Ruiのアパレル販売員時代~社会人としてのベース編~

〜アパレル販売員への憧れ、そして憧れから自分のモノに〜

販売員になろうと思ったきっかけは20歳の時、服飾専門学校でアパレルショップイベントのスタッフをやったこと。
 
人と話すのが好きで学生時時代1人でいることが少なかったので、楽しかったんでしょうね。
 
しかもお金を直接受け取っているという感覚も嫌じゃなかったのでしょう。
 
最初はぼんやりとスタイリストがいい!と思っていたのが、「ショップ店員カッケー!!」ですからねww
 
そして当時はギャル男に憧れていたので、毎日買えもしないのに109-2(現MAGNET by 109)に入り浸り、メンズエッグとメンズナックルを読み漁って店員とくっちゃべるという日々。
 
少し時が経ち、その中でギャル男ブランドの店員と店長に憧れ、火がついて、買いまくっていたVICE FAIRYというブランドの店員になろうと志願するも、マネージャーに
 
 
「もうスタッフ数いっぱいいるのわかるでしょ?2人社員にしたし。」
 
 
と二回ほど言われ撃沈し、計り知れないショックを受けました・・・・・
 
そこでバイトもしたことない、なんの社会経験もないただのギャル男だった僕は、マルカワというジーンズメイトみたいなところからショップ店員ライフがスタートしたのです。
 
しかし、ショップ店員なのに接客をしないでひたすらレジとたたみと品出ししかしないことに不満を感じ、わずか半年で辞めることに。

〜夢のアパレル販売員から社会人としての基礎を築くまで〜

マルカワを辞めてから、やっぱりどこかのブランドで働きたい!と思い、数ヶ月ニートだったので、めちゃくちゃ焦って探しに探しまくって、もう入れりゃどこでもいい!!と探し、晴れてアパレル販売代行会社の今は亡き池袋マルイRUPERTというブランドの販売員に!
 
当時は販売代行会社の仕組みは一切理解できていなかったものの、とにかく嬉しかったですね!
 
ただ、残念ながら、嬉しい気持ちもつかの間、店長と副店長からスパルタ教育を受け、接客をする上で言葉遣い、態度、をひたすら注意され、ストック整理、店頭整理、品出し、検品、たたみ方、転換移動、レジ、在庫管理など、山積みのような業務を詰め込まされるという日々・・・
 
そして池袋マルイは客数が少なく、販売力が高い人しか売れないので、
ド新人である僕には少しも接客させてもらえず、「ふざけんなよ!」とか
「この2人いつかぶん殴ってやる!」とか思いながらも、我慢。
 
 
接客がしたくて入った僕には苦痛でしかたなく、ギャル男上がりだったで、「なんでこんな作業しなきゃいけねーんだよ」とふてくされながら淡々と業務をこなしていました。
 
まぁそりゃそうですよね・・・
 
”かしこまりました”すら言えず、
”わかりました””了解です。”
ですからねww
 
そこでまた「わかりましたじゃなくてかしこまりましたね!」と怒られるという。
 
店間移動も、もちろん他店に商品は送るわ、たたみは汚いわ、ストックは汚いわで2000円のTシャツすら売れないわ、売れてもお客様のエポスカード10回くらい返し忘れるわ、在庫あるのにないって言って逃すわ、罵声の嵐、踏んだり蹴られたりでマルイの社員には怒られるわで挙げ句の果てにはクビになりかけたんですよね・・・・・
 
しかし、ピンチはチャンス!
 
自分なりに考えた結果、まずは上の2人が売りやすいような環境を作ろうと思い、とにかく付帯業務の正確さとスピードを意識して改善。
 
 
 
・ストックは崩れないように仕切りの入れ方を工夫
・ストックするものはすぐにしまう
・ゴミはすぐに捨てに行く
・ショッパー、ショップカード、品袋はすぐに補充
・店間移動の時のPDA(商品スキャンする機械)を両手うちにする
・検品の時、商品を頭で覚えられるだけ覚えておいて、伝票に一気に丸をつける。
・上2人が接客中、会話の内容を聞いて、必要だろうと思う商品をとって渡す。
・棚卸しは基本一人でやる。
・混んだ時、上2人が売っても自分がすすんでレジを変わる。
・混んで売り場が汚くなった時、すすんで商品整理に回る。
・店の在庫の数と場所を完璧に把握する(もはや歩く在庫管理システム)
・品番と色番を見ただけで全ての商品と色がわかるようにする
 
 
 
etc……
 
 
 
結果、これまで1度も褒められるということがなかった僕ですが、日報のコメント欄にいいお言葉をもらえるようになり、


「歯を食いしばっていた甲斐があった」
「やめなくて良かった」と思えましたね!

