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練習量・仕事量に人の成長は比例する No.257

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2021年9月15日 「DAYONE日記」No.257
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、毎日発信します。
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私は高校の時、サッカー部に入っていました。
子供の頃からサッカーが好きでしたが、中学にはサッカー部がなかったので、高校に入ってサッカー部に入部したのです。

でも、当然、高校から本格的にサッカーを始めたので、他の経験者に比べて下手くそで、同じように練習していても、今までの積み重ねや経験の差が明らかに出ます。

そして、その差を埋めるだけの才能があれば良いのですが、自分にはそんな才能もセンスもなかったので、そこで考えたのが1つ。

それは、練習量・ボールに触れる時間を増やすことでした。経験者に比べて圧倒的に練習とボールに触れている時間が少ないことを認識して、何とかしようと思ったのです。

だから、部活が終わって帰宅した後に、夜公園に行って、1人で練習していました。とにかく上手くなりたい、周りに追いつきたいという一心で…。それでも、現実は厳しく追いつけなかったのですが…(笑)

でも、やった分だけ少しは成果もあったと思います。

そのことを思い出していると、色々と考えが広がったのです。

どんな世界(業界・業種)でも成果を出すためには、絶対的な練習量・仕事量は必要になるはずです。

よほどの才能があったり天才でない限り、圧倒的な練習量が必要です。

オリンピック選手を見れば、どれだけ練習をしているか想像もつきませんが、すごいはずです。

そして、それは、練習量だけでなく生活の全てをそのスポーツに捧げていると言っても過言ではない位やっているからこそトップになれるのではないでしょうか?

そう考えると、素人や新人が先行している人達に追いつこうと思ったら、とにかく絶対的な量を増やすしかないのです。つまり、量稽古が必要なのです。

そして、効率的にやる必要があるということです。

だから…

時間をどうすれば捻出できるのか
効率的にやるにはどうすればいいのか

ということを考えるようになるのです。そして、考えるからこそ行動につながっていくのです。

料理人の道場六三郎さんも、修行時代はいつもこんなことを考えていたそうです。

「人の2倍働こう」
「人が3年かかって覚える仕事を1年で身につけよう」

と思っていたそうです。
そういう心構えだったからこそ、できるだけ体を早く動かし、仕事量をこなしていたのです。

でも、早く動くだけでは、人の2倍も働くことができないので、効率よく働くために段取りをしっかりして無駄をなくす努力もされていたのです。

道場六三郎さんのレベルとは違いますが、そういう心構えで意識すれば、自分の行動は変えられるということです。

仕事でも…

「あの人は、自分より年上で仕事のキャリアも長いから敵わない」

と思って諦めるのか、

「何とか、近づき追い越そう」

と思って努力するのか、それは、心構え次第です。

そして、その心構えがあれば、後は量の問題です。
どれだけ練習量・仕事量を確保できるか、そして、その質を上げることができるかを考えるようになるのです。

そうやって量稽古していくことで、人は成長していくのです。

そして、量稽古するということは、実は自分自身のタイムマネジメントのスキルを上げるためのトレーニングにもなっているのではないでしょうか?

いかに時間を捻出するか、時間を有効に使うか、自分の時間の使い方も考えるようになっていくのです。

どんな圧倒的な差があったとしても、自分の心構え次第で工夫して行動することで、その差を埋めていくことができるのです。

結局、どれだけ自分自身と向き合い、甘えたくなる自分に打ち勝つかということです。それは、自分次第です。

だから、常に人の倍努力する、誰にも負けない努力をするという稲盛さんの言葉を心に留めて、日々取り組んでいきたいものです。

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