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最近の記事

「順張りスイングトレードの極意」の感想

★4 三井E&Sを昨年から持ちながら、最近になり仕手株化。 「長期で持つ」バイアスから天井で売れなかった。そして需給がぶっ壊れた今、余程の好材料がない限り、さらに上がることは難しいと思った。 この鉄火場において、途中から三井E&Sを持ち、煽りながら売り抜ける凄腕を多く見た。 自分にはトレードスキルが足りない。そう思い、この本を手に取った。 この本の感想は、トレードとは人間の本能と逆らうこと。 自分の今回のトレードは正に真反対のことをしていたと感じた。 以下メモ ---

    • 「わが投資術 市場は誰に微笑むか」の感想

      ★5 タワー投資顧問のファンドマネージャーだった清原達郎氏の投資哲学を綴った本。ガチの人が書いた本ということで初心者ながら吸収しまくりたいと思った。 以下メモ。 ------------------------------------------------------------ 第一章 「市場は、あなたの意見が少数意見である限りあなたの味方である。」この意見は非常に面白い。大衆と迎合しない投資を行うことでリスクを減らすことができる。つまり、間違っていても損失を抑えるこ

      • 「相場サイクルの見分け方」の感想

        ★4 金融相場、業績相場、逆金融相場、逆業績相場... 株をやったことがある人なら何となく聞いたことがある相場サイクルを示すこの言葉。 この本は書かれた年代こそ古いが、相場サイクルの見分け方をタイトル通り教えてくれる。 このセクターが買われやすいというググれば分かる情報だけでなく、なぜその理由で買われるのかや、業績や株価推移がどうなっているかまで話してくれているのが良い。 相場をやる上で損しない情報ばかりだと思う。 今は逆金融相場の後半なのかな...。 ----

        • 『めちゃくちゃ売れてる株の雑誌 ザイが作った「株」入門 改訂第3版』の感想

          ★3.5 株始める人はとりあえずこの本読めば良いんじゃないだろうかと思うほど、必要な内容がやさしくまとまっている。 加えて読んでいて飽きさせないような雑誌っぽい仕掛けがちりばめられていて、一時間あれば読破できると思う。 (何回も読むのが大事そう) おすすめの本です。

        「順張りスイングトレードの極意」の感想

        • 「わが投資術 市場は誰に微笑むか」の感想

        • 「相場サイクルの見分け方」の感想

        • 『めちゃくちゃ売れてる株の雑誌 ザイが作った「株」入門 改訂第3版』の感想

          「ゾーン "勝つ"相場心理学入門」の感想 不確定な世界に挑む心とは

          ★3 相場で勝つために必要な心理は何か。この本はその疑問に答えてくれる良書だと思う。 まず悪いところから。 読みにくい。訳が分かりにくいし、信念とエネルギーとかスピリチュアルな単語が出てきて 頭に入ってこないところがあった。(9章あたり) あと「信念」よりも「認識」で訳した方が適切な気がする。 次に良いところ。 本書は、リスクを受け入れたうえで 自分に責任を用ち、一貫した考えの下でトレードを行うことを推奨している。 その理由には、この世界にある重要な確率的性質がある。

          「ゾーン "勝つ"相場心理学入門」の感想 不確定な世界に挑む心とは

          「いちばんやさしいブロックチェーンの教本」の感想 全然優しくはない

          ★3.5 前提知識がないと理解するのは難しい。最低でもITパスポートレベルの知識は欲しいところ...。 (ハッシュ化、公開鍵暗号方式など) それはともかく、ブロックチェーンの仕組みが既存の暗号技術の発想を変えて生まれたものであることがわかった。 RSAやSHA-256などのアルゴリズムを分散管理の概念に応用するのは、ただただすごい。 サトシ・ナカモト最強。 Kindle Unlimitedでブロックチェーン関係の本を探したが、マトモなのはこの本くらい。 他は取引所の単

          「いちばんやさしいブロックチェーンの教本」の感想 全然優しくはない

          「たった7日で株チャートの達人になる」の感想

          ★2.5 いつか買った積読本。 テクニカルについて詳しくなかったので、学べたのは良かった。 ただやや短絡的な物言いが多かったので、信じ込みすぎないのが重要かも。 以下メモ ローソク足 安値圏での長い下ヒゲは上昇サイン 高値圏での長い上ヒゲは下落サイン 安値圏での大陽線は上昇サイン 高値圏での大陰線は下落サイン グランピルの法則 米国のチャート分析家ジョゼフ・E・グランビル氏が考案した、移動平均線と株価の乖離(かいり)の仕方や方向性を見ることで、株価の先行きを判断する株

