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【はじめに】

皆さんには尊敬できる人は周りにいるでしょうか。
職場の上司や先輩、家族、友人等、各々の立場や状況により様々かと思います。

「尊敬できる人」の話を始める前によく比較される言葉に「憧れの人」があります。
とても大まかですが私の思う両者の違いは、

尊敬できる人とは自身が頑張れば手に届く距離にいる人であり見習いたくなるほど前向きなエネルギーを与えてくれる人
憧れの人とは手に届く距離にいない理想の人であり、特に前向きなエネルギーは湧いてこない人
だと思います。

さらに完結に言うと

尊敬できる人・・・自分もあの人のように成れるという認識ができる
  憧れの人・・・自分はあの人のように成れるという認識ができない


勿論明確な定義はなく、両方が混在する事もあると思います。個人的主観です。


話を戻しますが、
そもそも「尊敬」とは今の自分にはない魅力を持つ人に抱く興味、関心等の感情であり、
特定の状況や出来事に対して「凄い」とのみ感じる一時的な感情ではなく、「自分もあの人のように成る為に行動し見習おう」と持続的で前向きな感情を伴うものだと思います。

また、尊敬できる人と尊敬できない人(尊敬にまで及ばない人も含む)の境界線はその人自身の“背景”をどれほど知っているかにも値すると思います。

 例えば、特に努力もしない天才肌の上司と日々努力を積み重ねるコツコツ型の上司がいたとします。
両者ともに多大な実績をあげた場合、確かに天才肌の上司にも凄いなという感情は抱くかもしれませんが、日々努力をコツコツ積み重ねて実績をあげた上司の方に尊敬の念を抱く人が多いと思います。
その理由は日々努力を積み重ねてきた人だという背景を知っているからです。
そして前述したように「コツコツ努力を積み重ねることなら私にもできそう」と手に届く距離に感じるからとも言えます。
一概に全ての事柄に当てはめることはできませんが、尊敬出来る人には尊敬できる人なりの背景にこそ、一番惹きつけられる魅力があるのだと思います。

【尊敬できる人が側にいるという幸せ】 

 最初の質問の続きになりますが、尊敬できる人が身近にいる人はとても幸せなことだと思います。また、尊敬できる人を身近に感じながら時間を共有できることもとても贅沢なことだと思います。なぜなら尊敬できる人は当然のように周りにいるとは限らないからです。 いざ質問をされて答えることができなかった人も多いのではないでしょうか?

尊敬できる人がいない人でも尊敬までには値しないけれど、
憧れている人なら周りに沢山いることでしょう。

つまり、それだけ尊敬できる人の存在は貴重であるという事を忘れてはいけません。

 反対に尊敬できる人が側にいないのなら、視野を広く持ち積極的に様々な人と出会うことが大切です。多くの人と出会う事で尊敬のできる人と出会う確率を高めましょう。
また、あまりにも自分自身を低く見積もり、周りを憧れの人ばかりと解釈している可能性もあります。
自身の現状を把握し、未来の在りたい姿を明確にする事もとても大切だと言えます。


【おわりに】

 尊敬のできる人も多くの失敗や経験を経ての今があります。
皆、最初は尊敬される側ではなく、努力を積み重ね、成長をしてきたはずです。
だからこそ、そのような貴重な存在と出会えたのなら、
一日一日を無駄にせず、今という時間を大切にし、とにかく吸収をしましょう。

 そして、ゆくゆくは自分自身が尊敬される側へと成長し、
多くの人材へ貢献できる存在になれるよう、
少しずつ歩んでいきましょう。




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