Ruiの自己破産時代〜自己破産完結編〜

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以前の記事が気になる方はこちら
〜アパレル販売員時代〜
<下っ端編>
https://note.com/ruipress/n/n26e487da5656
 
<副店長編>
https://note.com/ruipress/n/nb5926f0701d2

<店長編>
https://note.com/ruipress/n/n26afc9bfeafb

<SV編>
https://note.com/ruipress/n/n72d3be02ddaa

〜起業塾詐欺時代〜
<マルチ編>
https://note.com/ruipress/n/nf7e7d2ca5d8a

<起業塾ジャパドリ・L&C株式会社編>
https://note.com/ruipress/n/n53a888f7043b

<詐欺被害費用返金対応編>
https://note.com/ruipress/n/n2d5a04122053

〜自己破産時代〜
<アパレル販売員再び>
https://note.com/ruipress/n/na6e66e1fc999

<ラブホ清掃員・ドリンク補充ドライバーアシスタント編>
https://note.com/ruipress/n/n57e17b913d40
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この時から自己破産の申請は始まり、もはや余裕のなさすぎる生活が始まったのです。

今思えば本当の本当に縛られてましたね。

今までどれだけ自由だったのか思い知らされました。


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とりたてもきたし、催促状も届きました。
(催促状はトータル何十枚、1日3枚きてたので、写真なんて撮ってる余裕ないし怖くて即弁護士に原本送ってしまいました。)

今でも弁護士とのメールは全て残っていますが、(やりとりの件数半端じゃない)上の画像のようなやりとりを密にしていたのですが、免責不許可理由の疑いがあると判断されて破産管財人がついてしまったんですよね・・・

〜破産管財人〜


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まぁこんな書類が届いていよいよ破産管財人がついてしまったわけですが、この人がついてしまうと、完全に生活が極限まで制限されてしまうんですよ。

破産管財人は端的にいうと、債務者の味方でもなければ、債権者の味方でもないんです。

債務者の僕の立場から言うと、破産手続きをする上で、不正をしていないかを厳重の中の厳重の中の厳重に管理する役割なんですよね。

この記事はストーリーなので具体的な説明はしないんですけど、でも誰かに見て欲しいと思って書いてるので管財人がついたらどう言った制限がかかるのか簡単に説明します。


・管財費として20万支払う、本当はダメだが”特別”に月5万の分割もどうしても無理ならOKで払えない場合は自己破産免責不許可で罰金発生。

・管財人の忠実な奴隷とならねばならない。多重債務者と言う世の中で一番弱い立場なのでこれも断ったりした時点で罰金、免責不許可。

・全ての郵便物は管財人に届くように設定される。手紙、物、全て。特に物に関してはヤバイ。服、アクセ、など、嗜好品を買ってる場合はそれに払う金あんなら返せよ!!ってなる。これもバレた場合は免責不許可。

僕がキツイと感じたのは上の3つですが、こんな中でも最低限の金は稼ぎながらもwebマーケティングやWordPressの勉強、サイト構築は取り掛かれてました。

余談ですが、僕が自分でオレは強い!!!!!と何があっても大丈夫と言えるのは、こんな自由のない制限がかかっても、待ってるだけではなくて、やれることはやってきたからです。


①、こんなマンホールの下の下水道みたいな環境下でも、できることは何かを考える
②、破産した後本来自分がとりたい行動を想定する
③、②を踏まえて下準備をする
④、破産後、その道に向かって攻める


これ。

これ以上話すと脱線しますのでここらで。

この時の感情としては、

・とにかく誰とも話したくなかった
・話しても仕方ないし、話す暇もない
・集団でも無言で仕事ができるラブホの環境最高!
・本当辛い。早く20万払い終わりたい
・早く免責許可おりて欲しい


もうこれしかなかった。

ぶっちゃけこれが終わらなければ何もできなかったからですね。

仕事も変えられるんですが、破産の失敗は絶対に許されないですし、リアル人生終了なので、より成功確率を高めるために変えなかったです。

超絶マイナスな破産手続き真っ只中の中、労力がいる転職活動なんてできないです。

もしこれでいちいちイチャモンをつけてくるなら、「じゃああなたやれますかこれ?」って聞きます。

高確率で話かみ合わせなくしてくるので、「質問に答えてくれないんですか?」「それとも日本語わかりませんか?」と質問責めをしますがww

行き着くとこまで行けば、「やれないなら言うなよ。」で終わりです。

挙げ句の果てには弁護士からの圧力が半端じゃないですからね。

こんな感じに。


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これは本当にメンタル病みます。

初めて裁判沙汰になりましたし、まともに会ったことがない弁護士と密なやりとりするわけですから流石にメンタルやられます。

と言うか地獄です。マンホールの下水道です。便器の中にいます。電気椅子に座ってます。裸足で茨の上にたってます。闇世界の住人です。

ただでさえ詐欺にあったと言う傷が深くて早く免責おりて欲しいと言う思考しかない中でなので尚更。

そして下から2番目の画像の赤枠にある通り、”債権者集会”と言う最終確認、判決の場に、2019年2月7日に行くことになるのですが、この日を待ってる間は、このメンタルのまま、この条件下のまま過ごすことになります。

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〜債権者集会〜

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ついにやってきましたよ。丸の内線霞ヶ関駅付近にある東京地方裁判所での債権者集会。

