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感情を形にする作業 その② ~自戒と猛省と空と君との間~


先日、浅草で着物をレンタルし
友人と所謂「映え写真」を撮りに行きました。


我々は世間でいうアラサーの部類。
ただ、今が一番若い瞬間なのも事実。
レンタル屋さんは若い子(推定10~20代前半)で溢れかえってましたが
負けじと全力で楽しんでまいりました。

左が筆者 右がもうすぐ20年来の友人
カメラマンは映えスポットに待機していらっしゃった謎おじさま
(10種類以上のポーズを提案してくださった)


こんなこと、数か月前は考えなかったし、
そもそも行動する気力も行動力もなかったなあ。


と、友達が撮ってくれた私の全力笑顔の写真を見て
あのしんどかった日々が頭に蘇ってきたりなんかしちゃったり。
(まあもう屁でもねーけどな)




そんなわけで。

厄年アラサー女に待ち構えていた試練②


試練①は牡蠣に見事初当選したこと。
腹痛嘔吐を繰り返し、出し切り(汚いな)、なんとか峠を越えた。
その後しばらく牡蠣は食べられなかった。。。
※この詳細は下記リンクでご確認を。



その後は牡蠣に怯えながらも、ごく普通に生活をしていたが、
第②の試練が粛々と、しかし着実にやってきた。




2022年3月19日(土) 

新型コロナウイルス感染


その日は午前9時からMOS(MicrosoftOfficeSpecialist)の資格試験があった。ところが7時頃に起きた際、軽く頭痛がおきた。


なんか頭痛いな~、昨日一夜漬けで勉強してたからかな~?
いやだ知恵熱?うふふ。
いつも頭使ってないのがバレるじゃな~い?♡(照)


なんて軽い気持ちで、近くの試験会場へ。
試験後はその場で結果が分かり、余裕の合格判定をいただく。
鼻歌なんて歌っちゃって、ルンルンの足取りで一度帰宅し、
お昼から久々の友人2名とランチの約束があったので準備をする。
尚、頭痛は合格判定でアドレナリンがでていたのか、この時姿を消す。





12時頃友人たちと合流し、某都内のサイゼリヤへ。
(サイゼリヤ大好きなんです。その話も日本酒同様いずれ別で。)
ランチビール、ワインの順に頼みLadyトークを嗜んでいたところ、急激に頭痛が悪化。


あれ?これは朝の頭痛ちゃん?
もう帰ったのかと思ったらまだいらっしゃったの?
いやねえ、もう試験は終わったから頭も知恵を使う必要はないのよ。
ぶぶ漬けでも食べなはまりまs......痛ててててててててててててててなんだこれ!??!?!?!?!?!?!


ランチ続行は厳しくなり、友人たちに謝りつつも先に帰宅。
ふらんふらんでなんとか帰宅し、横たわるもどんどん具合が悪くなる。
特に大量のお酒を飲んだわけでもないのに、吐き気とめまいも追加される。
え、なぜ?急に?昨日までなにもなかったのに?



え、もしや・・・・・・・






大流行中の病名が頭をよぎる。
もしそうだったらやばい。
今日に限って友人2人に会ってるし、
あろうことか人生で初めての資格試験なんか受けに行っている。
今日は一番かかってちゃダメな日でしょ。
どうしようどうしようどうしよう。。。。


なんて思っていたところ、体温が急激に上昇。
立つことはおろか、心なしか呼吸もしづらい。
ヘロヘロ、フラフラ、ゼエハア、ウップ、クラクラ、ドクンドクン。
コレ、チョットヤバイゾ。




もうすがる思いで119番。
救急隊の皆様のお世話になりました。
玄関までは這っていけたが、自力で立って外に出ることができず
車いすと担架で運ばれる始末。


30分ほど救急車の中で搬送先の病院を探すべく待機。
時期的にコロナ患者が減少している時だったので、比較的早く病院がきまる。
(それでも8000名近くの新規感染者がいたが)


自分が運ばれる側で救急車に乗ったのはこれが人生初だった。




PCR検査を受け、点滴をうつ。
私は”軽症”の部類に入るらしく、病院に搬送されたところでの入院は不可能。少し落ち着いたところで処方箋をもらって、はいさようなら。


え、これで軽症なの・・・?と疑いつつも
朝の頭痛を軽視して外に出かけてしまった罪悪感があり、
薬局で薬を処方いただき、帰路につく。



余談。
家から病院までは距離があったので、帰宅時はタクシーを呼んでいただいた。
コロナの可能性があるのに、タクシーに乗ってもいいのか?と思っていたが、どうやらそれは病院によって判定が変わるらしい。


①コロナの疑いがある時点で、公共交通機関は一切使用禁止
②PCRの結果がでてないので、まだコロナ確定じゃないから使っていいよ


私はどうやら②の方針の病院に運ばれたようだ。
運転手さんには大変申し訳ない気持ちでいっぱいだが、家までかなり距離がある故それしか選択肢がない。
これはどこも共通の線引きなのだろうか?




余談終了。
帰宅して、そこからはネットスーパーに頼りながら、自宅療養に専念。
発症当日に会ってしまった友人たちに謝罪連絡をいれる。
「正直に教えてくれてありがとう、これから薬を買い込んで用心しておくね」というお言葉をいただくも、その後1人が感染。
本当にごめん。。。お互い後遺症残らず完治して良かった。。。


ちなみに発症後、愚かな元カレにも一応連絡を入れた。
基本優しい人ではあったので、翌日喉に効く薬や果物、経口補水液、のど飴等を、玄関前まで差し入れしてくれた。
それに関してはありがとうございました、とこの場で言ってみる。






PCR検査を受けて二日後、陽性判定の連絡が入る。
頭痛や吐き気、熱は薬ですぐに緩和されたが、
発症翌日から、喉にガラスが無数に突き刺さったような痛みをかかえる。
正直これが一番つらく、呼吸しても痛い、つばも飲めない、眠れないという三重苦を味わった。
これは隔離期間の2日前まで続いた。




感染対策はしていたが、どれだけ用心してもかかるのだなと痛感。
そしてあの日、頭痛を軽視して外出してしまったことが私の最大の反省点。

もう二度と味わいたくない感情なので、自戒として記録する。




さて、喉の痛みでのたうちまわりながらも
自宅療養期間が終わり、念のため検査キットで陰性を確認。
ただ多少怖いので、しばらく仕事は在宅にしていただき(基本は出社勤務)
もう大丈夫だろうというタイミングの、4月頭に通常生活へ戻る。
シャバの空気うめーーーーーーーーーーーー。




やっと外にでられる!
あたたかくなり桜も咲き、春が近づいてきた。
新年度だ、さあ頑張るぞ!と思っていた矢先



今度は心が折れる出来事が、発生した。








つづく。

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