未来の学校検討委員会、スタートです
日本全体で起こっている少子化の波。
残念ではありますが、私たち三条市も同じ状況です。
出生数ベース(暦年ではなく、学年ごと)では
そして
と、20年間で半分以下となっています。
近年の出生数を前提にしますと
今年度の三条市内の小学生の人数が1年生から6年生までの合計で約4100人であるのに対し、5年後の2029年度(令和11年度:今の小学1年生が小学6年生になっているとき)には約3400人と、今と比較して約82%という人数になります。
また、今年度は市内全体で10組(=20学年)ある複式学級の数も、2029年度には14組(=28学年)となることが想定されます。
今後どれだけ国や私たち三条市の少子化対策が成功したとしても、急に子どもの数が2倍や3倍になることはなかなか想定しづらいというのが現実的な流れです。
そのような中、将来を見据え、子ども達、特に小学校の教育環境を(とても難しい課題ではあるものの逃げることなく)私たちが一緒になって考えようということで、私たち三条市は
「三条市未来の学校検討委員会」
を立ち上げ、本日2024年9月25日、1回目の会合を開催しました。
https://www.city.sanjo.niigata.jp/soshiki/sanjoukyouiku/sanjoukyouiku/iinkai/18202.html
この「未来の学校検討委員会」では、小学校の保護者の代表、地域の代表、校長先生などの学校の代表、将来小学校に通うことになる今の保育園・幼稚園などの保護者の代表、公募委員など合計37人のみなさまに委員として務めていただきます。
三条市役所や三条市教育委員会が特定の結論を持っていて、それを委員のみなさまに承認いただくための会ではありません。
まずは三条市の置かれている現状を共有したうえで、その後は「未来の学校検討委員会」という名のとおり、三条市で学び、成長する子ども達にとってこれからの教育環境がどのようなものがよいのかを話し合おうという会です。
本日、第1回の会合の冒頭、私は、次のようなメッセージを委員のみなさまにお伝えしました。
今後ともこの「三条市未来の学校検討委員会」の内容をお伝えしようと思います。よろしくお願いします。
(ちなみにサムネイル写真は、私が通っていたころの木造校舎の大浦小学校です)