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#リスク管理コンサル
今だからこそ語れる債権回収の笑えない話(ロシアサンクトペテルブルク編)
みなさん、お元気ですか? 今年も4月半ばに差し掛かりました。
春本番の季節になってきましたね。
さて、今回は、「与信管理」をテーマに、過去の自分自身の実体験をご紹介させて頂きます。
今後も、このような過去の実例に基づいたお話を教訓事例として、披露させて頂きますので、宜しくお付き合い下さい。
前職の大手総合商社在籍時代に、数多くの債権回収に纏わる「オモシロ話」というか、失敗体験談を持っているわけ
同じ系列に2度引っ掛かった教訓事例
さて、今回も、「与信管理」をテーマにして、過去の教訓事例のご紹介をさせて頂きます。
この事案は、入社してまだ間も無い頃の国内での出来事になります。入社して少しキャリアを積み、貸倒案件にも実際に遭遇して、徐々に場数を踏み始めていた頃であったと記憶しています。
今回の事例の「与信先」は、元々私が入社する前から取引が行われていた、都内の比較的業歴の長い、ある呉服・ニット製品・寝具等を取り扱う総合衣料
過去の100%全額出資での買収案件を振り返って思うこと
皆さん、お元気ですか?
今回、久々に「与信管理」「リスク管理」の話題について述べさせて頂きます。テーマは「100%全額出資での買収案件を振り返って思うこと」になります。
過去に、私が総合商社でのリスクマネジメント業務の中で、通常の売買売取引に絡む多くの与信案件以外に、いくつかの企業買収案件にも携わり、その買収後のグループ会社での与信管理にも携わってきた経験があります。
国内外を問わず見られるダ
過去にマーケットリスク(市場リスク)の恐ろしさを肌身で痛感する!
さて、今回のテーマは、リスク管理コンサルの立場から、私自身がかつて米国で実体験した話に基づき、与信管理という範疇を超えたところにある「マーケットリスク(市場リスク)」というものについて、少しだけお話をさせて頂きたいと思います。
「リスクマネジメント」と一言で言いましても、極めて広い範囲に亘る言葉であり、正直、私が所属した総合商社業界の中でも、対象範囲が広すぎて絞り切れていなかったように思います。
ある朝突然やって来た米国Chapter11の悪夢
・皆さん、今年のお盆はいかがお過ごしですか? 猛暑に加え、豪雨や地震なども重なり、自然現象の怖さを実感しております。ただ今年は久々の行動制限のない夏休みとなりました。
・さて、今回のテーマは「与信管理」の中で、筆者が米国駐在時代に味わった出来事について、ご紹介します。
・筆者が、過去2010年4月から2018年6月までおよそ8年強の間、米国ニューヨークに駐在していた時に遭遇した与信管理上の忘れ
ロンドン駐在時代のエピソード<「ギリシア」という国に対して抱く幻想と債権回収交渉の現実(その1)>
皆さん、今日は久々にリスク管理コンサルに関する投稿をさせて頂きます。
今回から続けて3回物シリーズで、欧州の夏のリゾート地のイメージが強い「ギリシア」を取り上げさせて頂きます。
私がかつて英国のロンドンに駐在していた時代に出会した、ある債権回収に関するエピソードを皆さまに披露させて頂きます。宜しくお願いします。
さて今から遡ること、1999年4月から2003年3月までの4年間に亘り、私は人生
ロンドン駐在時代のエピソード【「ギリシャ」という国に対して抱く幻想と債権回収交渉の現実(その2)】
前回の表題その1の投稿から、少し間が空いてしまいました。
与信管理の教訓事例として、過去の実体験をご紹介する投稿になります。舞台は欧州のギリシャです。
さて、ギリシャの中小企業に対して、掛け売りができる国かどうかと今問われれば、明確にNOです。
因みに、「掛け売り」とは、販売先にユーザンス期間を供与して、後払い決済で先に商品を渡すことを意味します。
特に、長期間のユーザンスを供与する与信は
ロンドン駐在時代のエピソード【「ギリシャ」という国に対して抱く幻想と債権回収交渉の現実(その3)】
前回の表題その2の投稿から、少し間が空いてしまいました。
与信管理の教訓事例として、過去の実体験をご紹介する投稿になります。舞台は欧州のギリシアです。
今回は、教訓事例として、在庫管理に係る「寄託与信」に纏わる実例紹介を行います。
さて、そもそも「寄託」って何ですか?という質問が飛んできそうですね?その通りです。一般的にはあまり聞き慣れない言葉です。簡単に一言で言えば、「寄託」とは、第三者に