【坐骨神経痛の話】
辛い【坐骨神経痛】。。
お尻や太ももの裏側、ふくらはぎに
鋭い痛み。。または、痺れてるような不快感。。
坐骨神経痛、つらいですよね。。お客様でも沢山来られますし
痛みを想像しただけでも「やってらんねぇ!」って感じですよね。。
そもそも「坐骨骨神経」とは?「坐骨神経痛」って何?
坐骨神経痛、というのはよく聞きますが、
そもそも「坐骨神経」とはどこなのか?
坐骨神経は、人体で最も太い神経と言われています。
その太さは小指ほどもあるとか!?
そして、長さも結構長い神経で、
派生する神経も合わせると、腰の骨「腰椎」から始まり
足の指先までずっと繋がっている神経になります。
これだけ、「太く」「長い」神経なのですが、その分圧迫もされやすい神経なんですね。。
坐骨神経が圧迫され刺激されると、鋭い痛みや痺れを感じる「座骨神経痛」が発症します。
坐骨神経痛のパターン
坐骨神経痛が出てしまい人のパターンとして多いのが
■腰椎椎間板ヘルニア
■脊柱管狭窄症
になってしまっている人です。坐骨神経の起始部は腰椎部ですので、
そこに圧迫がかかり坐骨神経痛を引き起こしてしまっているパターンです。
また、それ以外のパターンで最も多いのが
■梨状筋症候群
です。上図のように、坐骨神経は
■上双子筋
と
■梨状筋
の間を走っている神経です。
通常、構造的には柔らかいハズの梨状筋ですが、
臀部やハムスト周りの筋肉に負担がかかりすぎ、余裕がなくなってしまうと
梨状筋にも負荷がかかり、その結果、梨状筋も硬くなってきてしまいます。。
梨状筋が硬くなると、それに挟まれてる坐骨神経には圧迫がいくことに。。
身体のバランスや機能を保つために、筋肉が互いに補い合い、助け合っていくのですが、
その代償が坐骨神経にかかっちゃう感じですね。。
梨状筋を救うには!?
梨状筋は、お尻の奥の方に位置する筋肉なのですが、
機能としては
■外旋(太ももを外側にひねる動き)
の働きをもっています。
簡単に言えば、ガニ股になったときの、膝が外に向くような動きです。
梨状筋が硬くなるのは
他の筋肉の働きをカバーするため頑張ってくれるから
なのですが、
そもそも、カバーで「梨状筋」がでてくるということは
”「外旋」の動きに負荷がかかっている”ということになりますね!
普段の姿勢や使い方によりますが、
外旋の動きに負荷=内旋と外旋のバランスが外旋に寄っている
という可能性が高くなってきます。
基本的に全身の筋肉は、拮抗する筋肉同士で引っ張りあい、バランスを保っています。
姿勢の歪みやねじれ、猫背などの”不良姿勢”というのは、
片側の筋肉の引っ張り方が強かったり、
支えるべき筋肉が弱いことで起こってしまいます。
人によりますが、梨状筋が固まり、座骨神経痛の人は多くの場合、
外側の筋の引っ張る力が強く、
内側の筋の引っ張る力が弱い状態になっています。
=ガニ股気味、後ろ重心 の方が多いです。
どうすれば??
では、”内側の筋”というのはどこのことか??
具体的には、
■腸腰筋
■内転筋群
の働きが弱いことが多いです。。
特に腸腰筋は
上半身と下半身をつなぐ要の筋肉であり、
良い姿勢を保つには重要な役割を担っているのですが、
ここが弱い人が多いのです。。
これらインナーの筋肉を使っていくには、
まずは意識をしていくことがポイントになります!
詳しいやり方はこちら↓
また、これら内側の筋肉は、本来であれば
外側とバランスをとってくれるはずなのに、
何かしらの原因によって、内側が働きにくくなってしまっている、ということも考えられます。
人によって違うのですが、
足指や足部の歪み、足首の可動域
もしくは上半身が猫背のように丸まることで骨盤が後ろに倒れてしまうから
などなど・・・
腰やお尻まわりだけを見てても改善はされないことがよくあります。。
まとめ
身体の筋肉は、全身でバランスをとりあい、つながっています。。
深いですね・・・!
日常から、「自分はどのあたりが張りやすい?疲れやすい?」
「どういう動かし方のクセがある?」
気づいている人、意識している人は少ないと思いますが、
まずは自分で気づくことが改善への一番の近道と思います。
■ストレッチやウォーキングからでも、日常身体を動かす習慣をつけてみる
■自分の身体の動きに意識を向けて過ごしてみる
■専門家(整体師、トレーナー、運動系インストラクター)に聞いてみる
のがおススメです(^-^)
InstagramのIGTVに、「坐骨神経痛セルフケア」のライブ配信も保存してあるので、良かったら見てみてください(^^)/
「やってらんねぇ」な坐骨神経痛をお持ちの方は参考にしていただけたらと思います。。
最後までお読みいただきありがとうございました!(^-^)
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