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図書館で見つけた「教育」の本

今回は図書館で見つけた教育に関する本を紹介していく。 「天才」は学校で育たない一冊目は、汐見稔幸さんの【「天才」は学校で育たない】である。図書館の分類番号は370.4だ。 著者の汐見稔史さんは東京大学名誉教授、白梅学園大学名誉学長、白梅学園短期大学名誉学長である。 専門は教育学、教育人間学、保育学、育児学だ。 この本は天才を育てるメソッドではなく学校の現状について綴られている。 第一章から第五章まで分かれており、それぞれに具体例がついて分かりやすくまとめられている。

    • 正義のヒーロー

      今回はキタニタツヤさんの「次回予告」を紹介していきたいと思います。 この曲は「戦隊大失格」のオープニング主題歌として使われています。 この曲を聴くと今までの正義がひっくり返されたような気分になります。正義ってなんだろう、ヒーローってどういう気持ちで戦っていたのだろうと考えるきっかけになりました。 おすすめポイント 冴えない会社員は子どもたちの夢、正義のために日々戦っています。 「始業のベルで僕は舞台に立たされる 代わり映えのしない決まった時間、場所で」 戦うことに

      • きなこチョーク

        私は今年で勤続30年目のベテラン教師だ。大学生の時に、資格を持っていたほうが就職に有利だろうと思って取った教員免許。就職先に迷いやりたいこともなかったため、結局教師になった。最初はあまりやる気が起きずだらだらと仕事をしていたが、案外子ども好きだったらしくどんどん仕事が楽しくなってきた。子どもがどうしたら楽しく勉強ができるか研究した論文は、画期的なアイディアだとして表彰された経験もある。 そんな私にはある悩みがあった。それは児童がチョークから出た粉を吸い込んで喘息を起こしている

        • 映画紹介

          『オッペンハイマー』映画オッペンハイマーについて紹介しようと思います。 私がこの映画に出会ったきっかけは祖母に誘われたことです。「映画観に行くんだけど一緒に行かない?」と聞かれ、暇だったのでついて行くことにしました。観るまで内容は全く知らず、少し怖いかもとだけ言われ映画館へ行きました。 映画について 「オッペンハイマー」は、2023年より公開されているアメリカ合衆国の映画です。世界初の原子爆弾を開発した「原爆の父」として知られる理論物理学者ロバート・オッペンハイマーの生

        図書館で見つけた「教育」の本

          本紹介3

           今回は「ソロモンの偽証」を紹介します。 この作品は宮部みゆきさんによる長編推理小説です。新潮社から単行本で全三巻で刊行されており、「事件」「決意」「法廷」の三部構成になっています。 その中でも新潮文庫から出版されている文庫本版「ソロモンの偽証1―第一部事件―」、「ソロモンの偽証2ー第一部事件ー」について紹介したいと思います。 ソロモンの偽証1私はこの本を読んでみんながみんな自分の都合の良い方向に無理矢理でも曲げようとしているように感じました。生徒の自殺にかこつけて嫌い

          本紹介3

          城巡り

          2020年1月9日から12日まで四国に家族で旅行に行きました。 その際の思い出を書いていきたいと思います。 私たちの家族はほぼ全員が城好きです。旅行に行くごとにさまざまな城を見学してきました。今回の四国では松山城、宇和島城、今治城、高知城、丸亀城に行ってきました。いつもなら公共交通機関を使って移動しますが、今回はレンタカーを借りてサービスエリア観光も含めて行ってきました。 松山城一つ目松山城は愛知県松山市にある数少ない現存天守閣の一つです。松山城は松山市の中心部である標

          本の紹介

          過去に読んだ本で面白かった本を紹介します。 宮部みゆきさんの「火車」です。 この本は山本周五郎賞を受賞した作品であり、2011年にテレビドラマ化しています。 私はこの本と書店で出会いました。中学生の頃とにかくミステリー小説にはまっており2から3日に1冊のペースで読んでいました。そのペースで読んでいるとものすごくお金がかかるので、図書館で借りる方法もあるのですが目に入った小説の中で1番分厚そうな本を買うことにしました。背表紙だけを見てほかの本の2倍くらいありそうな

          本の紹介

          埋もれた排水溝

          今回のFeel度Walkより キリスト教の教会の近くの横断歩道の写真です。 奥の三本は普通に色が塗られているのに手前三本は色が斜めに切れており、さらにかなり雑に色が塗られています。コンクリートの修復作業でここだけ色がはげたのでしょうか?自然にここだけ色が落ちたのでしょうか? それにしても雑な気がします。 花屋の前の場所の写真です。 他の花はきれいに花瓶や鉢に入れられているにもかかわらず、じょうろ置き場だけ不思議な物を使っています。 近くで観察してみたのですが何でできてい

          埋もれた排水溝

          かぐや姫の帰った後 続き

          この記事の続きです。 おじいさんとおばあさんは悲しみに暮れていました。次の日二人のもとに一枚の手紙が届きました。なんだろうと思い、見てみると月からの手紙でした。そこには、「今までありがとうございました。少額ですが、これは月に住むものからのお礼です。」と書かれていました。一緒についてきた大きな箱を開けてみると大量の小判が入っていました。おじいさんおばあさん2人が一生働かなくても贅沢な暮らしをできるほどです。2人はとても喜びました。小判の使い道を考えているとおじいさんはあること

          かぐや姫の帰った後 続き

          切れた水道管

          今回のFeel度Walkより 自宅の近所の花壇には花が植えられていました。 上からの撮っている写真なので分かりずらいのですが、手前のピンク色の花は土が深く掘られていて下がほぼ埋まっています。街の景観を良くするために植えてあるのですが、埋まりすぎてあまりきれいに見えないです。 この写真は家の近くの空き地です。 他の土地と同じ素材なはずなのにここだけ砂漠化しています。やたら水はけがいいのか、ここだけ違う素材なのでしょうか? これは中古車販売店の前の車が置いてあるスペース

          切れた水道管

          本紹介

          私が今まで読んだ中で一番面白かった本を紹介します。 タイトルは「数学の女王」です。 作者は伏尾美紀さんで前作の「北緯43度のコードケース」が第67回江戸川乱歩賞を受賞しています。本作は、そのシリーズとなっています。 あらすじ 厚別区新札幌に新設された大学院で、爆破事件が起こり当時珍しかった博士号を持つ女性警察官沢村依理子が事件解決をしていく物語です。 私はこの本を書店で見つけたとき、まずタイトルに惹かれました。数学好きにはもってこいのタイトルだと思います。ミステリー小