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Plastic Tree 結成30周年“樹念” Spring Tour2024「Plastic Tree」2024.05.31 神奈川・川崎CLUB CITTA’ いてきたよ


プラさんのちょっと久しぶりのライブに緊張しながら
何年ぶりか覚えてないくらいの川崎CLUB CITTA’に
行ってまいりました。

斜めすぎる



雨ザザ降りは回避したものの
会場前はぽつぽつしてました。
すこしひんやりした空気。

出たばかりのアルバム!
『PlasticTree』については
前の記事で感想をぷわーっと書きましたが
流石にそこまで聴き込める時間が足りずの中でありながら
既に魂に染み込んでいる、素晴らしい作品です。

こんな作品を作ってくれたことに感謝と
生きて聴くことができている喜びと
静かな驚きに満ちたふわふわとした心持ちで。

🐰


ドキドキふわふわのライブの記憶を
遺してまいります。
感情ジェッコ個人の感想ばかりの相変わらずろくなレポはありませんです。

アルバム『PlasticTree』の曲はほぼ、
多分全部曲順通りで、合間に過去の曲が挟み込まれているセットリストだったかな?


『ライムライト』からのはじまり。
やっぱり複雑な感情がもりもりに込められた楽曲だなぁと感じます。
どう受け止めたものかと迷ったっていいくらいに
痛烈なものだとも思う。けれど、
この重さは栄養になる類のものなので
好きになって良かったなと改めてしみじみ。
何故か不思議な優しさがあるのは
このバンドがPlasticTreeだからだと……
そんな幕開けから

『ざわめき』はもっとガンガン盛り上がっていい曲なのに〜からの『no rest for the wicked』では例のフレーズをしっかり叫べました!でも、もっともっと盛り上がってよいのに〜。これから変わっていくのかな。
めちゃくちゃ楽しかった。

そんな流れから『twice』『絶望の丘』『Sink』と懐かしい曲が挟まれて…いや懐かしいとか言いながら今でもしょっちゅう聴いてる曲ばかりなので全部歌えちゃう。
この頃の曲でもとくに大好きな3曲なので嬉しい流れからの『ゆうえん』もなんだか自然で
変わったり進化しつつもバンドとしてある根幹はそのままあるというまさに枯れない木。

そしてここで『ヘイト・レッド、ディップ・イット』が入ってきたのはちょっと意外?
ライトが点かないよ〜という楽しい場面もありつつ
こういう曲があるのもプラさんの面白いところ。
からの『シカバネーゼ』!!!
ちゃんと盛り上がれたけどもっともっと暴れたかったw
そういえばプラさんのライブのオールスタンディングってかなり久々だったのですが
押しが全然無さすぎて物足りなさは序盤から感じてしまってて…でも不完全燃焼にはならないように自分なりに思い切り楽しみました。

『梟』と、あとアンコールであった『リプレイ』
この辺の曲はプラさんの中でもヒット曲?というか知名度高め?の曲だと認識しておりまして(自分の周りだけだったかもしれないが)周年のライブでちゃんと演奏されることに感慨深さもありました。

一時期は自分の恋愛進捗具合と絡めて酷く共感しながらききまくっていたこともありまして。
片思いとか失恋だとか、ひとことで表せない微妙な状況と感情を重ねていたものでした。

『宵闇』はギターソロがハンパネーゼで
アキラさんガン見しながら酔いしれておりました。

『Invisible letter』で読まれていたいつかの正さんからの御手紙、あれは本物だったのかな仕込みだったのかな?
そんな前フリがありまして素敵でした。
読んだあとポイされてた気がしますがw
この日のセットリストの中では唯一和やかな雰囲気になれる楽曲だったかも

『痣花』はまたもアキラさんのギターソロが良すぎの本編でごさいましたからの『マイム』

マイムーッ!

