2021年新作テレビドラマ放浪記

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「日本沈没〜希望のひと〜(第8話)」政治ドラマとして見せたかったのだろうが、それでも不満が多いよね。

次週が最終回。その前に日本が沈みだしてもいいような気もするが、何も起きない。CGも使って、災害シーンを見せたのは一回きり。私は、徐々に災害が襲ってきて、庶民の生活がどんどんアンバランスになるところが見たかったのだが、そういうものを描く気は最初からなかったようだ。そう、もっと勝手な欲望の中で人間が勝手に動き、野蛮になる感じが見たかったりする。ありえないエロいシーンも見たい。死に際の欲望は必ずバイオレンスになるはずだ。そう、お店の閉店みたいな看板が映し出されるが、そんなもの、書い

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「二月の勝者〜絶対合格の教室〜(第8話)」こういう問題を出す学校に行きたい、という受験生の美学

先週の金子貴俊の家の暴力事件の続きから。結果的には母と息子で家を出て行くことになり、経済的に開成受験は無理という話に流れる。しかし、開成には特待生制度があるということで、チャレンジ再開になる話。今の学校には多くの奨学金制度や特待生制度があるが、それがあまり公になっていないことが多いのではないか?そして、開成のそれは、受験前の秋に面接があるという。これは、とてもいいことだ。受かれば、お金を気にしないで学校に行けると考えればがんばりようもあるだろう。こういうシステムは、教育のあり

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「最愛(第8話)」ボールペンから、犯人は5人に絞られたのか?

結局、このドラマ、何が壊れ、何が結ばれるのか?というところにあるのか?個人的には、強引な捜査一課長の津田健次郎が気になったりもするが…。彼のことを螢雪次朗が語る台詞が重要な気がしただけだが…。こういう強引さが、人間社会には邪魔なことが多い気がする。 今回は、及川光博が会社の不正を知っていて、さまざまに人を動かしていたことがわかってきた。でも、酒向芳に500万円を渡そうとしたのは、そこと繋がっているとも思えない。会社の不正事件と、酒向が殺されたこととを結ぶ何かがあるのだろう。

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「SUPER RICH(第8話)」なんか、グダグダになってきましたけど、どう締めるのでしょうか?

来週から最終章だという。つまり4部構成。起承転結という書き方をしたと脚本家が言っている感じなのですが、そういう切れ目はよくわからない。そして、皆の思いが、江口が結婚したということでグダグダになり、どうもドラマ全体が締まらなくなった。そんな中で赤楚が刺されたりするの、いるのか?と思ったりするわけで、何が描きたいのが本当にカオスに陥ってる感じ。 ネットのコラムで、江口のりこに普通の恋愛ドラマやらせても面白くないだろうということが書いてあったが、その通りだと思う。このドラマに期待

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「恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜(第8話)」求められるものは、自由に振る舞えるようにしてもらえる愛?

ラスト、ホームを歩いてる細田佳央太が映し出されて、「まさか」とは思ったがそういう展開だったようだ。そう、白杖の人は黄色いタイルが歩く頼りであり、ホームの仕切りのように貼ってあるタイルはそのためのものだが、普通に彼らが歩いているのを見ても、結構危険な感じがする。普通の人でも押されて危うい時があるもので、そういう意味では、都会の駅にはホームドアが必要だということなのでしょうね。とにかく、ドラマとして死という流れにはしないでほしい。だって、恋が実りそうなところじゃないですか?このド

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「ラジエーションハウスII~放射線科の診断レポート~(第9話)」仕事の適正と、恵まれれない環境と…。

医療ドラマなのだが、今回は労働環境の問題というか、自己承認欲を満たされない男たちの物語。日本社会の中で、この回のように働くことに悩んでいる方は思いの外多いだろう。一生懸命努力しても報われない人、自分の得意分野に気づいていない人。でも、そういう人たちは、結構いないと困る人だったりするんですよ。そういうことが、よく見える社会にしないといけないということなのでしょう。 そう、今回は八嶋智人演じる田中福男の物語。いろんな業種で倒産やリストラにあってきた、八嶋の過去が語られる。しかし

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「日本沈没〜希望のひと〜(第7話)」これ、オチは日本は沈まなかったっていうことでもいいのかもしれないよね。

日本は沈没するという話を騒ぐ中から、政府の内部で、誰かがそれをないものにしようとしているということがわかり、またまた石橋蓮司が「日本は沈まない」と言い出す。その確証がアメリカのジェンキンス博士からのものだと知り、小栗旬は裏取りを杏にたくす。しかし、この二人にエロチックな感じが全く見えないのは、こういう話の中では失敗である。 大体、日本が沈没するのに、人間の本能を見せているのは田所教授だけで、それも食欲に走るというのは、昨今の文化なのでしょうか?明日にも、日本がなくなるという

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「二月の勝者〜絶対合格の教室〜(第7話)」子供の放課後の行き場としての塾という空間

地下の秘密塾の全貌が明らかに。放課後に行き場のない子供たちのため、お金がなくて塾に行けない子たちのための、無料塾だったのですね。この塾の存続のために、柳楽優弥はルトワックを辞めたということ。だが、それをそのルトワックの加藤シゲアキに見せて、どうしようというのでしょうか?彼も講師として自分の方になびかせるということ?まあ、柳楽自身の塾に対する思い入れがあるのでしょうね。それが最後に見えてくる? そして、今回の主役はRクラスで、勉強に集中できない子の話。なかなか芸達者な子役だ。

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「最愛(第7話)」15年前のことを追ううちに現在に殺されるという悲劇。田中みな実の女優としての行く末?

今回は、田中みな実のモノローグから始まり、彼女の死で終わる。彼女は、15年前の悲劇から逃れられないままに、時代に引き摺られ、吉高由里子を追い続けることで、知らなくては良いことを知って、殺されたというストーリー。及川光博がやった不正が、彼女を死に追いやったわけだが、これがドラマ全体の本質を描くためのフックな気はするが、それだけでもない気がする。だが、後3回くらいで収束するこのドラマの最後の展開へのブリッジ回であることは確かなようだ。 そう、今回は田中が何を追っていたのかは明確

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「SUPER RICH(第7話)」ドラマのパロディを入れるのはテレなのか?まあ、結構、面白くなってきた感じはする。そして三章ものだったのね。

なんか、流れで結婚の話になっていき、赤楚のお母さんである美保純に白無垢を着せられ、そこで裏切り者が出たという電話。そのまま飛び出して、「ロンバケ」のパロディをやるという展開。これいるのか?とは思うが、ここのところを最初に仕込むのは面白い。ドラマをそのまま見ざるを得なくするには良い方法だ。 そして、裏切り者捜査が終わった後で、白無垢の意味を聞くという流れになり、赤楚との結婚がバレる。彼女を愛していた中村ゆりや町田啓太は落ち込み、会社を出ていく展開らしい。ここまでまとまってきた

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