47都道府県を詠む(8)
今日から、2週目に突入である。昨日は、茨城県。東京から茨城県へは、東京駅の八重洲南口から高速バスでも行くことができる。
さて、これは、実際に私が経験したことだが、東京駅からは茨城県の大洗フェリーターミナル直通のバスも出ている。
もちろん、電車旅も楽しめる。東京から水戸まで特急ひたちに乗って行き、偕楽園で観光したあとに、水戸から大洗駅まで鹿島臨海鉄道に乗って行くこともできる。
大洗駅からフェリーターミナルまで歩くのがしんどいときは、タクシーも停まっている。
さあ、今日は、大洗から商船三井フェリー「新さんふらわあ」に乗って船旅である。
行き先は、もうお分かりだろう。
【短歌】
エゾシカと 鶴の声聞き 雪原を
たどれば見える 函館の海
《解説》
この地の魅力ってなんだろう?、広すぎてどれを選べばいいか難しい、と考えて、31音で詠んでみた。
やっぱり、大自然は詠むべきなので、この地にしかいないエゾシカ、釧路のタンチョウ、そして、広大な大地の表現を「雪原」とした。
そして、海の幸も外せない。函館の夜景も外せない。だから、雪原を西へ西へとたどり、高台から遠くを見ると、函館まで見渡せるよと詠んだ。
渾身の作である。
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