【代謝とは?】多くの人が間違った認識?
【代謝とは?】多くの人が間違った認識?
こんにちは(^^♪整体×ヨガのプライベート隠れ家サロン【Refresh Labo R.I.T.】整体師の伊藤です(^^)/
今回は「代謝」についての記事です(^^♪
一部有料とさせていただきますが、本記事は引用・転用フリーですので
ご購入いただいた方は自由に使ってもらえたらと思います(^^♪
代謝とは何なのか??
”基礎代謝” ”新陳代謝”
よく聞く言葉ではありますが、どういう意味なのか?
多くの人が間違った認識?
たとえばダイエットなどされる方は
”基礎代謝”という言葉には敏感かと思います。
「代謝落ちたー」とか「代謝を上げたい!」
と言うのをよく耳にもしますが、多くの人は
”基礎代謝”のことを指して「代謝」と言ってるような気がします
実はこれは間違いで、「代謝」=「新陳代謝」
というのが生化学的には正しいそうです。
”新陳代謝”といえば、美容関係でよく使われてるイメージですね。
肌の細胞の生まれ変わり、”ターンオーバー”とかよく聞きますね。
「代謝」という言葉は、”基礎代謝”ではなく、
正しくはこの”新陳代謝”のことを指しています。
新陳代謝とは?
「代謝」=「新陳代謝」ということですが、
では”新陳代謝”というのは何なのか?
多分、詳しく調べたことある方も少ないのではないでしょうか??
新陳代謝とは、、
生物は外から取り入れた物質を、体内で分解したり、
化学反応を起こすのですが、この一連を”新陳代謝”と言います。
ちなみにこの”新陳代謝”という言葉は、
海外からその概念が伝わってきたときに
「夏目漱石」が和訳したものだそうです!
ここでまさかの「夏目漱石」なんですね~!
新陳代謝は、大きく2つに分類され、
「異化」と「同化」というものに分けられます。
簡単に説明すると
「異化」というのは、外からの物質を分解しエネルギーを生み出します。
「同化」というのは、エネルギーを使って物質を合成していくことです。
これらの働きによって、生物の身体は成長していったり、
生命活動を維持してくことができます。
新陳代謝 細胞の入れ替わり周期
新陳代謝によって細胞は生まれ変わっていきます。
これは部位ごとに入れ替わりのスピードも異なり、
表皮やリンパ組織、胃の粘膜や小腸の絨毛 など
刺激を受けやすかったり、傷つきやすい細胞は入れ替わりも早いです!
だいたい2~3日ですぐ新しい細胞になってます!
なので、今ある皮膚の細胞たちも、3日後には
細胞分裂による複製で、同じだけど新しい細胞になってるんですね~
そのように、早いやつは早いんですが、遅い細胞は時間をかけて入れ替わるようです。
肝臓や腎臓が全部入れ替わるには1年くらいはかかるようです。。
また、骨もどんどん新しいものに入れ替わっていきますが、
全部が入れ替わりきるのには大体2~3年かかるそう。。
筋肉はおよそ200日、血液は120日で全部入れ替わる、と言われています。
ただ、これには諸説ありまして、
そもそも細胞の数自体もあんまり明確には判明していません。。
60兆といったり、37兆といったり、
まだまだ分かってないことも多いんですね、、
これだけ現代のテクノロジーが発達してきてて、頭のいい人たちがずっと調べててもまだわからないことも沢山なんですね~
ロマンですね!
基礎代謝とは?
次は”基礎代謝”とは?を解説していきます。
”基礎代謝”は
「生命活動の維持に最低限必要なエネルギー量」のことです。
この”最低限”がポイントになるかと思います。
この消費は、主に肝臓・脳・筋肉でなされており、その比率は
肝臓・・・27%
脳・・・・19%
筋肉・・・18%
とされています。
これにプラスで運動などの活動によって消費されていくエネルギーは
「作業代謝」といい、正しい意味では”基礎代謝”とは別モノということになります。
基礎代謝をキープするには?
基礎代謝は加齢とともに落ちて行ってしまいます。。
肝臓・脳・筋肉で主要に消費していくと前述しましたが、
日常で運動不足になってしまうと筋肉量は特に減少してしまいます。。
この影響で代謝は落ちてしまうんですね。。
基本的な考え方としては、筋肉量を維持できれば
年齢を重ねても基礎代謝をキープしていけるということにもなります!
逆に言えば、基礎代謝が落ちる=筋肉量が減って、必要なエネルギー量も減る
→ 摂取カロリーも減らさなければ、、、太ってしまう。。
気を付けましょう・・・!!
食事制限の危険性
基礎代謝は一般平均でいうと、
男性・・・約1500キロカロリー
女性・・・約1200キロカロリー
と言われています。
ただし、これには個人差があり、体重や筋肉量によって上下します。
自分の基礎代謝を計るには、こちらの
「基礎代謝基準値」×体重で知ることができます。
(図:日本人の食事摂取量基準(2020年版)-厚生労働省)
この基礎代謝量は、最低限、生命維持に必要なエネルギー量です。
つまり、このエネルギー量を下回ってると生命維持が困難に・・・!
すぐに死んでしまうことはないですが、
足りないエネルギーは筋肉を分解したり、内臓に負担をかけながら
絞りだすようなことになります。。
結果、新陳代謝も落ちてしまいますので、
細胞の入れ替わりが遅くなってしまい、
疲労感が取れなかったり、肌荒れがひどくなってしまったり、
免疫機能の低下などにつながってしまいます。。
エネルギーも生み出す効率が下がりますので
元気も出ません、、
どうすれば??
では、どうすればいいか?といいますと
まず、基礎代謝分のエネルギーはきちんととること!
たとえばダイエットなどで過度な食事制限をすると
体調を崩しやすいですし、
新陳代謝が落ちるということは
エネルギーを生み出せず脂肪がつきやすくなるので、
結果的に痩せにくい身体になってしまいます!
基礎代謝のキープと、新陳代謝を上げるためには
”筋肉量”がカギとなってきます!
昨今筋トレブームが来ているように感じますが、
まさしく筋トレこそが最適解といえるでしょう!
今はジムにも行けない日々ですが、
宅トレで鍛えて”代謝”をあげて(基礎代謝のキープと新陳代謝アップ)
いきましょう!
ややこしい話でしたが、
最後までお読みいただきありがとうございました!!(^-^)
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