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【冷え性の原因】健康雑学


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冬のお悩み【冷え性】

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こんにちは(^^♪整体×ヨガのプライベート隠れ家サロン【Refresh Labo R.I.T.】整体師の伊藤です(^^)/


寒くなってきましたね…

手足も冷えやすい時期。

特に、慢性的な冷え性を感じている方には

辛い季節がやってきました…

冷え性は何故なってしまうの?

普段から冷え性を感じている人の中には

◾️運動してるのに…
◾️湯船などで温めているのに…
◾️冬だけでなく年中冷えてます…

というお悩みで対処に困っているという声もよく聞きます。

そもそも冷え性は何故なってしまうのか?

原因がはっきりすれば、改善にむけて対処もできてくるかもしれません…!

今回は「冷え性の原因」ということで

紹介していきたいと思います(^^)

冷え性の原因 一言でいうと?

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冷え性といっても、その原因は人によってさまざまなパターンが考えられます。。

しかし、一括りに
一言でまとめるとするなら、

冷え性の原因=血流の悪さ

だと言えます!

手足が冷たくなったりするのは、血が十分に通っていないから、なんですね!


では、なぜ、血流は悪くなってしまうのか?

これには大きく3つの原因があると考えられます。

①血管の圧迫
②内臓疲労
③筋ポンプ・呼吸ポンプ作用

順番にご紹介していきます!

血流悪くなる原因①血管の圧迫

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人の体温は、血流が巡ることで保つことができています。

血が十分に巡らなければ、冷えやむくみにつながってしまう。。

血は血管の中を通って巡るわけですが、

この血管に圧迫がかかってしまえば、当然血の巡りは滞りやすくなってしまいます。。

血管へ圧迫はどう起こるのかというと、

◾️関節部分の可動の悪さ
◾️筋肉のバランス、収縮のし過ぎによる圧迫

が考えられますね!


特に、全身の中でも最も圧迫が起きやすい、かつ全身に影響を及ぼしているのが

「そけい部」!

股関節の部分です。

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上の画像でもわかるように、

腹部の大きな動脈・静脈から

両足に枝分かれするように伸びている血管

◾️外腸骨動脈
◾️外腸骨静脈

これらは全身の血流の大部分を担ってるにも関わらず、

ぱっと見でも圧迫されやすそうな感じで通っていますよね。。

冷え性の人は、筋肉の張りすぎや

股関節の可動が狭まってしまうことで

これらの血管に圧迫が起きてしまっている人がとても多いです。


血流悪くなる原因②内臓疲労

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前述の「大きな血管」は、そけい部だけでなく

「骨盤の上」の部分でも圧迫を受けやすいです。

この場合は、内臓が上にのしかかることから圧迫を受けやすいです。

◾️外腸骨動脈
◾️外腸骨静脈

の上には「腸」が乗っかっています。

また、その上には「胃」があります。

これらの臓器は、自律神経の乱れや生活習慣によって

機能が低下してしまい、下垂をしてしまいやすいです。

特に、胃ですが

暴飲暴食で膨らんで下垂することもありますし、

暴飲暴食していなくても、自律神経が乱れてしまうと

胃酸を出し過ぎてしまい

その重みで下垂してしまいます。

胃が下垂して腸の上に乗っかることで、

腸は蠕動運動がしにくくなってしまい、

機能の低下や癒着をしてしまいます。

その硬くなってしまった腸の下に大きな血管が通ってるので

重力の影響で圧迫がかかり、血流が悪くなる…!というわけですね。


また、内臓の機能が低下してしまうと、

生物的に良くない状況ですから、身体は何とかしようとして

内臓に血液を集めたがる反応となります。

その結果、手足などの末端よりも内臓への血流を優先するため

末端の冷えにつながってしまいます。


血流悪くなる原因③筋ポンプ・呼吸ポンプ

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血流を作るのは「心臓」だけではありません。

動脈血は心臓のポンプによって全身に巡りますが、

静脈血に関しては

◾️筋肉の収縮によるポンプ作用(筋ポンプ)
◾️胸腔・腹腔の圧力によるポンプ作用(呼吸ポンプ)

によって、重力に逆らうように心臓にかえっていきます。

特に下肢の筋肉は「第二の心臓」とよく言いますよね。

ふくらはぎや、内腿の筋肉をあまり動かさなかったり筋力があまりに弱いと

血流の悪さに繋がってしまいます。。


また、呼吸が浅い人は

腹腔や胸腔の内圧の変化が少ないので、

深い呼吸が出来ている人に比べて

下肢からお腹、お腹から胸への
血流が悪くなってしまいます。

どうすれば?

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冷え性の原因について書いてきました!

では、どうすればいいのか?

冷え性の改善方法①胸郭を動かす

胸郭というのは、肋骨と胸骨からなるカゴのような骨格の部分です。

ここは、呼吸をする際に動くのですが

呼吸が浅い人、冷え性の人は

胸郭の動きが悪いことが多いです。。

逆に言えば、胸郭の動きが良いと呼吸も自然と深くなっていきます。

=呼吸ポンプ作用の向上、自律神経が整う

ということにつながっていきます。

胸郭を動かすには、呼吸筋
(特に呼息筋=息を吐く時の筋肉)を意識的に使うエクササイズや

有酸素運動が効果的となります。

冷え性の改善方法②内臓セルフケア

胃や腸の動きをよくしてあげると、


内臓疲労からの冷え、内臓下垂からの血管圧迫は解消されていきます。

胃や腸のセルフマッサージもオススメです!

また、食べ物も大切。。

冷たいものや、大量の添加物・化学物質は気付かぬうちに胃や腸に負担をかけています。。

可能な限りは自然な食品を自然な状態のまま食べること、

なんでも食べ過ぎないこと、が内臓疲労の解消に繋がります。

冷え性の改善方法③そけい部のストレッチ

詰まりやすい、そけい部は

◾️臀筋群
◾️大腿四頭筋
◾️内転筋群
◾️ハムストリングス

をストレッチやエクササイズ、トレーニングによってバランス良く使うことで

股関節の可動域が広がり、詰まりが解消されていきます。

多くの人は、臀筋群や外側の筋肉が固まっており、
逆に内転筋などの内側の筋肉の動きが弱まっていることが多いです。

バランスよくストレッチやエクササイズをして、
硬い部分、弱く感じる部分は集中的にセルフケアしてあげましょう!

冷え性の改善方法④足指や下肢の筋肉使う

①②③で、血管の圧迫をとったら

最後は下肢の筋ポンプを作動させましょう!

ふくらはぎや、足の指までしっかり動かすことで

末端まで血が巡り、全身の血流が良くなります!

まとめ

「冷え性対策」いかがだったでしょうか??

ちょっとややこしい話でしたが、

やはり身体は全身つながっていますね!

全身の血流が良くなることは、
冷え性だけでなく、

あらゆることに良い影響をもらたします!

冷え性が無くなったとしても意識してやってみてください!


参考にしてもらえると嬉しいです! 
最後までご覧いただきありがとうございました!!


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