見出し画像

"クリエイティブラーニング" / 富士山の麓からスタート!日本の地域社会の"未来を繋げる・創る"、新しい実践学習のかたち

こんにちは!池田@未来志向Laboです。

合同会社未来志向Laboが行う、目指していきたいキャリア教育支援について、メンバーで意見を交わすうち、最近「これだ!」と思うキーワードに出会えました。

それは、【 クリエイティブラーニング 】です。

今回は、私たちが目指す地域人材/大人のキャリア教育となる、新しい実践学習のかたち、【クリエイティブラーニング】について、お話したいと思います。

(1)目指すものとは?

教育/学びについては、過去さまざまな手法や課題が議論されていますよね。

今年、未来志向Laboを立ち上げ、私達もこれまで活動拠点である静岡県・富士地域を中心に、様々な実験的な取組みを行ってきました。

大人向けに、新しい働き方の気づきになるような発信や、ワーケーションイベントを実施しました。

子ども向けには、地産地消食材を使った食育イベントなどを実施してきました。

そういったコンテンツを通じ、働き方・学び方・生き方のヒントになるような、"100年続くコト創り"を目指して活動をスタートさせました。

そこで気付いたのは、遊びや体験など、自ら積極的に関わったコトのなかで得られる"学び"は、体験者の人生において、ひと味違う経験になっているのではないか、ということ。

『 オリジナル”富士のほうじ茶”パフェを作ろう選手権 』

この"ひと味"というのがまさに、未来志向Laboが提供したかった、充実した人生への気づきとなるキッカケだと感じました。

その想いが、この言葉【クリエイティブラーニング(創造+学習)】に込められています。

日本の地域社会では、以下のような課題があります

子ども:
英語教育はあれど、実践の場がない
本質的な学びの場が少ない

大人:
リスキリングが叫ばれる中、そもそもリモートワーク可能な企業も少なく、デジタル教育の意味が見いだせない

また、都心で生活していると、地域社会課題をニュースで見ることはあるが、関りを持つことは中々ない。また、地域副業に関わりたいと思っても中々機会に出会えないといったような現状もあります

静岡と東京を行き来する自分だからこそ、取り組める何かが、ここにあると思います。

先人達の学び

学びの形の1つに、[アクティブラーニング]があります。これについてはさまざまな言葉で表現されていますが、簡単に言えば、教える側の一方的な講義だけではなく、教えられる側が能動的に考え、学ぶ教育法のこと。

アクティブ・ラーニングとは
https://find-activelearning.com/pub/active-learning

過去を遡ってみると、以下のような言葉があります。

梁塵秘抄の一節(遊びをせんとや 生まれむ)

古来、遊びとは神仏とのコミュニケーションでした。一方、時代とともにヒト固有のライフスタイルに変容し、今の学習スタイルが学びの定義になっています。

また、東海大学の創始者 松前重義氏が手本としたのはフォルケホイスコーレでしたが、これは全人格的教育であり、昨今注目されているアクティブラーニングであり、キャリア教育であったことを踏まえると、私たちの構想は社会が待望していた教育の本義とも言えます。


今回目指す【クリエイティブラーニング】は、そのアクティブラーニングの進化型。

子ども・大人・性別・肩書き問わず、「やりたい!」とその場に集まったメンバー同士で、遊びながら・体験をしながら、ともに考え、学び、繋がり、実際の社会で機能する成果をクリエイト(創造)する。

その活動が繋がっていき、未来においては、そこから新しい産業や、仕事の形態を創造する。

【クリエイティブラーニング】では、そんな実践の場づくりを目指しています。

下記の3つの軸を大切に取り組んでいきます。

「創造」「共創」
課題解決に留まらずその先の未来をみんなで創造する

「繋がり繋げる」「共育」
大人から子どもへ、子どもから大人へ 繋がり、そして未来に繋げていくなかで共に学び、共に育つ

「共生」
全国のあらゆる地域の課題に対して向き合うのではなく、富士地域の課題と向き合い、富士地域で学び、富士地域に関わり、地域内外から共に生きていく

近しい学びの形に、[ラーケーション]もあると思います。

ラーケーションとは、休日に自己研鑽のために時間を割くことを意味します。ビジネス的には余暇を取得し学ぶことであり、そのために職場を離れ旅行をすることで見聞を広め見識を高め、そこでの体験がビジネスに活かされることになります。なお、ビジネスの業務として扱われるワーケーションとは区別されます。

「ラーケーション」とは?【知っておきたい教育用語】https://kyoiku.sho.jp/247858/

今後の大人向けイベントは、ラーケーションイベントとして、地域課題に向き合いながら過ごす時間にしてもらおうと思います。

地域課題の座談トーク配信

(2)【クリエイティブラーニング】でやりたいことは?


