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「みちづくり」は「まちづくり」(その2)

すみません、3か月ぶりのnote投稿となりましたが「三条市の道づくり」第2弾です。

第1弾はコチラ ↓ です。


1.市道上須頃262号線

今年3月1日に開院した済生会新潟県央基幹病院。年間約6000台(=1日あたり約16.5台)の救急車の受け入れを予定しています。

現在、石上大橋・新潟側から来る救急車も、三条大橋・栄・長岡側から来る救急車も、基本的には国道8号・須頃二丁目(里味須頃店さんのある)交差点を曲がって基幹病院に向かっています。

ただ、今後は県央基幹病院・三条市立大学の隣接地にイオンの建設が予定されています。

そうしますと、国道8号・須頃二丁目交差点から基幹病院に向かう道がこれまで以上に混雑することが想定されます。

救急車が渋滞に巻き込まれることなく1分1秒でも早く病院に到着できるように、三条大橋・栄・長岡側から県央基幹病院に向かう新たなルートを創設することにしました。

それが市道上須頃262号線です。

具体的には、栄方面から、国道8号・下須頃南交差点(自遊空間さん・マクドナルドさん・UNIQLOさんのある交差点)を左折してホームセンタームサシ三条店さんを過ぎた後、上の図の赤い点線のとおり、三条市立大学に向かう新しいバイパスを作る計画です(写真の右下の白いところは、三条市立大学&三条看護・医療・歯科衛生専門学校の屋根です)

途中で上越新幹線、北陸自動車道がありますが、それぞれちょうど広くなっている箇所がありますので、その下にバイパスを通すことができます!

上越新幹線の高架下
北陸自動車道ボックス(市立大学側より撮影)
北陸自動車道ボックス(国道8号側より撮影)
バイパス起点案(ホームセンタームサシ三条店さん裏)

県央基幹病院は、正確に申し上げれば県立の病院であり、運営するのは済生会さんです。ただ、三条市に建っている病院です。病院が立地する自治体の責務として、私たち三条市は、病院へのアクセス道路の整備をさらに進めていきます。

用地の交渉などさまざまな事情がありますので具体的な時期は正式にはお示しできませんが、個人的には令和の年数が一桁のうちに開通させたいと考えております。

2.市道大島荻島線

引き続き県央基幹病院をより意味のあるものにするための道路整備です。

先日開通した国道403号三条北バイパス。加茂・田上方面から三条方面に向かって走ってきて、突き当たりとなる丁字路(県道塚野目代官島線との交差点)を右折してしばらく走りますと景雲橋です。

ここから燕三条駅方面に向かうルートとして

(1)景雲橋を渡らずに土手を走って、石上大橋を渡って燕三条駅方面に向かう

(2)景雲橋を渡ってすぐ左折して、土手を走ってここ ↓ から国道8号に出て燕三条駅方面に向かう

(3)景雲橋を渡ってずっと直進して、ここ ↓ から国道8号に出て燕三条駅方面に向かう

の3パターンあるかと思います。

このうち(3)は遠回りになりますので、あまり選択されるルートではないかと思います。

(1)は多くの方が使われるルートかと思いますが、石上大橋付近が混雑している場合にはスムーズに移動できない可能性があります。

ということで、(2)のルートを充実させようと現在取り組みを始めています。

具体的には、景雲橋を渡ってすぐ左折して国道8号に向かう土手において、4か所ほど狭いところがあるのですが、その4か所を拡幅することにより対向車とのすれ違いを簡単にする取り組みです。

これにより、国道403号三条北バイパスを走ってきた加茂・田上方面からの救急車が、石上大橋周辺の混雑を気にすることなく、景雲橋を渡るルートでスムーズに県央基幹病院に向かうことができるようになります。

できれば来年(2025年)のうちに工事を完了させたいと準備を進めているところです!


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