ネタバレすると、意外にもあっけなくて拍子抜けしました。

30分くらい待たされたのに、応対は3分くらいww

時間効率だけ見るとなんで行く意味あったの?レベルです。

でも法律なんでこれバックれたらこれまでの時間と弁護士とのやりとり、作業、全てが無駄になるのでビビりながらも行きましたよ。

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この通り、特に発言することはなく、ただいるだけでしたが。

あ、そう言えば家変えるのが一番NGです。

これこそまさに詐欺になるからですね。

逃げられたら終わりだからですし、リアルに一生日本で金借りられなくなる可能性大です。

で、実際の債権者集会の雰囲気はと言うと、

・空気がクソマズイ(中学生の時に万引きして捕まって、取調室に入った時の空気とほぼ同じ)
・この日だけでも部屋の外のリスト見たら破産者は100人以上いて、どんな理由であれバカでアホな奴が自分の思った以上に多いと認識
・裁判官が女性の方だったのだが、かわいい♡

この時にはもうとっくに何がダメだったのかをめちゃクチャ考えて落ち込んで反省し終わっていたので、印象はこの3つくらいでした。

しかも弁護士からも「ほぼ確定ですよ。」と言われていましたし、債権者集会終了後も、「99%免責許可おります。」と言われていましたから。

〜免責決定〜

1週間後、弁護士から連絡が来ました・・・・・・・


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・・・・・・・だそうです。

ちなみに原本なるものはこちらです。

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リアルですね。

こんな書類、経営者でない限り、人生で1度見るか見ないかじゃないでしょうか?

芥川賞・・・と言ったら怒られるのでしょうし宝物と言うのも違いますが、一生ものであることは間違いないので、家にあるファイルにしまって大事に保管しました。

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最後に弁護士にメールを送って終わったのですが、聞いてない事柄もあって、最初に全部流れや後の説明まで言って欲しかったですよ。

しかしこのメールの通り、この弁護士や管財人がいなければいつまでもマイナスに引っ張られて、完済の目処も少しもたたずにリアルのリアルに死んでたはずなので感謝しています。

事はなんとかすみましたが、お互いベストなやりとりができておらず、過去は過去のままにして戻らないために、次なんかあった時はこの方に頼む事はありません。


これまで散々自己破産のことについて調べて来たわけですが、その中で免責許可おりたら「ホッとする」「これで安心できる」「嬉しい」「つきものが取れたような感じになる」と破産の先輩方は言っておられましたが、僕はそんな事はなかったです。

なぜなら、これだけではまだ発信できず、これから完全復活をする上ですぐに勉強しながら取り掛からねばならないことがあったからです・・・・・・・

<この時代で得られたこと>

・東京地方裁判所の空気がクソマズイ(中学生の時に万引きして捕まって、取調室に入った時の空気とほぼ同じ)

・この日だけでも部屋の外のリスト見たら破産者は100人以上いて、どんな理由であれバカでアホな奴が自分の思った以上に多いと認識

・裁判官が女性の方だったのだが、かわいい♡

・管財人に管財費として20万支払う、本当はダメだが”特別”に月5万の分割もどうしても無理ならOKで払えない場合は自己破産免責不許可で罰金発生

・管財人の忠実な奴隷とならねばならない。多重債務者と言う世の中で一番弱い立場なのでこれも断ったりした時点で罰金、免責不許可

・全ての郵便物は管財人に届くように設定される。手紙、物、全て。特に物に関してはヤバイ。服、アクセ、など、嗜好品を買ってる場合はそれに払う金あんなら返せよ!!ってなる。これもバレた場合は免責不許可

・マンホールの下の下水道にいるような感覚

・極限まで行動が制限されても次のステップに行くためにできる事は山ほどある

・破産管財人は端的にいうと、債務者の味方でもなければ、債権者の味方でもない

・免責許可後は「ホッとする」「これで安心できる」「嬉しい」「つきものが取れたような感じになる」と言う感情が生まれると言うが、そんな余韻に浸っている間もなかった

・弁護士と管財人は最強

・今後はただやりたいと言う気持ちも大事だが、合理的・ロジカルシンキングを強化していかなければならない

・法律とお金と借金について詳しくなった←これが1番デカイ

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~経歴~
☆アパレル販売員時代(Age20~24)☆

メンズブランドの店長から外資系ブランドのSVまで経験。数多くのお客様のファッションセンスを上げ、アルバイトやパートなど、様々なタイプの部下のマネジメントを担う。

アルマーニからヘッドハンティングを受けていたが断る。


☆詐欺時代(Age25~27)☆

与沢塾のような環境からWebプロモーション企業のコピーライターとしてLP作成や無料レポート作成、イベント開催などもこなってきたものの、利益はおろか塾費用178万円を回収できず、最終的に1000万円ほど膨らみ、再度アパレル販売員に戻るなど路頭に迷い続ける。

☆自己破産~底辺時代(Age27~28)☆

被害額を回収できず悩み抜いた上に自己破産を決意し、ラブホテル清掃員やチラシ配り、プラカード持ち、ドリンク補充ドライバーアシスタントなどの単純作業職を経験。

☆復活☆←今ココ

免責許可され借金がチャラに。同時進行していたファッションメディア【Fashionista×Web】を完成させ、アパレル販売員限定ライフクリエイティング、アパレル販売のサービスも追加で開始。


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