では実際にどんな実践の場づくり(プログラム)を行っていくか。
多様な価値観を形成するキャリア教育、そして富士地域でのフィールドワークという視点から、下記のようなプログラムを検討しています。

<プログラム例>


主に子ども/若者向け
・英語でのみ対話をする実践の場
・地産地消食材による食育
・学校では学べないお金の学び
・プログラミング教室
・ビジネスコンテスト

主に大人向け
・リスキリングのスタートになる学びの場
・地産地消食材活用のコトづくり
・地域の魅力EC運営
・商品開発の実践の場
・インバウンド向けサービス開発

ポイントは、実際に起きている課題や問題を取り上げること

解決すべき課題、それは、富士地域で起きているリアルな事象であるということです。

いい学校に行くための机上の勉強ではなく、これからの社会で生きるため・暮らすために必要なスキルを、体験を通じて知って学ぶ。仕事場で活かすためのスキルや知識を得るだけではなく、リアルな課題に体当たりしていく。そうすることで、当事者意識や地域愛が生まれやすく、世の中を自分ごととして捉える力が身に付くと考えています。

何故、取り組むのか?

社会性ある事業のプロデュース/マネジメントを”ワークシェア”し、地域活性化とやりがいの提供を目指した地域サードプレイス事業「ふじくらす」を進めています。

人生100年時代。若者や子どもたちには未来につなげるため。親世代には余生を楽しんでもらうため。そして私たち自身の「生きがい」のため。

今できる、働きやすい・過ごしやすい・心地よい地域づくりに取り組んでいきます。

これにより、越境人材活用オンライン支援サービスのような、働き方の出口づくりも進めています。

これらはすべて、地域に新しい産業/雇用を作る為

目指す未来は、地域に新しい産業を作り、そこでみんなが笑えること。

課題が山積みの日本地域社会。製造業で成り立っている、静岡や富士はその縮図とも言えます。

この街、この地域から、今0→1のビジネスを作ることは難しいと思います。
ただ、そこで諦めていては、何も変わりません。

少しずつ、共感をいただける仲間と共に、この閉鎖的な雰囲気を変えていく、学びの場を提供していきたいと思います。

(3)【クリエイティブラーニング】を実現するための持続可能な形

継続的な取り組みを行うのに、事務局運営の経費が目下の課題です。

まずは、クラウドファンディング等で支援を求めながら、持続可能な形を目指していきたいと思います。

ふじ自主夜間教室

実験的な取り組みとして、ふじ自主夜間教室や、お金の学びの場を9月と10月に実施をしました!

9月
日本語を学びたいウクライナとフィリピンの方を英語を学びたい中3と高1の子どもたちをマッチング

大人は未来を語り合う


10月
書道家をお呼びし、半紙に自分の字を書いてからの英語で自己紹介のスタート

お金の学び

お店屋さんごっこを通じて、お金に対する考え方を勉強する機会を提供。


このような取り組みを、色々と派生・継続すること。
ご興味のある方は、是非ご参加ください!

ひとまず、今回は以上です。
今までと変わらず、100年続くコト創りに向かって、このクリエイティブラーニングを広めていけたらと思います~


池田@未来志向Labo 活動支援メンバーシップ

メンバーシップでは、新しい働き方の形を支援します

ワンコイン500円の活動支援メンバーシップを始めることにしました。日本の地域社会に、課題を抱える皆様とのサークル活動を通じて、イキイキと輝く人材創りに貢献していきたいと考えています。

収益は、食育イベントなどの活動費に利用。メンバーを優先的に、未来志向Laboから委託発注をさせていただきます。

ぜひご登録よろしくお願いします。