへ!
2023年10月17日から22日にかけて、ドイツ、フランスに出張してまいりました。
2022年10月のベトナムはホーチミンとバリアブンタウ、そして2度のドイツ(2022年10月・2023年2月)、2023年8月のニューヨークに続く5回目の海外出張です。
昨年10月、世界三大デザインコンテストのひとつであるRed Dot Design Award(レッド ドット デザイン アワード)で燕三条工場の祭典「Tsubame-Sanjo Factory Museum」(燕三条ファクトリーミュージアム)がグランプリ(世界一)を獲得しました。
このグランプリ受賞を記念して、なんとなんと2023年1020日から2024年1月21日までの3か月間にわたり、ドイツはエッセンにあるRed Dot Design Museum(レッド ドット デザイン ミュージアム)で企画展
”The KOUBA principle: The fundamentals of Japanese design in the Tsubame-Sanjo region”
を開催しており、そのオープニングセレモニーに出席してまいりました。
オープニングセレモニーでは、Red Dot Design Group社 Vice PresidentのVito Oražem様のスピーチの後、エッセン市長のJulia Jacob様、在デュッセルドルフ日本国総領事館総領事の河原節子様よりご祝辞をいただきました。
私も、この展示会開催への感謝をお伝えするスピーチを行いました。
三条市長に就任してから約3年、さまざまな場面であいさつの機会がありましたが、車の下でのあいさつは今回が初めてでした!
スピーチの後は、河原総領事をご案内して展示をご覧いただきました。
河原総領事からは、燕三条の刃物や金属製品が兼ね備える機能美と様式美に高いご評価を頂戴しました。また、燕三条のものづくり現場にある空気や熱も感じ取っていただくことができました。
オープニングセレモニーの翌日は、東京オリンピックの女子柔道競技2つの金メダルで三条市とさらに深い関係となった駐ドイツ コソボ共和国総領事館長のミルサダ・ヴォカ様も展示会にお越しくださいました。
同じ日にはエッセン市のトーマス・クーフェン上級市長を表敬訪問し、Red Dot Design Museumで燕三条の企画展を行うことができたことへの感謝をお伝えするとともに、燕三条のものづくりをアピールしてまいりました。
トーマス・クーフェン上級市長は、ご自身のインスタグラムにも私たちの表敬訪問の様子をあげてくださりました。ありがとうございます。
ドイツ・デュッセルドルフとエストニアの美術大学の大学院生のみなさんもワークショップという形でこの企画展に参加してくださいました。
「来年はぜひとも燕三条を訪れたい!」との熱いお言葉もいただきました。
今回の企画展、2024年1月21日まで開催中ですので、みなさんヨーロッパに行かれる機会がありましたら、ぜひともお立ち寄りください。
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