加藤りょう公式ノート

こんにちは! 真鶴町議会議員の加藤りょうです。 議員としての活動報告や、30代で議員を…

加藤りょう公式ノート

こんにちは! 真鶴町議会議員の加藤りょうです。 議員としての活動報告や、30代で議員をやる中で思ったことなどを書いています。

最近の記事

議会だより制作はつらいよ

先の定例会は6/15で閉会となりました。 が、しかし個人的にはこの閉会直後が一番作業的にしんどかったりします。 何かというと、議会だよりの編集作業です。 (直近の血と汗の結晶をここに載せておきます) https://www.town.manazuru.kanagawa.jp/material/files/group/38/gikaidayori83.pdf 議会だよりってどんな作業をするの? 議会だよりの作業スケジュールは中々にハードです。 まずゴールとして今は定例会開催

    • 自治体と人手不足

      14日の金曜日に閉会した6月定例会の補正予算の質疑の際、 人手不足、業務の担い手不足について町と議論を行いました。 具体的に、補正予算内で質疑を行なったのはICT教育の支援員です。 補正予算では教育費の中の「ICT教育推進委託料」という名目です。 ただ、その他にも目に見えて人手が不足している部分は他にもあります。 ICT支援とは 教育費の中の「ICT支援」とは何か、よくわからない人も多いかと思います。 私はそれなりにITに詳しいのですが、そんな私でも「どこをどこまでやるの

      • 6月定例会一般質問〜サウンディングという対話②〜

        2日続けて投稿しようと思ったら中2日空いてしまいました、すいません。 前回に続きサウンディングの一般質問についてです。 前回は主になぜ小さな自治体にサウンディングが向いているかを中心に書きましたが、今回は行う上での課題と感じていることを主に書きました。 よかったら前回のnoteまだご覧になっていない方はぜひそちらからご覧ください。 私が考えるサウンディング成功の鍵は職員の力量さて、そんな大事に考えるサウンディングで私は職員の力量こそ、 最大にして最低限の成功の鍵だと考えてい

        • 6月定例会一般質問〜サウンディングという対話①〜

          一般質問、三題行ったうちの最後の一つ、サウンディングについてです。 実際の質問の様子は下記のリンクからご覧いただけます。 https://www.youtube.com/live/QMPIaT-486o?si=3FzX2WCySAbxybmj&t=2833 残り二題もnoteに書いています。 ぜひ併せてご覧ください。 質問:「サウンディングについて」小林町長就任を機に真鶴町では「サウンディング調査」ということばを頻繁に聞くようになりました。 最初、私はこれを聞いた時に「

        議会だより制作はつらいよ

          6月定例会一般質問〜投票率の話〜

          昨日に続いて6月定例会で行った一般質問について描きます。 実際の質問の様子は下記のリンクからご覧いただけます。 今日は年代別投票率の公表についてです。 質疑の相手は町選挙管理委員会となります。 質問以外にも、もうちょっと大枠で投票率のことについても書きたいと思います。 質問:「年代別投票率の公表、啓発活動について」真鶴町では選挙が行われるたびに投票率を公開しています。 投票率と言えば全国的に「低い」ことが問題視されるイメージがあります。 ただ、真鶴町においては2020年か

          6月定例会一般質問〜投票率の話〜

          6月定例会一般質問〜子どもの福祉〜

          6月定例会では3題の一般質問を行いました。 1題1記事のペースで書いて行けたらなと思います。 実際の質問の様子は下記のリンクからご覧いただけます。 https://www.youtube.com/live/QMPIaT-486o?si=3FzX2WCySAbxybmj&t=2833 質問:「子どもの福祉の担当部署はどこか」昔から、同じ年齢の子供を対象にしているものの保育園なら国は厚生労働省、町は福祉課。 幼稚園なら国は文科省、町は教育委員会と管轄の違いによる連携に際する壁や

          6月定例会一般質問〜子どもの福祉〜

          議員研修会@東京 市議会、町村議会の格差

          先日東京に、地方議員研究会主催の議員研修会に行ってきました! 自分が思っていた以上に議員が打てる手は多いという発見がありました。 もうちょっと早く受けとけば良かったなと後悔半分、 まだ人気が一年半残っている段階で受けれてギリセーフじゃないという安堵が半分です。 今日得た学びについてはまた別の機会にしつつ、「議会規模による議員の能力開発における格差」について書きます。 ちなみに今回私が受講したのは「議会改革の視点と展望」と「人口減少に勝ち抜く戦略」についてです。 本当は同じ

          議員研修会@東京 市議会、町村議会の格差

          6月定例会での一般質問について・後編

          公表されていなかった第5次総合計画の実施計画書について、 一般質問後に公開の運びとなりました。 ページ下部の「年次点検について」からご覧いただけます。 私が一般質問で参照したのは「令和5年度実施計画」の方です。 https://www.town.manazuru.kanagawa.jp/material/files/group/28/r5keikakusyo.pdf ここからは内容や複雑な書式の解説もしていきますので、 実施計画と併せてみていただけるとわかりやすいかもです。

