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【セミナーレポ】坂東眞理子✕小島慶子@昭和女子大学

坂東眞理子総長とエッセスト小島慶子さんの
生対談に伺いました

ハイブリッド開催でオンラインとリアルの選択が
出来ましたが迷わず現地参加


関係者席の次列にて耳ダンボ


実は当日、本業経由ともう一つの聴きたいセミナーつまり3つが重なってしまいましたが…


一番興味深いコチラを選択しました

現代ビジネス研究所 シンポジウム

「女性の覚悟・男性の覚悟」


登壇者:
 坂東 眞理子 昭和女子大学総長

 ゲスト; 小島 慶子氏 エッセイスト・タレント
     昭和女子大学現代ビジネス研究所特別研究員

 


会場は初訪問の女子大でした
三茶(三軒茶屋)から徒歩10分くらい
アクセス良いですね〜

アチコチに美しいお花
花好きは目を奪われました

さて、セミナーのポイントを絞って
要点のみ記録しまーす✒


✨豪華過ぎる✨


お二人様のパンチの効いた
タイトルのご著書たち
だいたい既読



セッション終了後は交流会

坂東眞理子総長による
乾杯🍻音頭
とっても贅沢で〜す
気さくに会話してくださり
“子持ち様”のワードについて
質問させて頂きました


おいしく
うつくしく


お二人のトークや対談より印象に残ったコトの記録


生き方のロールモデルや価値観
親世代から強い影響を受けるもの
前世代の当たり前がソウイウものかな?と錯覚し易い
(女性がズット働き続ける=可哀想との感覚ナド)

賢い✕健康優良児の目指す働きたい女性の道は
当時(坂東さん)公務員研究者先生のみだった


公務員を目指し総理府に就職
当初はメモ取りが主な業務
要点を掴むことが得意になった)

26歳で結婚28歳位に長女出産
高倍率の38倍で保育園に預けるも18時まで


40年前の感覚では…

女性が働き続ける=子どもを犠牲にして好きなことをしている自分勝手な人


娘が頑張っている姿に触発され
実母が富山から子育てを手伝いに来てくれた


婦人白書(政府の刊行物)に携わり
その後、主婦の友社から出版依頼が届く
思いの丈を綴れた満足感を得られたが…
血の通った溢れ出る思いを出せたし
一夜にして世界が変わるかと思った処女作
が、しかし…何も変わらなかった


日本は制度面では先進的
ただ…風土態度が今一歩、、
性別役割分担意識は消えず
あと2-30年掛かるのでは?と…
でも確かにそうかも、、、)


優秀な友人で外交官婦人転勤族の妻
になった方は、仕事の継続が困難となり
ほぼ全ての賢母は子どもを女医に育て導いていた(高位の手に職)


現状のままでは、結局、男性も女性も辛い…
もう止めない!?


ナゼ止められないのか?!
解; “自信がないから”ヤメラレナイ❢
成績がいい
ことと能力があることは違う



進学校男子→少数友達、他ライバル、常に競争


中高年男性の生きづらさ自殺率の高さ


データは一面の真理でしかないことに注意して見る必要性あり


福祉、保育→女性の仕事が多い、給与水準低
科学技術、情報産業は賃金高だが→女性少
男女平等と信じて疑わなかったテレビ業界でも賃金差があったことを後になって知りショックだった


どういうものが幸せか?は良くも悪くも
身近なロールモデルから影響を受けやすい


互いに理解を深めつつ


想像力を身に付ける


人生の免疫力を高める


ピンチをチャンスに変えられるか


実は全てが地続き


あーもこーも生きられるヨ


やりたいことが思い通りに行かなくとも
自分の人生はオシマイではない


今を大事にしていく


我が身に起こったことをどう読むか?


役人時代、役に立たないことばかりと感じることもあったが、引き出しが増えていた
→現職の大学で1番役立てられたこと多々あり


世の中では、いつ何に役立つか分からない


新しく建設的に変えていく


女性が持つべき覚悟とは?


色々障害はあるが挑戦する覚悟が必要


坂東眞理子さんからのエール〜

自分が自分の人生のオーナーであることに自覚的積み重ねていく


50代では、過去の積み重ねから何をやってきたか、想像していなかったことも起こるのでお楽しみに


小島慶子さんからのエール〜

今を楽しむ
不完全
弱い自分の感情に向き合う
ジェンダーギャップに対しても語る言葉持ち続け
言語化し男女間で可視化する
体育界系・理想の役割から開放される(どっちも辛い)
マッチョでなければとの思い込みを捨て面白く
大っぴらに語って言語化
することで共感が得られる
男性は語る機会すらなかったのかも知れない


社会で生きていると様々なことを感じ取る
我が子の言葉にも偉人の言葉と同じ価値がある
聴くに値することである


〈質疑応答〉

Q1; 母親として大きな決断をしなければならない時


ラジオで討論(専門家やリスナーと)番組

→子どもがいて幸せそうな人を見たことがない

自分が前例になろうと思った

先に出産して働き続けている同期に相談(堀井美香さん)→大丈夫だよ!!以前とは違うタイプの仕事をもらえて楽しいよと教えてもらえ安心して出産に、臨めた=同期に恵まれた


地獄一生懸命ジタバタ藻掻いていると誰かが助けてくれる


Q2; 日本とオーストラリアで働き方の違いは?


ユートピアは無い
隙あらば海に行ってやろう精神(海好き、仕事前にサーフィン)
働くことと自然を楽しむことが近接
どの立場であっても定時で終わることが普通の環境

(エグゼクティブが先に出勤、秘書は9時頃来るが
双方定時退社)


Q3; 夫婦で育児分担がうまくいかない時には?


夫には諦めの境地となる手法もあり
セルフマネジメントが必要になる


〜その他❁アドバイス〜

半分のワインでも充分に楽しむ
(半分しかではなく、半分も)

逃げたい時は逃げていい
違う視点
が学べる
違う環境に身を置いてみる
(離れたい、止まりたいドチラもOK)
崖かと思ったら地面がまだあった
モヤモヤ、引っ掛かりを大切


刺さる言葉が溢れ、書きながら涙腺崩壊しそうな
学びの多いアフター5セミナーでした〜◎


要点だいぶ多かったですね、笑


因みに、お二人の生講演は…

坂東眞理子さんは
小島慶子さんは回目

変わらずとーーーってもステキでした


〜関連〜

#まったねー 💫


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