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「順張りスイングトレードの極意」の感想

★4

三井E&Sを昨年から持ちながら、最近になり仕手株化。
「長期で持つ」バイアスから天井で売れなかった。そして需給がぶっ壊れた今、余程の好材料がない限り、さらに上がることは難しいと思った。

この鉄火場において、途中から三井E&Sを持ち、煽りながら売り抜ける凄腕を多く見た。
自分にはトレードスキルが足りない。そう思い、この本を手に取った。

この本の感想は、トレードとは人間の本能と逆らうこと。
自分の今回のトレードは正に真反対のことをしていたと感じた。

以下メモ
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トレーダーに最も大切なことは生き残ること
資金管理とリスク管理は必須

リスク管理の例としてはトレード環境の整備

恐れを知らないがゆえに上げ相場で一番儲かるのは初心者である一方、下げ相場で一番損をするのもまた初心者

ある銘柄に関してツイートすると明らかに株価を動かしてしまうようにる

どのような手法も真似をするものが増えれば通用しにくくなる

簡単な時に、簡単な銘柄で、簡単に稼ぐ
最も簡単なのは、明確だが緩やかなトレンドが出来ているとき
基本的には、ボラティリティが高くなればなるほど難しさが増していく
→全体相場であればVIXを参考

スキャルピングのように非常に細かい値動きを取ろうとするのであれば、一日の中で発生する小さなトレンドに沿った手法の方が難易度は圧倒的に低い

ことスイングトレードに関しては、トレンドに沿った手法の方が難易度は圧倒的に低い

 「割安株」「優良株」のワナに気をつける
→信用買い残に注意

古典的戦略論が最も強調していることは無謀な戦いは徹底的に避けよ
①明らかな下げ相場なのに買いにこたまわり、買いのみで勝とうとすること
②明らかに苦手な動きをする銘柄をあえてトレード来て勝とうとすること
③レバレッジを掛けてイチかバチ家の勝負に出た上で勝とうとすること
→銘柄固定売買

小さな額、つまり50万程度から売買を始める

急成長するトレーダーがもつ5つの共通点
①熱量
→熱量だけでなく自分で考える
②失敗から学べる 
→トレードを記録して検証する
③人間力
→仲間のトレーダーから情報を教えてもらえるような人柄
→どんなに上級になったとしても他のトレーダーとの交流は非常に大切
④心理読みが上手い
→優秀な自営業者、営業マン、恋愛巧者こそトレーダーとしての適性が高い
→他の人たちがどう思うか
⑤資金管理能力が高い
トレンドが逆行したら、ポジションは小さくする
ボラティリティが大きいときほど、ポジションは小さくする

トレード日誌をつけること
→何をするべきでないかさえ分かれば、少なくとも非常に負けにくくなってくる

安定感のある資産の増やし方をしているかどうかは、トレーダーの評価基準としては極めて有力なもの

ボラティリティブレイクアウトを活用する
ATRを活用、期間や倍率は秘密

①企業業績の大きな変化
②ブームの発生と終息
③特に目立った理由もなく株価が先行するケース

上がり始めたら買え。下がり始めたなら売れ。
ボラティリティブレイクアウトが起こったら「頭の切り替え」をする

初心者と上級者は「雰囲気」でトレードをし、中級者は「理性」でトレードをする

ピラミッディング
→上がってたら買い増し、下がったら縮小
→大勢順張り、小勢逆張り

地合の変化に応じて「頭の切り替え」が出来ているか
→良い、悪い、難しい

株価を劇的に動かす最大の要因は変化率、インパクト

トレードの利益の源泉
・トレンドフォロー
・オーバーシュート
・先回り

損小利大こそがトレードで生き残るための最低限
買値によるアンカリング効果が最大の敵

株価ボードの点滅を眺めつつ、トレーダーの心理の逆を読み、恐怖の中で買い、熱狂の中で売り、ココロを殺して損切りを決行し、パーティー会場の宴からは、一人背を向ける勇気を持ち続ける

予想が当たることが重要ではない
その当てにならない予想が当たった時にどうするか?の事後のアクションこそ肝要

分からないからこその分割売買
最も重要なのは頭の切り替え

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