          6月定例会での一般質問について・後編

          6月定例会での一般質問について・前編

          ここでは6月定例会で行った一般質問について書こうと思います。 私は6月の一般質問の最後に 「これを町民に見せたら大変なことになりますよ」と町側に指摘しました。 しかし、時間が足りず「どう大変なのか」がいまいち説明不足でした。 なので、ここでそんな解説と、そもそもテーマとして扱った 「総合計画」や「実施計画書」自体についても、 自分の解釈ですが説明していきます。 今回のテーマ、正式な表題は 「真鶴町第5次総合計画実施計画書について」です。 計画という言葉がダブってることにす

          6月定例会での一般質問について・前編

          議員生活一年を終えて(一般質問編・下)

          令和5年3月議会 〜移住に関する補助金〜さて、議員生活一年のなかで直近の一般質問になります。 本来はこの議会において「学校づくり、避難所のあり方」についても聞いているのですが、再質問(壇上を降りた後の議席でのやりとり)は補助金についてのみでしたので、そちらについて書いていきます。 発端は2023年4月からの補助増額のニュース 移住支援金制度が2023年度から増額になると、年末にニュースが出ました。 移住支援の際に世帯、18歳未満の子どもがいる場合に最大130万円だった支援

          議員生活一年を終えて(一般質問編・下)

          議員生活一年を終えて(一般質問編・中)

          前回の続きです。 今回は、令和4年度に4回行なった内の、3回目の一般質問についてです。 令和4年6月議会 〜町とデジタル〜12月の定例会では、デジタル関連のことについての質問を行いました。 総合的に、町のデジタルに関しての総点検的な意味合いで行いました。 デジタルやシステムは人手不足を解消する魔法のツールのように謳われることがままあります。 しかし、今までよりも労力は減っても別の手順が増える、仕事のやり方が変わっていくことも同時に起こります。 妥当性を導く難しさ これは

          議員生活一年を終えて(一般質問編・中)

          議員生活一年を終えて(一般質問編・上)

          こんにちは! 私も議員生活がやっと一年になりました。 落選後、繰り上がりの話が出た時は半年間、いつ始まるかもわからない、 なったらなったで、目指す不信任が可決すれば解散となる可能性、つまりいつ終わるかもわからない中で、駆け抜けた一年でした。 正直、色々ありすぎて三年くらい過ごした気分です。 せっかくだからこの機会に一年の総決算的なものを書ければと思いました。 ひとまず、一般質問をベースにその後どうなったか、どう考えたかなどを書ければと思います。 令和4年6月議会 〜アッ

          議員生活一年を終えて(一般質問編・上)

          【9月定例会 一般質問について】

          こんばんは。 表題通り、先の定例会での一般質問について書いていきます。 その後の職員アンケートなど、今回の質問について見方が少し変わるような材料もいくつかあり、公開自体を悩んだのですがあくまで当時、というか定例会の中と区切ってみていただけると幸いです。 質問に至る経緯きっかけ 私の今回の一般質問表題は 「真鶴町役場職員の人員管理について」です。 そもそも、松本町長再選時に退職者が出たという話は報道でも見ていました。 その後も退職が続きます。 私も半年遅れで議員になり

          【9月定例会 一般質問について】

          簡単な「削除しました」に対する呆れ

          こんばんは、久しぶりの投稿となります。 選挙や議員活動もデジタル化が進み文書の管理なども紙などではなく電子ファイル、クラウド保管になることが多くなっています。 その中で、問題ある文書のやりとりをしていた人たちが謝罪と同時に「もうすでに削除した」とおっしゃる事があります。 私は、少なからずデジタルの領域で仕事をしていた人間として 本当にちゃんと削除できてるのか、簡単に安全を担保したみたいに言わないでほしいと腹立ち混じりで思っています。 はっきりいってリテラシーが低いなとも思

          簡単な「削除しました」に対する呆れ

          真鶴町学校教育あり方検討会、傍聴席より

          本日、町民センターで行われた学校教育あり方検討会を傍聴しました。 施設一体化について 大きなトピックスとして一つ、幼・小・中の一貫教育強化及び施設の一体化がありました。 つまり、校舎を同じ敷地内に一体化することです。 委員の中からはそれに関するメリット、デメリットについて意見が交わされました。 様々な意見を聞いた上で私はメリットの方が大きい気がしています。 幼稚園、小学校、中学校校舎が全て長寿命化に適さないとする中、給食室の増改築をするのであれば併せて一気に新しい施設に

          真鶴町学校教育あり方検討会、傍聴席より

          辞職勧告に賛成した理由について

          真鶴町議会、令和4年度第4回定例会において青木健議員、岩本克美議員、松本一彦町長に対し辞職勧告決議が提出され、私はその三つに対し全て賛成の意思を示しました。 一部ではパフォーマンスである、意味がないことであるとのお声も上がっておりますが、何故それに賛成をしたのか、個人的な感情論は抜きにして詳細をお伝えしたいと思います。 ただし、議会の総意などではなく、あくまで加藤一人の見解と賛成の理由であることはご承知ください。 基本的に「それはそれ、これはこれ」のスタンスで、個人情報の問

          辞職勧告に賛成した理由について