 
その中で接客も徐々に慣れていき、セット売りもできるようになった頃・・・・・ 

〜若干21才、僅か半年で副店長へ〜

マネージャー「秋元、ちょっとMTGしよう。」
Rui「はい。」
 
マネ「最近どう?江口や原からきいてるけどいい感じじゃん。」
  「ただ売り上げがねぇ・・・」
Rui 「はい」
 
マネ「ただちょっと、人事異動を考えていて、秋元には来月からサブになってもらいたいと思う。」
Rui 「・・・え!?」
 
マネ「江口は有楽町の方に行く。で、そろそろ原を店長にさせるから。秋元も、やっぱり役職がつけば変わるし、二人の強化のためでもあるから。江口に甘えず、原をサポートしてやって。」
Rui 「・・・・・かしこまりました。」
 
 
・・・・・・・・・・・
 
 
ハッキリ言って、何が何だかわからなかったですね。
 
嬉しいというより、不安しかなかったです。
謎に期待されるというプレッシャー。
 
 
 
 
 
しかも、“半年しかたってないのになぜ!?”
     ^^^^^^^^^^^^^^^
 
 
 
 
ファッ!って。
 
 
ただ、役職がついたこと、初めて部下ができるということに嬉しさを感じていたのも事実。
 
もちろん、当時店長だった江口さん、サブだった原さんにもサブとして一番大事なことを言われました。
 
 
 
 
 
「店長がいないときは、お前が店長なんだ。
今まではオレらどっちがが常にいたから良かったけど、これから入ってくる下の子は何もできない。
 
つまり、今までのようなミスばっかしてたら助けてやれない。
 
下の子にも舐められて終わりだぞ。
 
店長がいないときは、付帯業務、接客、下の子の指示、全てを自分でやらなければいけない。
 
そして下の子のミスもお前の責任。
 
せめてミスはしてもいいけど、今までオレらがお前をかばってきたことを
今度は自分が下の子にやらなきゃいけないんだぞ!」と。
 
 
数日後、実際にサブになってみてわかりました。
 
 
 
上司って、ただ偉そうにしてるだけじゃなかったんだな・・・と。
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 
はい!アパレルへの思いはかなり強く濃い経験なので長くなってしまうため、一旦ここまで!
 
僕のド新人・下っ端時代でした。
 
この後、サブ(副店長)編→店長編→SV編と進みます!!
 
 
長々と語りに語りましたが、最後まで見ていただいてありがとうございます!

<この時代で得られたこと>

・挨拶、言葉遣い、態度
・上下関係
・仕事とは?
・接客の大変さ
・付帯業務はスピーディーかつ的確にこなすこと
・メモを取ること
・やりたいことは最初からやらせてもらえない
・店長になるのは甘くない
・世の中甘くない
・ド新人、新社会人は少しも何も言っちゃいけない
・まずは言われたことを全部やる。
・ギャル男(今で言うパリピ)はクズ
・遅刻NG
・ミスNG
・悪いこと、ミスをしたら「すみません」と謝ることが大事
・気配り
・笑顔
・プライベートな感情を仕事に持ってきてはいけない
(彼女に振られて声かけ全然しなかったりした)
ーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
 
 
 
P.S
 
当時店長やサブを務めていた二人に言われたこの言葉・・・・・
 
 
 
「店長がいないときは、お前が店長なんだ。
今まではオレらどっちがが常にいたから良かったけど、これから入ってくる下の子は何もできない。
 
つまり、今までのようなミスばっかしてたら助けてやれない。
 
下の子にも舐められて終わりだぞ。
 
店長がいないときは、付帯業務、接客、下の子の指示、全てを自分でやらなければいけない。
 
そして下の子のミスもお前の責任。
 
せめてミスはしてもいいけど、今までオレらがお前をかばってきたことを
今度は自分が下の子にやらなきゃいけないんだぞ!」
 
 
 
これはどんな人間にも言えるし、個人で起業やビジネスをやっている今、改めて思い起こすと、当時より突き刺さっています。

P.S 2
※上記の内容は2012年夏頃までの事柄です。


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