この辺りでもうわたしのライフというか体力ゼロになっておりましたがぴょんぴょんするほかなく
ヘイト〜もそうですが、ちょっと他と毛色の違うライブでの定番曲をしっかり挟んでくるところ素晴らしいセットです。
『マイム』は音の緻密さが完成された楽曲なので
こういうのもっと欲しいと思っている次第でもあります。
大好き。

そしてまさかの『眠れる森』
ここで来ると思ってなくてさ〜
ネガポジは僅差でいちばん聴き込んでるアルバムでもあるのでもちろんこの楽曲への思い入れも強くて

ここからの流れでの

『メルヘン』

あまりに素晴らしく心臓止まったしここで逝ってもいいと思った。

MVも過去最高ではないだろうか。
ここ数日頭の中で勝手にずっと流れるのは
『メルヘン』なのです。
簡単に順位はつけられないもののあえてつけるなら
このアルバムというより近年でいちばん刺さりに刺さっている曲になっています。
もはやプラさんの最高傑作レベルといって過言でもない。

アルバム感想の記事でも書いたように
受け止め具合はまだまだだと思う。

前も書くか迷った話で
わたしの大好きなバンドのThe Smashing Pumpkins(ってか竜太朗さんも好きだよね)の曲に『Stand Inside Your Love』というのがありまして、これがとても美しい曲なのですが
それを彷彿とさせるところもあり…
それさえも超えてしまうよどうしよう。
それはシンプルに受け入れよう。

本編ラストは『夢落ち』で。
自分も途中で体力ゼロになりかけてましたが
竜太朗さんかなりギリギリで歌ってくれてる感があって
心がぎゅっとなりました。
それでも、ライブで聴いても長めアウトロが最後まであっという間の圧巻のパフォーマンスでした。

『夢落ち』『ライムライト』は
アルバムツアー終わったらあんまり演奏されないんじゃないか、いや定番になるのかな?
今という時、セルフタイトルのアルバムの曲として
相応しさがあまりに強くて
ただのいいアルバム作品だと言えない強さと歴史と幸せと情念を感じる。聴くほどに。


アンコール
当たり前のように酒入れて暴れたおかげで
とっくに体力カラカラのところにまさかの『Ghost』
まさかのです。
前の記事で書いたこともあながち間違いではないかしらんと思ったりもする余裕もなく体力限界突破で暴れるしかないよねー。
しかし、「リハしてない」と言ってたように
若干演奏が「こんなんだっけ?」感ありで
アキラさんもごめんなさいしててw
歌詞もわたしの方が間違えていなかった自信があるw
そんなことはどうでもいいレベルで楽しかった。

ダブルアンコは
リハしなくても完璧ぃ〜な『メランコリック』
ライブ以外では演奏しませんと竜太朗さんは言い張ってましたが多分もう本当に必要ないんだろうw
定番は何回だっていつだってずっと楽しい。
これからもずっと、なのです。

🐰

ちゃんと完全燃焼。
体力いやライフばゼロとなりました。

しかしお酒がたりない。
もっと暴れたい。
そんな欲を残しつつの
夢のような時間でした。

ループしてくれないか?
寿命減ってもいいから
何度だってそこにいたいライブでしたのよん。
あまりにすばらしかった。
初日でここまで完成されているアルバム楽曲
これからどこまで進化するのだろう。

わたくし遠くの遠征はしませんので
次は千葉まで楽しみに時を待ちます。
それを糧にならまだ生きられます。


刹那。虚無。
ライブってとても楽しくて生きる糧でありながら
始まる前のドキドキと終わって欲しくない時間と
繰り返して得るものと現実。それは全て現実で
そうして世界は構成されていて
その刹那と虚無の全てを体現してくれているバンド。
だからこそこうして好きでいられて
寄り添ってくれる音楽と感じられるのでしょう。


次まで寂しいな。
頑張ってツアーをやってくれることに
経緯を表しながら
わたしも頑張って向き合ってやるべきことをしながら
時を待ちます。
その勇気をもらえました。


ありがとうございました🐰



素晴らしいセットリストでございましたが
……
六月の雨はありませんでした。
まだ五月でしたからね。

明日からのツアーどこかでやるのかな〜?


大切にしまっておくグッズたち
しかしキーホルダーとピンバッチはオシャレなので
なんかで使いたい!


ありがとう
PlasticTree🌳🐰🌳

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