性格の定数と哲学の変数 No.1182
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2024年3月29日 「DayOne日記」No.1182
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。
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おはようございます。
「人はいつからでも変われる」
という言葉があります。
この言葉を聞いて、以前は
「本当かよ?」と思ってしまうことも多々。
でも、今は、
この言葉を信じています。
それは、
稲盛和夫さんの影響が大きい。
稲森さんが、
人格についてこのように
言われているのです。
「人格=性格+哲学」
という方程式に基づくものです。
この考え方の背景を稲盛さんは
以下のようなに語っています。
ーーーーーーー
人間は生まれながらに
持っている性格とその後の人生を歩む過程で
学び身についていく哲学の
両方から人格というものは成り立っている。
つまり、性格という先天性のものに
哲学という後天性のものを
付け加えていくことにより、私たちの人格は
淘汰されていくのです。
ーーーーーーー
という言葉。
これを読むと、本当にそうだと納得します。
生まれながらの性格は変えにくい。
でも、後天的に哲学を学ぶことで
先天性の性格と合わさり
人格を変化させることができる、ということ。
人が変わる、というのは、
人格を変えていくということを等しい。
そう考えると、哲学を学ぶことで
人格を変えていけるはず。
数学的には、
性格は定数であり、哲学は変数。
という解釈もできますね。
そして、哲学というのは、
人生観や生き方や生きるための思考や姿勢。
この変数をしっかり学び身につけるか、
それによって、人は変化できるのです。
逆にいえば、この哲学次第で、
プラスにもマイナスになったりするはず。
だから、哲学の学び方、
取り扱い方が極めて大事になるのでしょう。
どれが正しいか、
それは人の価値観に委ねられている。
でも、大切なことは、
自分が信じることができる考え方に
出会えるかどうか。
また、出会い、
それに基づいて行動できるのか?
それによって、
自己変革ができる、ということ。
だからこそ、
色々なことを学ぶ、人生訓を学ぶ。
これが大事になるのです。
でも、この解釈で考えていくと
人は哲学を学ぶことで後天的に人格を
変えることができます。
つまり、自分次第で
いつからでも人は変われる、という言葉にも
理屈が通るのです。
だから、
いつから始めて遅くない。
今からでも人は変われる。
そう信じて
これからも取り組んでいきたいものです。
それでは、皆さん。
本日も良い一日をお過ごしください。
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