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「たった7日で株チャートの達人になる」の感想

★2.5
いつか買った積読本。
テクニカルについて詳しくなかったので、学べたのは良かった。

ただやや短絡的な物言いが多かったので、信じ込みすぎないのが重要かも。

以下メモ


ローソク足
安値圏での長い下ヒゲは上昇サイン
高値圏での長い上ヒゲは下落サイン
安値圏での大陽線は上昇サイン
高値圏での大陰線は下落サイン

グランピルの法則
米国のチャート分析家ジョゼフ・E・グランビル氏が考案した、移動平均線と株価の乖離(かいり)の仕方や方向性を見ることで、株価の先行きを判断する株式投資理論。

出来高
どれだけ活発に取引されたかを見る、相場のエネルギー
出来高の急増や大きな値動きは開始・終了のサインになる

買いパターン
①もみ合い上放れ
②上昇トレンドの押し目
③急騰→反落→高値更新
④急騰→高値維持
⑤取っ手付きカップ型
⑥騙し下げ→高値更新
⑦Wボトム
⑧逆三尊ボトム(3回安値を確認するパターン)
⑨セリングクライマックス(下落加速+出来高急増)

売りタイミング
①目標に達したら売る(節目、N・E字計算法、ファンダメンタルズ)
②チャートの形が崩れたら売る(株価が移動平均を下回ったら、売りのパターンになったら)

売りパターン
・長い上ヒゲ+大陰線が高値圏で出る
・Wトップ+移動平均線割れ
・三尊天井
・高値もみ合い


N字計算法…前回の上昇時の値幅を直近の安値に加えて目標を計算する方法
E字計算法…前回の上昇時の値幅を前回の高値に加えて計算する方法

テクニカル指標
①RCI
 一定期間をとって、日付と株価の位置の相関関係から株の「買われすぎ・
売られすぎ」を見るもの。その期間の全ての日が上昇していれば100%、下落していれば-100%になる。
→RCI(27日)とRCI(9日)が同時にマイナス80以下のゾーンに達したら買い、強いトレンド以外で軽く売買するときに向いている
②ストキャスティクス
 %Kと%Dの2つの線で構成。%Kは、「終値の位置が一定の日数の価格レンジ(値動きした範囲)の中でどの位置にあるか」を判断する指標。%Dはそれらを滑らかな動きにしたもの。
→%Dがスロー%Dを安値圏で上抜けたら買い
③RSI
 ストキャスティクス、RCIと並ぶ逆張り指標の代表格。計算式は、直近N日間の上げ幅合計÷(直近N日間の上げ幅合計+下げ幅合計)×100(%)
→30%以下で買い、もみ合いの相場で威力を発揮
④一目均衡表
 転換線、基準線、先行スパン1、先行スパン2、遅行スパンの5本の補助線で構成。
→雲を突破したら買い
⑤ポリンジャーバンド
 統計学の標準偏差を使い、株価がその葉に出値動きする確率を示したチャート。移動平均、移動平均±σ、移動平均±2σの合計5本の線で構成。±2σの線から出る確率は5%しかない。(当たり前)
→狭まったところから上振れたら買い。強いトレンドの発生を示唆
⑥MACD
 移動平均を改良しトレンドをとらえやすくした指標。短期の移動平均線(例:12日間)と長期の移動平均線(例:26日間)の差を計算し、その差をさらに平滑化した線(シグナル線)と比較する。
→MACDがシグナルをゴールデンクロスしたら、上昇転換と判断して買い


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