腸と免疫
腸と免疫
今回は腸と免疫についてご紹介です!
意外と意識されていないこと、多いですが
「腸」の働きは、すごく大切です。
(「すごく大切」なことを「超」といいますが、もしかして語源は「腸」??と思って調べましたが、どうやら違うみたいです。。笑)
免疫とは??
腸と免疫の関係をご紹介したいのですが、その前に。
そもそも免疫って?
ご存知かもしれませんが、簡単に言うと、
菌やウイルスから体を守り、病気になることを防ぐ防御システムのことです。
免疫には、自然免疫と獲得免疫の
2種類があります。
自然免疫
細胞1つ1つに備わってる、原始的なシステムです。
菌やウイルスが体内に入ってくると、まず
トール・ライク・レセプター(TLRと言うそうです!カッコいい✨)
というセンサーが
情報をキャッチし、
周りの細胞たちに
【侵入者あり❗️】と知らせます!
知らせを受けた周りの細胞は、
抗菌・抗ウイルス物質を一斉に分泌❗️
集団攻撃で病原体を死滅させます。
これが上手く働いてくれてれば、
病気になっても、初期の段階で防いでくれます^_^
獲得免疫
進化した生物だけが持っているシステム。
菌やウイルスが、自然免疫を突破すると
獲得免疫・白血球の出番となります!
食細胞とよばれる
マクロファージや樹状細胞が
菌やウイルスを捕獲!食べてしまいます!
食べながら、菌の情報をリンパ球に送り、
情報を受け取ったリンパ球は
抗体と呼ばれる、いわゆる武器的な物をつくります
この抗体を使って菌やウイルスを捕獲し
残さず食べていきます。
自然免疫よりも、少し複雑な構造をしてますが
なんだか頼りになりそうですよね(^^)
しかし、獲得免疫には欠点があるんです。。
獲得免疫の欠点
頼りになりそうな
獲得免疫ですが、大きな欠点も持っています。
それは、肝心の抗体
これを作るのに5~7日間もかかってしまうことです。
その間、獲得免疫だけに任せておくと
菌やウイルスの死滅にかなりの時間がかかってしまいます。
ですので、自然免疫の機能もとても大事です。
獲得免疫は自然免疫の補佐的な役割ともいえます。
免疫力を高く保つには?
自然免疫、獲得免疫の紹介をさらっとしましたが、
もっと根本的なとこを考えていくと、
これら免疫に関わる細胞たちに
元気でいてもらわないと困りますよね。。
細胞の元気の源
細胞が元気でいるには、
酸素と栄養素
が必要になってきます!
酸素
当たり前のことですが、酸素は呼吸から取り入れますよね。
この、呼吸の仕方によっては
酸素供給が効率悪くなってしまいますので
普段、なかなか意識しないと思いますが
呼吸の仕方 を意識していくことは大切です^_^
やり方はまたご紹介します!
ざっくり言うと、「鼻呼吸」をしましょう!
栄養素
栄養素ですが、こちらは
食べ物を小腸で吸収することで
全身に運ばれていきます。
やはり腸の動きが、免疫と深く関わっている
と考えたほうがいいですね!
腸の動きをよくするには、
食物繊維をしっかりとるなど、
食べ物に気を使っていくことと、
適度な運動、
腸をマッサージしてあげたりも効果的ですよ!
やっぱり腸と免疫は繋がっている
腸が働いてくれるから栄養素を取り入れることができ
細胞達も元気になってくれるのです!
免疫だけでなく全身の細胞にとって
腸の動き・働きは要になっています!
白血球は小腸にいる?!
さらに、獲得免疫で活躍してくれる
白血球ですが、
普段どこに待機してるかというと、
これも小腸にいます!
全身の白血球の60~70%は小腸で待機
をしてくれていますので
腸の動きが活発になれば
白血球達も活発に働いてくれます!
免疫の中心は腸!
腸は栄養分の吸収だけでなく、
免疫にも凄く大切な役割を担ってくれてるんですね!
呼吸・腸の動き が免疫を高める上で大切になってくるのですが、
整体からのアプローチだと
呼吸法や呼吸に使う筋肉への施術、
腸もみ(腸のマッサージ)など
によって他動的に機能の向上・改善を計れますので
気になる方は是非お試しください^_^
腸と免疫の繋がりをご紹介しましたが、
細かいところをみていくと、もっと深いテーマになってきます。。
もっと簡単にご説明が出来るよう、勉強していきますので
また更新見てみてくださいね(^^)
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よかったらそちらもご覧ください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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