          「たった7日で株チャートの達人になる」の感想

          「失敗の科学」の感想 間違えを次に活かすのは激ムズ

          ★4 失敗から学ぶことの難しさ、その大切さを謳った本。 間違いなく名著で多くの人が読むべきだと思う。 似たような主張をする類著としては”マインドセット「やればできる! 」の研究”があるが、こちらも素晴らしい本。 印象に残ったのは「反証性がないタスクは暗闇の中でゴルフをしているようなものだ」のセリフ。 科学は反証性があったから、つまり失敗を認める環境にあったからこそ発達した。 しかし、アドラー心理学、占星術、宗教などはフィードバックを受け取れる環境そのものにないため、自らを改

          「失敗の科学」の感想 間違えを次に活かすのは激ムズ

          「3億円投資家VTuberはっしゃん式 1億円稼ぐ! 決算書見るだけ投資術」の感想

          ★3.5 なんかタイトルだけ見るとダメそうだと思ったけど、普通に良書でした。 (「億りびとが伝える投資法!」みたいなやつって再現性がなかったり、内容が薄い事がありがちですよね。。井村さんの本は速攻で売った。) どんな指標を見て買うべきか、そしてどんな銘柄を避けるべきかを、定量的情報や根拠も合わせてちゃんと書いてくれてる。 初心者が吸収するのにちょうど良い情報量かつ内容で、僕にはとてもあってた本でした。 「オニールの成長株発掘法」とかは内容が深すぎて、数か月前の自分には吸

          「3億円投資家VTuberはっしゃん式 1億円稼ぐ! 決算書見るだけ投資術」の感想

          「決算書は必ず裏を読め!」の感想

          ★3 Kindle unlimitedで拝読。 決算書の堅苦しくも重要な内容が漫画で分かりやすく描かれていてよかった。 ライブドアや東芝、オリンパスのような粉飾決算をする企業は世の中に意外と多い。 決算書の内容を信じて読み、そこから優良な投資先を探す個人投資家にとってはたまったもんじゃない。 この本では、決算書をいくつかのポイントに注目して分析することで、企業の裏側を読み取ることができると主張したものだ。 内容は本格的で初心者だけじゃなく中級者にもお勧めできるかもしれない。

          「決算書は必ず裏を読め!」の感想

          「勝つ投資、負けない投資」の感想

          ★3.5 投資本を最近あまり読んでなかったけど、これは普通に良い本でした。 大投資家かつモダリスロックアップ違反で有名な片山昇氏のパートが少なめなのが少し残念でした。 ↓ こちらが片山昇氏の動画。投資家としての賢さと勝負師の二要素が揃ってないと100億は届かないんだな…としみじみ感じた。 ちょっと機関投資家の方の自己主張が強めで、自分の意見と食い違う点がいくつかあった印象。 例えば「テクニカル分析に期待値はない」みたいな話。これって実際継続的に勝ててる人も居るんだか

          「勝つ投資、負けない投資」の感想

          【生成AI革命】今は10年に1度の技術革新期

          生成AI技術による技術革新が止まらない。 2022年の後半から2023年の現在は、10年に1度の技術革新期として歴史に刻まれると僕は思う。 2022年11月、OPEN AI社は高精度のチャットボットCHAT GPTを公開した。 OPEN AIはかのイーロンマスクなど、シリコンバレーのオールスターズがつくった人工知能研究所だ。 そのチャットボットが昨年大躍進した。 https://chat.openai.com/ CHAT-GPTはこんなふざけた質問にも答えてくれる素晴

          【生成AI革命】今は10年に1度の技術革新期

          「現代思想入門」の感想 脱構築と哲学の有用性と

          千葉雅也さんの「現代思想入門」を読んだ。 かなり面白くて友人にも薦められる一冊だと思った。 本のテーマは脱構築。 現代思想を代表するデリダ・ドゥルーズ・フーコーに共通するのは「二項対立」の脱構築だった。 彼らは、物事を良し悪しで決める二項対立的ものの見方ではなく、それを俯瞰したかのような脱構築的視点を打ち出す。 デリダは「概念の脱構築」を考えた。具体的には、二項対立において、あえてマイナス側の視点に立ち味方するなどして、別の論理を考える手法などが該当する。 ドゥルーズ

          「現代思想入門」の感想 脱構築と哲学の有用性と

          メタバースブームの終焉

          Microsoftがメタバースチームを全解雇したらしい。 メタバースブームの崩壊がいよいよ現実味を帯びてきた。 15年以上前にもセカンドライフが出てきたことによる、同じようなブームはあったみたい。 最近こういう煽りブームが多いと思う。 5G、NFT、仮想通貨...。 その度にビジネス系インフルエンサーが「グズグズしてると世界の流れにおいていかれるぜ!」的な論調を展開する。 それをみたリテラシーの低い人は騙される。 何回も見てきた世の中の流れだ。 特に今回は本質的に革新的な

          メタバースブームの終焉