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【蝶形骨】骨勉

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【蝶形骨】骨勉


こんにちは(*^^*)
整体×ヨガのプライベート隠れ家サロン
【Refresh Labo R.I.T.】整体師の伊藤です!

今回は「蝶形骨」について勉強したことをアウトプットです(^^♪

脳頭蓋の要の骨、といわれるだけあって

なかなかややこしい形した骨です!

個人の勉強用ですが、何か参考にしていただけると嬉しいです(^^♪


蝶形骨ってどんなの?

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蝶形骨は頭蓋骨の中心あたりに位置する骨で

”こめかみ”の部分にあたります。

14個もの骨との連結があり、

頭蓋骨全体でみると少ししか見えませんが、

実はめちゃくちゃ変わった形をしており、

その名の通り「蝶」(蛾?)みたいな形をしています。


※昔は「楔状骨」と呼ばれていたそうですが、

足の楔状骨と紛らわしいため「蝶っぽいし蝶形骨!」となったそうです。



蝶形骨と連結する骨


蝶形骨は14個もの骨と連結しています。

■鋤骨(じょこつ):蝶鋤骨縫合
■篩骨(しこつ):蝶篩骨縫合・蝶篩骨軟骨結合
■前頭骨:蝶前頭縫合
■後頭骨:蝶後頭軟骨結合
■頭頂骨(左右):蝶頭頂縫合
■側頭骨(左右):蝶鱗縫合
■頬骨(左右):蝶頬骨縫合
■口蓋骨(左右)
■上顎骨(左右):蝶上顎縫合

いっぱいついてますね!これだけ見ても、頭蓋骨の中心的存在なことがイメージできます!


蝶形骨 部位


蝶形骨は大きく分けると

■体
■3つの突起

からなる骨とされます。

「体」というのは、画像の青い部分。

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3つの突起とは

■大翼
■小翼
■翼状突起

のことです。

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裏側はこんな感じです。

「翼」部分は主に眼窩の形成に関わっており、

視神経孔も「蝶の眼」っぽいとこに孔があります。

視神経孔以外にも、ぽつぽつと重要な”孔”があり、

「脳下垂体」を支える”トルコ鞍”という重要な部分もあります。

下垂体は、各種ホルモンの働きをコントロールする重要な部分です。


蝶形骨 付着する筋肉

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蝶形骨に付着する筋肉は「起始筋」のみです。

筋肉は「起始」と「停止」に分けられますが、

基本的な原則として「停止が起始に近づく」動きをします。


それを踏まえると、楔状骨はやっぱり要であり、”中心”・”軸”のような役割の骨って感じなんですかねー


蝶形骨には左右4対の筋肉が付着しています。

■側頭骨
 起始:側頭窩および側頭筋膜
 停止:鈎状突起および下顎骨の前枝
上顎に対して強力に下顎骨を挙上・後退

■外側翼突筋(二頭筋)
 起始:蝶形骨・側頭下稜・上外側翼状板から下
 停止:下顎骨顆および側頭下顎関節の関節円板前縁
下顎頭および関節円板を前方に引き出す

■内側翼突筋(二頭筋)
 起始:外側翼状筋の内側および口蓋骨椎体突起の溝面および
    口蓋骨椎体突起の外側面と上顎骨の結節
 停止:強い腱板を介した下顎骨の枝と角
下顎骨の挙上と前突

■口蓋帆張筋
 起始:舟状窩、耳管軟骨の側壁
 停止:口蓋腱膜
食べ物が咽頭の後方を通過するにつれて、軟口蓋を緊張させ、耳管を開く


まとめ


蝶形骨は形といい、沢山の孔やトルコ鞍といい

まだまだ奥が深そうな骨でした。

”眼”との関係も深いことからも

視力や眼精疲労、それに伴う頭痛などに関しても

色々と重要なポイントとなってきそうです!


また勉強したらアウトプットしていきます(^^♪

何か参考にしていただけると嬉しいです(^^♪
また、独学ですので、間違ってる箇所や注釈もあれば教えていただきたいです(^^♪


最後まで御覧いただきありがとうございました!


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